AA FANTASY 「ランデヴー」編 ― 第十三夜― 「愛が動くとき」(その1)
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;;;・・・ナンダ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;オレハ?;;_ ____ _ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ / ;シンデ;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | ;;;;;ドウナッタ?;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\____/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;オレノソンザイハ?;;;
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ヾ〃^〃 ミ三三三
リ `Дル (Д●;) ウウ
/::つつ( )
):::( ヽ ヽ ヽ
|/::| (_(_)
(ノJ
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!ヾ〃^〃 ミ三三三
リ `Дル (Д●;)
/::つつ( ⊂二 ) スッ
):::( ヽ ヽ ヽ
|/::| (_(_)
(ノJ
ヾ〃^〃
リ;`Дル(ヤツに触られるのはヤバイ!)
ヾ〃^〃 ミ三三三
リ `Дル (Д●;)
/::つつ −=≡Ξ_━ ⊂)
):::( −=≡Ξ(_( ̄_ノ
|/::つ≡
(ノ ̄≡ ドッ
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〃ノ^ヾ ハァハァ
リ;`Дル
/:<+>ヽ 三三三ミ
∪::(∪ (∀●;)
|/::| ノ ノ)
(ノJ ┏ノ(_⊂ノ_)
〃ノ^ヾ ビューティフル・ドリーマー
リ;`Дル(『夢に駆ける少女』解除。
筋肉の限界を越えて動くのは、長くは持たない。)
∧ ∧
(;・∀) ママ!
三三三ミ
(∀●;) ずっと捨てていた我が子を救いに来たか。
どういう心変わりのつもりだ?
〃ノ^ヾ
リ;`Дル あんたが約束を破ったからでしょ・・・。
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〃ノ^ヾ
リ;`Дル
/:<+>ヽ 三三三ミ
∪::(∪ (∀●;)
|/::| ノ ノ)
(ノJ ┏ノ(_⊂ノ_)
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ _ ____ _
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___∧_∧ ! __ γ>-> ! \\ \##/ //
⊂__⊂(; `Д)つ ⊂__つ;`Д)つ |\\ ## //|
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! __ |\\|_|//|
(-_)つ_っっ |\\|_|//|
∧ ∧ ! |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
 ̄ ̄
γ>->
つ;`Д)つ リザンテラ?何故奴が博士と闘っている?
博士の部下じゃなかったのか?
(;-_) ガナーさんにはあれほど冷酷だったのに。
∧ ∧
つ;"゚Дつ ドクトリンの母親だと言っていた。
息子を守りにきたんだろっ!
∧ ∧
((@;゚Д) 博士を心酔していると語っていたが。
本当に味方してくれるとは。・・・いや味方なのか?
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_ ____ _ |/
| \######/ |  ̄
__ γ>-> \\ \##/ //
__つ;`Д)つ |\\ ## //|
|\\\///|
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|\\|_|//|
|\_|_|_/|
\_|_|_/
γ>->
つ;`Д)つ( それにラスアルのあの繭???
眠らせたと言っていたが、
いったい中はどうなっているんだ?
死んだわけじゃない!)
γ>-> ___
つ;`Д)つ<7days*> (メルマに関する『記憶』をヤツは失っている・・・。
 ̄ ̄ ̄ 今のヤツには殺人鬼であった時の『記憶』しかないはず。
クソッ どうすれば。)
三三三ミ
(∀●;) 私と闘うのはいいが、ドクトリンには「疑念」が
芽生えているのではないかな。
「どうして自分は今まで放って置かれたのか」とな。
”見せて”やれよ。お前の過去を。
〃ノ^ヾ
リ;`Дル ・・・。
∧ ∧
(;・∀) ママ?
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__ ______
/ | | ____ |
/ /| | ___ | |____\| _
/ / | | / _ | | ____/ __/ /_
/  ̄ ̄ | / / | | | | / ̄ヽ _ /_ _/ / ̄ヽ _ _ _
/ / ̄ ̄| | / / | | | | | @ | /√\ / /_ | @ | / | | | //
/ / | |/  ̄ ̄ | |_| \_/| // / / / \_/| / Д| | |//
 ̄ ̄  ̄/ / ̄ ̄| |  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ | /
/ / | | _/ /
 ̄ ̄  ̄ P A R T IV /_/
|\ _ _
|/ | ̄ |ヽ| |ヽ | ̄ / | / γヽ | | (_
|\ | ̄ | | |ノ | ̄ / |/ ヽノ ヽノ _)
 ̄  ̄  ̄
第十三夜
『愛が動くとき』
ステアリング・ラブ
"STIRING LOVE"
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;;;;;;;;;; /` { ;;;;;;;;;;;;┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
;; ,ヘ / / } .ー―ァ ;;;;U 学名:" Rhizanthella gardneri "
/ ヽ, { / )/ i ;;;;U
/ i ヽ(_... 、/ } ;;;;;U 地中生ラン
{ i / ヽ.Y /};;;;;;;U 葉緑素を持たず菌の助けを借りて生きている。
{ r{;',',','; -┴;/ / ;;;;;;;U オーストラリアで、農夫によって偶然掘り出された。
{ / ヽ.;;;)ー7 /,.イ ;;;;;;U 地中で花を咲かせるが、一生地中を出ることはない。
} i `ヽ-'__/\/. | ;;;;;;U 甲虫や白蟻などによって受粉する。
ヽ `ヽ,イ、` 、._/"/ l ;;;;;;;;U その生態は謎に包まれている。
;; \ /  ̄/ / ;;;;;;;;;;┼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
;;; `"~ヾ / / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;; / ( // ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;花言葉 ”隠れた愛 ”
;;;; /レ ^ヽー'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;; / / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 貴方のために私は貴方の元を去る。
;; | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 貴方のために私は隠れ、届かぬ花を咲かせるだろう。
;; | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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三三三ミ
(∀●;) そろそろ本当のことを教えてやったらどうだ?
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〃ノ^ヾ
リ;`Дル
/:<+>ヽ 三三三ミ
∪::(∪ (∀●;)
|/::| ノ ノ)
(ノJ ┏ノ(_⊂ノ_)
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ _ ____ _
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___∧_∧ __ γ>-> ! \\ \##/ //
⊂__⊂(; -Д)つ ⊂__つ;`Д)つ |\\ ## //|
┼―――― |\\\///|
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(-_)つ_っっ |\\|_|//|
∧ ∧ ! |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
 ̄ ̄
〃ノ^ヾ
リ;`−ル ドクトリン、貴方は知りたい?
∧ ∧
(;・∀) ?!
∧ ∧
(;・∀) パパとママの昔のことだったら何でも知りたいよ!
〃ノ^ヾ
リ;`−ル ・・・
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〃ノ^ヾ
リ;`Дル
(つ+⊂)
):::(
|/::|
(ノJ
〃ノ^ヾ
リ;`Дルミ
(つ+>つ(⌒@⌒@
):::( ( ( ;ω)
|/::| ^^^^^^^^
(ノJ
〃ノ^ヾ
リ;`Дル
(:<+>つ @ @
):::( |\/|
|/::| ( ( ;ω) ニョキ
(ノJ // \\
人人人人人人人人人人人
< メトロポリタンミュージアム て
<『ある家出少女の秘密』!て
γγγγγγγγγγγγ
〃ノ^ヾ
リ;`Дル
(:<+>つ @ @
):::( |\/ニ∃ カシィィ
|/::| [ [m] ーーン
(ノJ A――A
- 569: act9 2011/4/8(Fri) 00:00
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⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ザザー )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
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⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
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〃ノ^ヾ
リ;`−ル カラカラ / 三三三ミ
(:<+>つ @ @ (ー●;)
):::( |\/ニ∃ カタカタ ( )
|/::| [ [m] \ | | |
(ノJ A――A (_(__)
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ _ ____ _
| \######/ |
___∧_∧ __ γ>-> ! \\ \##/ //
⊂__⊂(; -Д)つ ⊂__つ;`Д)つ |\\ ## //|
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! __ |\\|_|//|
(-_)つ_っっ |\\|_|//|
∧ ∧ ! |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
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∧ ∧
(;・Д) 羊が映写機に!
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┏MEMORY:R ━━━━━━━┓
┃「地中の百合(交響曲)」┃Rhizanthella the Secretary -symphony-
┗━━━━━━━━━━━━┛
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━╋━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━╋━┻━
┃ ┃カラカラ
┃ |i;;;l|i ! ii゙i;;!゙i;;, ;;゙i;,/|;|;i| ┃
┃ i|;;|i|!゙i;! ゙、;l,, ── |;::!ヽ;i| ┃
┃ i!l;i;! /;i:::i:! ┃
┃ i;!l;;i ' |i:!/;i::| ┃
┃ i!l;iiヽ " " !:l;;;;;;l ┃
┃ ヽ;llll:,゙、 ―、 ,:'ト、;;!;l;l ┃
┃ ゙ t、 ,'"゙" \lll;l ┃
┃ ノ,. ,..-i" \;;| ┃ カラカラ
━╋━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━╋━┳━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻
『リザンテラの記憶』
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻
- 569: act11 2011/4/8(Fri) 00:00
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
−―― ― ― −―― ― ― −―― ― ― −―― ザ ザ ー
−―― ― ― −―― ― ― −―― ― ― −――
_ __ _
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/~/~/~/~/~/~/::::::::\ |
/~/~/~/~/~//:::___ \
//~/~/~/~/:::::├┼┼┤ \
ヽヽヽヽ/:::::::: ̄ ̄ ̄ \
| ̄ ̄ ̄|:::::::::/⌒l⌒ヽ |
| □□ | 日日 | | | 日日 |
| □□ | 田田 | -|- | 田田 |
| | | | | |
''`"'''`"''`"'''`""''`"'''`""''`"'''`""''`"'''`""`"'''`
⌒
⌒
⌒
⌒
⌒
⌒
「わたしは実の両親を自分のせいで失った。
私が歩いた跡には、不幸がばら撒かれる。」
⌒
⌒
「両親は私のせいで死んだ。
罪は
・・・どうしたら赦されるの?」
⌒
⌒
⌒
⌒ ザッ
ノ*//ハハ
リ ル ザッ
( )
「もし、私に美徳があるとしたら・・・
私の不幸は私がを最後にしたかった。
後には何も残さない。
そのつもりだった。」
−―― ― ― −―― ― ― −―― ― ― −―― ザザー
−―― ― ― −―― ― ― −―― ― ― −――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 569: act12 2011/4/8(Fri) 00:00
-
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『両親の元を去った後は、何でもやった。
占い師。ペテン師。・・・
”妄想を叶える”この力を使って人の役に立てれば。』
『人が口に出す夢は嘘ばかり。
”口先ばかりの夢”をまぼろしの中で叶えたところでなんになる? 』
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〃ノ^ヾ ∧_∧ ∧_∧∧_∧
リ ´−ル ○ (∀ ) ∀ )∀ )
(=<+>つ + ( ) ) )
)===( | ̄ ̄ ̄| | | | |
|/==|
| | ( ) ) )
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『人の妄想を実現化できる彼女は人生に飽いていた。
たとえば……
人を好きになったとして、100%その人を振り向かせることができる。
どんな高価なものだって買って貰える。
それで人生が面白いワケが無い。』
『 全ての願いが叶う人間は何を夢見ればいいの? 』
『 夢でも何でも無い、『確かなもの』が欲しかった。 』
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act13 2011/4/8(Fri) 00:00
-
┏Location━┓
┃「教会」 ┃
┗━━━━━┛
___
γ⌒ヽ γ⌒ヽ /|:::::|
乂乂|| |乂乂|| | |:::::|
乂乂|| |乂乂|| | |:::::|
乂乂|| |乂乂|| __|_|:::::|____
乂乂|| |乂乂|| /|::::::::::::::::::::::|
 ̄ ̄  ̄ ̄ | |::::::::::::::::::::::|
______ |/ ̄ ̄ ̄/|:::::| ̄ ̄ ̄/
|| L L| L L||  ̄ ̄ ̄ ̄| |:::::| ̄ ̄ ̄
|| L L| L L|| | |:::::|
|| L L| L L||__________| |:::::|
================i| L L|i====================i |:::::|
二二二二二二二二ヽ iヽ二二二二二二二二二i |:::::|
:::ミ三三::∧_∧:i ヽ|_________i |:::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _______| |:::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.......〃ノ^ヾ ____| |:::::|__
::::::::::::::::::::|:::::::リ ´−ル i\ | |:::::| \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ \|:::::| \
| \ \
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「 天にましますわれらの父よ
願わくはみ名をあがめさせたまえ
われらに罪を犯す者をわれらが赦すごとく
われらの罪をも赦したまえ 」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
##♪ __
/ / / // / / / / / // / 〃ノ^ヾ | ||
ii / / // / / ii / / // / /リ ´−ル _ | ||
||/ / // / / ||/ / // / / (=<+>=つ/ | ||
|| / / | ̄ ̄ ̄| / || / / | ̄ ̄ ̄| / (===ヽ | ̄ ̄ ||
|| ̄ ̄|/ |___|/ || ̄ ̄|/ |___|/ || ̄∪ |____||
- 569: act14 2011/4/8(Fri) 00:00
-
! __
/ / / // / / / / / // / 〃ノ^ヾ | ||
ii / / // / / ii / / // / /リ−`;ル _ | ||
||/ / // / / ||/ / // / / (=<+>=つ/ | ||
|| / / | ̄ ̄ ̄| / || / / | ̄ ̄ ̄| / (===ヽ | ̄ ̄ ||
|| ̄ ̄|/ |___|/ || ̄ ̄|/ |___|/ || ̄∪ |____||
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀) < ピアノが上手いね。お嬢さん。
( つ \______________
/ /| |
(__)(__)
〃ノ^ヾ
リー`;ル ありがとう。
他人に褒められるのは久しぶり。嬉しいわ。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
嘘をつかれるのはいつものことで、
本当のことを言うのは久しぶりだった。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act15 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『当時、フレンデル博士とファータイル博士は組んで共同研究をしていた。
二人は「ダブルF」とも呼ばれ、科学界を席巻していたの。
ファータイル博士は純粋にこの国の農業を良くするために研究を行っていた。
ギコナッツの生産性は上がり業績を挙げていたのを評価されていた。
私は二人の研究室の秘書として働くことになった。』
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
_||_____||_
|F & F Laboratory| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
[[|l_l___l__
____ ____ ゛ |||  ̄  ̄
∧_∧ ||\ \ / /|| ミ三三三 ゛ ||| ∴ 〃ノ^ヾ
( ・∀)|| |二二||二二| || (Д● ) |||(∵)(∵)(∵)(∵ 三 リ∀`ル
/ つ┌||/ / \ \||¬┏ ⊂ ) ||| | | | |  ̄⊂⊂>;)
| [:]{二二二二二二二二二二二二二二}」ノ ||||三||三||三||三 )::(
ゝ_| ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄| |┳ [[||二二二二二二二二 |::|
|| | || || | ┃ \_________ しヽ)。。。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act16 2011/4/8(Fri) 00:00
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| ┃||||||||┃ ミ*☆〜ミ*☆〜ミ*☆〜ミ*☆〜ミ*☆〜ミ*☆ |
| ┃||||||||┃ |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|___/| |
| / \ |
| ∧ Λ_Λ (\ ∧$∧ /) | / ̄  ̄\ | |
| ||(∀` ) ヽ(σ.σ)/ | ├──┤ | λλ |
| ∧ ∧廿⊂ | ̄ ̄| ) ( )( | \_ノ | (~ρ^) |
|(゚Д゚ ) ||\/ ιノヽλノヽゝ \_____/ | ̄| |
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〃ノ^ヾ (⌒@⌒@三三三ミ
リ ´−ル ii( ( ;ω( ●―)
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リズに出会った博士はもちろん自分の願いが叶う「夢」を見せてくれといった。
「友の記憶」を探る目的が叶う幻を見せてくれ。
リズはそれを、叶えた。
夢を見終わった者は「叶ってしまえば、こんなものか」という顔で
夢を捨ててしまうことがあまりにも多い。
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だが、博士は「こんなものか」と一言つぶやいた後、決して夢を諦めなかった。
何かにとりつかれたようにまた努力した。
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〃ノ^ヾ (⌒@⌒@ 三三三ミ
リ ´ール ii( ( ;ω) ii (ー●;)
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(ノJ
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彼には「それ」しかなかったから・・・。
「それ」しかない人間は「それ」に飽いていても「それ」に殉じるしかない。
「偽りの夢」を見せることしか出来ない自分と同じだ。
そう思ったとき、少し世の中に面白いことが増えた気がした…
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- 569: act17 2011/4/8(Fri) 00:00
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彼女は彼の秘書を勤めるようになってから、自然と博士の研究室に居る時間も増えた。
ファータイルともよく話すようになった。
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|F & F Laboratory|
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〃ノ^ヾ ∧_∧ ||\ \ / /|| ミ三三三 ゛
リー`ル (∀・ )|| |二二||二二| || (Д● )
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しヽ) || | || || | ┃
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『研究ばかりで疲れていたファータイルは、
彼女の存在に最初は難色を示していたが、
勤勉に働く次第に彼女に好感を持っていった。』
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- 569: act18 2011/4/8(Fri) 00:00
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フレンデル。
ファータイル。
リズ。
「運命の車輪」はこの3人を軸に回転していく…。
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∧_∧
(∀・ )
〃ノ^ヾ ___ ([:] ) ___
__リ ´−ル / Ψ ⊂oO⊃ Ψ \ ミ三三三 _
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丶=====/日 ____ <****> ____ \ ノ||
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よく三人で飲んだりした。
これは「恋」なのか?
『交わされる視線は誰のためのものなのか?』
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だが彼女がどう思うと、
―それが男女の間というものなのか―
状況は刻一刻と変化していく…。
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- 569: act19 2011/4/8(Fri) 00:00
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|F & F Laboratory| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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____ ____ミ |||  ̄  ̄
||\ \ / /|| 三三三ミ ||| ∴ 〃ノ^ヾ
|| |二二||二二| || ( ●Д) |||(∵)(∵)(∵)(∵ 三 リー`ル ?
┌||/ / \ \||¬┏ ⊂ ) ||| | | | |  ̄⊂⊂>;)
{二二二二二二二二二二二二二二}」ノ ||||三||三||三||三 )::(
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| | || || | ┃ \_________ しヽ)
ミ三三三
( ●Д)リズ。最近「羊」を出したか?
〃ノ^ヾ
リー`ル ?
私はずっと『能力』を使っていないわ。
ミ三三三
( ●Д)そうか。
ならばあれは純粋に君の「魅力」なんだろうな。
まっ、私の邪魔をしなければ好きにすればいい。
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- 569: act20 2011/4/8(Fri) 00:00
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〃ノ^ヾ !
リ ´ール ※| ∧_∧
(=<+>つ ※/|(ー・;)
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(ノJ (_)(__)
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それはリズにとって初めての「予想外」の展開と言えるのかもしれない。
花だとかわざとらしいプレゼントだとか鈍臭いアプローチだったが、
ファータイルの真っ直ぐな気持ちが伝わってきた。
彼の誠心誠意のアプローチに心は揺れた。
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〃ノ^ヾ
リ ル ∧_∧
(=<+>つ ( )
)===( ⊂[:] )
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(ノJ (_(__)
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『彼女は勇気を出して、自分の不思議な力、そして生い立ちを打ち明けた。
彼は彼女の全てを受け入れると言い、幸せな家庭を築こうと誓った。』
『 彼女はファータイルを生涯の伴侶として選んだ。 』
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- 569: act21 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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「彼女はそして、子供を身ごもり、そして産んだ。」
「こんなふうに緩やかに流れる時間を”幸せ”とでもいうのかしら。」
「彼女も彼女の母親も望んだ平穏な幸せ。」
「そう、短い間だったが、この瞬間が誰にとっても幸せであったのかもしれない。」
「誰にとっても……」
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〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\| Ξ≡=−
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事故は南極に向かう途中の船『トリスタン』号で起こった。
この航海の目的は資源調査であり…
多忙なブラウン一家の「新婚旅行」も兼ねていた。
運命を乗せた船は航海を始めた。
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- 569: act22 2011/4/8(Fri) 00:00
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船内での一夜・・・。
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〃ノ^ヾ
リ;´дル / \ ∧_∧
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- 569: act23 2011/4/8(Fri) 00:00
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〃ノ^ヾ 三三三ミ カチャ
リ;´дル ∧_∧ __ (−● )┐┐
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|/::| | | | | | |__エ |
(ノJ (_(__) (_(__)◎ ̄
/`ーヘ、 ー--´ l|\ ̄ニ-、
ノ、ノ^⌒へ\ー--‐'/ \ \
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>-― __/、ニEl(,,ノ |o i
( / 〈 ニニノ | |
\| _ーノ |o |
\`ー´/ ̄ | |
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「 ファータイルは言った。
『 裏切ったな! 』 」
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〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ;´дル ∧_∧ __ (−● )┐┐
(:つ+>つ (#・Д) ー||━ )| |
):::( ( [:]) ┌ ┌ _| |
|/::| | | | | | |__エ |
(ノJ (_(__) (_(__)◎ ̄
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ;´дル ∧_∧ / __ (−● )┐┐
(:つ+>つ (#・Д) ー||━ )| |
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(ノJ (_(__) (_(__)◎ ̄
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- 569: act24 2011/4/8(Fri) 00:00
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『ファータイルは怒って走り去り、
フレンデルはそれを追いかけた。』
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|GUEST|
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〃ノ^ヾ ! 三三三ミ
リ;´дル 「「(;●д)__ ∧_∧
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜ (#・Д)
):::( | |__ヽ ヽ ( [:]つ
|/::| −=| エ__| | | −= 人 Y
(ノJ −= ̄◎(__)_) −= し(_)
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〃ノ^ヾ
リ;´дル ええ。
三三三ミ
(−●;)┐┐リズ、後の事は私がやっておく。
お前はそこにいなさい。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|ねぇ、待って。お願い。|
|殺したりしないで。 |
\__________/
〃ノ^ヾ ! 三三三ミ !
リ;´дル 「「(;●д)__
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|当り前だ。 |
\__________/
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ;´дル 「「(−●;)__
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜
- 569: act25 2011/4/8(Fri) 00:00
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「そのまま二人は、甲板の方に向かった…。」
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|_∧_∧|
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| ( つ
|/ /(_)|
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三三三ミ
「「(;●Д)__
| |(┓ つ|/―゜
| |__ヽ ヽ
−= | エ__| | |
−=  ̄◎(__)_)
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- 569: act26 2011/4/8(Fri) 00:00
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「 『我々の仲間が突然暴れ出した。甲板の上に上がろうとしている。
危険だから、船を海上に浮上させて欲しい。』
そうフレンデルから船長に連絡があった。 」
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〜/≡=− /○○○――| Ξ≡=−
〜\―TRISTAN―ミ,,,,,,,,,,―――――――――――――――| \―| Ξ≡=−
〜〜\ ミ(⌒(⌒(⌒) UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\| Ξ≡=−
〜〜〜 ≡=−〜〜ミ(⌒(⌒(⌒)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Ξ≡=−
ミ
バシャーーーーーーッ!
「船は極寒の海上に静かに浮上し、姿を見せた・・・。」
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〜〜〜〜〜;;;;;;;;; 三三三ミ ∧_∧;;;;;;;;〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;「「( ●−) (−・ );;;;;;;;〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
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- 569: act27 2011/4/8(Fri) 00:00
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さらに、しばらくしてフレンデルから船長に直接連絡があった。
『説得は終わった。港に戻りたいから一度、船を急停止してくれ』と。
‖ ‖/
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/ / ⊂ ‖ ̄l (´Д´;)
/ΛΛ( .‖ | (]⊂ )
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〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;i三三ミ! ∧_∧ ドッ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;「「([]●Д) __ (Д× ) 三=− 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『「甲板の上に人がいる状況で、
船を急停止させたらどうなるかは目に見えている。」』
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- 569: act28 2011/4/8(Fri) 00:00
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『「男はそのまま海に投げ出された……。」』
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〜〜〜〜〜;;;;;;| |__ヽ ヽ 〜〜〜〜____〜〜
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〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
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『そして動力が突然停止し、船員は全て退避するしかなかった。』
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|GUEST|
 ̄ ̄~
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リ;´дル
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- 569: act29 2011/4/8(Fri) 00:00
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パ リ ー ン ・・・・
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⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
〃ノ^ヾ
リ;`−ル カラカラ / 三三三ミ
(:<+>つ @ @ (ー● )
):::( |\/ニ∃ カタカタ ( )
|/::| [ [m] \ | | |
(ノJ A――A (_(__)
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ
∧ ∧
(;・Д) これが母さんの過去。。。
『船の事件』のことは僕も聞いた話だ。
三三三ミ
(ー● ) ドクトリンよ、今のが真実だと思うのかね?
良く言っても『一方』からの真実だ。
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒(^^^^^^^^^^^^^^^^^(⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ザザー )⌒ ⌒ ⌒ ⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― ( 三三三ミ |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― 彡(ー● ) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― i*>━ ) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|| |\ \⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^(_) (__) ⌒^⌒^⌒^⌒
〃ノ^ヾ
リ;`−ル カラカラ /
(:<+>つ @ @
):::( |\/ニ∃ カタカタ
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(ノJ A――A
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ
三三三ミ
(ー● ) すべてを明かそう。自ら『真実』を選ぶがいい。
i*>━ ) それがファータイルからお前を託された私達にできることなんだからな。
- 569: act31 2011/4/8(Fri) 00:00
-
┏MEMORY:F ━━━━━━━┓
┃「地中の百合(交響曲)」┃Rhizanthella the Secretary -symphony-
┗━━━━━━━━━━━━┛
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
「人の役に立つことがしたい」それが幼い頃からの僕の生きる道だった。
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━╋━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━╋━┻━
┃ /ヽ /ヽ ┃カラカラ
┃ / ヽ / ヽ ┃
┃ / ヽ__/ ヽ ┃
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┃ | ● \__/ ●| ┃
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┃ \ / ┃
┃ > < ┃
┃ / \_/ ヽ ┃
┃ / |・| ヽ ┃
┃ | |・| | ┃ カラカラ
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻
『ファータイルの記憶』
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- 569: act32 2011/4/8(Fri) 00:00
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大学の同期だったフレンデルと再会したのは、
戦争が終わった後だった。
彼の『『親友の記憶』を取り戻したい』
一念に突き動かされ、僕は声をかけて協力したのだった。
とはいえ、その道のりは楽では無かった。
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三三三ミ
(;●Д)┐ ∧_∧
(┛ つ | (∀・ )
┌ ┌ _| | ([:] つ
| | |__エ | | | |
(_(__)◎ ̄ (_(__)
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『ジャマロ』を見つけ、研究するためには
クレーター周辺を掘り、調査する名目が必要だった。
そこに戦後の飢餓を解決するために行っていた僕の農業研究が役に立った。
ギコナッツ生産を増進させる目的でようやく予算が降りたのだった。
嬉しかったんだよ、純粋に人の役に立つのが。
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- 569: act33 2011/4/8(Fri) 00:00
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『ジャマロ』を研究する日々・・・
幸福だった。
いろんなことが分かった。
こいつが『記憶』を吸収するということ。
いつか世界を滅ぼす存在だということ。
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;サ, ゴ ;サ, オ ,キi
;サ, ;サ, オ ,キi
;サ, ;サ, オ ,キi
;サ, ;サ, オ ,キi
;サ, ;サ, ,キi
,―、 __.]ニ:ニ[___ ,,キi
|:○二二|日\≡≡/日/|二二○:|
 ̄ /~\\_\/_//~ヽ  ̄
/:::|\\__//|:::ヽ オ
/:::::|\_\/_/|:::::ヽ オ
/:::::::|\\__//|:::::::ヽ オ
/:::::::::\\__//::::::::::ヽ オ
/::::::::::|\ | | /|:::::::::::ヽオ
三三三ミ /:::::::::/\_|_|_/\::::::::::ヽ ∧_∧
「「( ●ー) //V ̄ ̄~| ┌-┘└-┐ |~~ ̄ ̄V\ヽ (∀・ )
| |(┓ ) _/ ̄  ̄\_ ([:] )
| |__ヽ ヽ ___/ __________ \__ | | |
| エ__| | | \[::] [::] [::]/ (_(__)
 ̄◎(__)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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自分達の研究が世界平和とか『崇高な使命』に繋がると考えるとわくわくした。
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- 569: act34 2011/4/8(Fri) 00:00
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γ⌒ヽ γ⌒ヽ /|:::::|
乂乂|| |乂乂|| | |:::::|
乂乂|| |乂乂|| | |:::::|
乂乂|| |乂乂|| __|_|:::::|____
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|| L L| L L||  ̄ ̄ ̄ ̄| |:::::| ̄ ̄ ̄
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================i| L L|i====================i |:::::|
二 ミ三三 ∧_∧ヽ iヽ二二二二二二二二二i |:::::|
:::( ●ー)(∀・ ):i! ヽ|_________i |:::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _______| |:::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.......〃ノ^ヾ ____| |:::::|__
::::::::::::::::::::|:::::::リ ´−ル i\ | |:::::| \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ \|:::::| \
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ところが、教会で彼女を見かけたときから、すべては始まって・・・
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##♪ __
/ / / // / / / / / // / 〃ノ^ヾ | ||
ii / / // / / ii / / // / /リ ´−ル _ | ||
||/ / // / / ||/ / // / / (=<+>=つ/ | ||
|| / / | ̄ ̄ ̄| / || / / | ̄ ̄ ̄| / (===ヽ | ̄ ̄ ||
|| ̄ ̄|/ |___|/ || ̄ ̄|/ |___|/ || ̄∪ |____||
/ii /ii
/ ||__ _ ∧_∧ / ||__ __
/ / /| / 三三三ミ ( ・∀) ! / / /| / /
/ / / // 「「( ●ー) ( [:]つ / / / // /
ii / / // | |(┓ )ヽ ヽ ii / / // / /
||/ / // | |__ヽ ヽ | | | ||/ / // / /
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|| ̄ ̄|/ |___|  ̄◎(__)_) || ̄ ̄|/ |___|/
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- 569: act35 2011/4/8(Fri) 00:00
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/ / // / / / / // / 〃ノ^ヾ | ||
ii / / // / / ii / / // / /リ−`;ル _ | ||
||/ / // / / ||/ / // / / (=<+>=つ/ | ||
|| / / | ̄ ̄ ̄| / || / / | ̄ ̄ ̄| / (===ヽ | ̄ ̄ ||
|| ̄ ̄|/ |___|/ || ̄ ̄|/ |___|/ || ̄∪ |____||
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀) < ピアノが上手いね。お嬢さん。
( [:]つ \______________
/ /| |
(__)(__)
〃ノ^ヾ
リー`;ル ありがとう。
他人に褒められるのは久しぶり。嬉しいわ。
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『ピアノが上手い』と声をかけた。
嘘をつくのは久しぶりだった。
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- 569: act36 2011/4/8(Fri) 00:00
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|F & F Laboratory| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
[[|l_l___l__
____ ____ ゛ |||  ̄  ̄
∧_∧ ||\ \ / /|| ミ三三三 ゛ ||| ∴ 〃ノ^ヾ
( ・∀)|| |二二||二二| || (Д● ) |||(∵)(∵)(∵)(∵ 三 リ∀`ル
/ つ┌||/ / \ \||¬┏ ⊂ ) ||| | | | |  ̄⊂⊂>;)
| [:]{二二二二二二二二二二二二二二}」ノ ||||三||三||三||三 )::(
ゝ_| ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄| |┳ [[||二二二二二二二二 |::|
|| | || || | ┃ \_________ しヽ)。。。
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彼女は僕らの研究室で働くことになった。
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- 569: act37 2011/4/8(Fri) 00:00
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〃ノ^ヾ (⌒@⌒@ 三三三ミ
リ ´ール ii( ( ;ω) ii (ー● )
(=<+>つ ||TTTTTTTTTT|| ( )
)===( |||||||||||||| | | |
|/==| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| (_(__)
(ノJ
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/三| |/
/ー●| /
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|´ール | /
|+>つ||TT| /
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|=| ||/
|J /
| /
∧_∧ |/
( ・―)/
( [:])
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(__)_)
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- 569: act38 2011/4/8(Fri) 00:00
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/^\
/ ヽ__
| ヽ
| ● |
| _|
ン ノ ・・・
/⌒ヽ、 (
/ ノ ィ´ノ
/ / |
( y |
\ \ |
\ィン、___)
| i j ノ
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|フレンデル。 |
|君はリズについてどう思ってんだ?|
\ ______________/
|/
_||_____||_
|F & F Laboratory| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
[[|l_l___l__
____ ____ |||  ̄  ̄
||\ \ / /|| ミ三三三 |||
∧_∧ || |二二||二二| || (Д● ) |||(∵)(∵)(∵)(∵
(;・Д) ┌||/ / \ \||¬┏ ⊂ ) ||| | | | |
( [:]つ{二二二二二二二二二二二二二二}」ノ ||||三||三||三||三
| | | | ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄| |┳ [[||二二二二二二二二
(__)_) | | || || | ┃ \_________
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ミ三三三
( ●Д)どう?
よくやってくれていて優秀な秘書だと思うが?
何か問題でも?
∧_∧
(ー・;) そうか。
『鈍い男達の鈍い会話だった。』
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- 569: act39 2011/4/8(Fri) 00:00
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∧_∧
(∀・ )
〃ノ^ヾ ___ ([:] ) ___
__リ ´−ル / Ψ ⊂oO⊃ Ψ \ ミ三三三 _
|| |=<+>=つ/ || 日|| 日\(∀● )||
|| |===ヽ/ ***∞. ┏ ⊂ )||
丶=====/日 ____ <****> ____ \ ノ||
|| / /\_/  ̄ ̄ ̄ ̄ /\_/ \=ノ
"/ ________________________\
| ̄.: ::. : .: . :. .:. . :. :. |
/ ;::i i::. .::;i .::i i;::. .i;:. i;:: .:i; |
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『そして・・・』
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;;;;;;;; / ミ三三三 \ ;;;;;;;;
;;;;;; /〃ノ^ヾ (∀● )\ ;;;;;;
;;;; / リ ´∀ル ┏ ⊂ ) \ ;;;;
;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ;;;;
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- 569: act40 2011/4/8(Fri) 00:00
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;;;;γ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;ヽ___ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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〃ノ^ヾ !
リ ´ール ※| ∧_∧
(=<+>つ ※/|(ー・;)
)===(  ̄ ̄⊂[:] )
|/==| < < \ \
(ノJ (_)(__)
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嗚呼、そして、僕はフレンデルに先駆けるようにプロポーズした。
それから話はとんとん拍子に進み・・・
子どもが産まれ・・・
なんて、幸せな日々だったろう。
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ドゴーーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜_/__// Ξ≡=−
〜 / ̄ ̄≡=− ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二| Ξ≡=−
〜/≡=− /○○○――| Ξ≡=−
〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―| Ξ≡=−
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\| Ξ≡=−
〜〜〜 ≡=−〜〜〜≡=−〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Ξ≡=−
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ドゴーーー
- 569: act41 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『 トリスタン号船内での一夜・・・。
リズは航行の疲れからか「羊」を出してしまった。
それは、「深層意識」なのか?
彼女のフレンデルへの想いが羊を通して、
ファータイルに伝わってしまったのだ。
ファータイル
不思議な力のことは 僕 もよく知っていた。
それが彼女の「真意」だということを。 』
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「恋」と「愛」は違うものよ!
今は、貴方を愛している!
________
|________|
|\__(二二))__\
__| |\-〜ー〜ー〜ー〜--\____ii______ii ____
\| \ー〜ー〜ー〜ー〜^ー\ ||\ii \ii /
\ \ー〜ー〜ー〜ー〜-ー\ ||\||TTTTTTTTTT||
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||\|||||||||||||| \
\||_______| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
〃ノ^ヾ
リ;´дル / \ ∧_∧
(:つ+>つ (Д・#)
):::( \ / ([:] )
|/::| | | |
(ノJ (_(__)
信じられるか!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act42 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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___
|GUEST|
 ̄ ̄~
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| /
| | / Σ
| | Σ
| | \ Σ
| | \
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___
|GUEST|
 ̄ ̄~
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
| |
| |
________|______|_________
〃ノ^ヾ
リ;´дル ∧_∧
(:つ+>つ (#・Д)
):::( ( [:])
|/::| ノ 人 |
(ノJ (_) (_)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
___
|GUEST|
 ̄ ̄~
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
| |
| |
________|______|_________
〃ノ^ヾ
リ;´дル / \ ∧_∧
(:つ+>つ (Д・#)
):::( \ / ([:] )
|/::| | | |
(ノJ (_(__)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act43 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「 僕は言った。
『 裏切ったな! 』 」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ;´дル ∧_∧ / (−● )┐┐
(:つ+>つ (#・Д) ┏ )| |
):::( ( [:]) \ ┌ ┌ _| |
|/::| | | | | | |__エ |
(ノJ (_(__) (_(__)◎ ̄
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
三三三ミ
(−●;)┐┐ 何のことだ!
∧_∧
(#・Д) リズは「フレンデルお前を愛してる」んだ!
( [:]) お前ら、僕に内緒で…信じていたのに!
三三三ミ
(−●;)┐┐全くの誤解だ!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act44 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
/`ーヘ、 ー--´ l|\ ̄ニ-、
ノ、ノ^⌒へ\ー--‐'/ \ \
/⌒ ,◎、 \ / | ̄ ̄ ̄ \
/ /|_.|イ-、 、V |
>-― __/、ニEl(,,ノ |o i
( / 〈 ニニノ | |
\| _ーノ |o |
\`ー´/ ̄ | |
___
|GUEST|
 ̄ ̄~
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
| |
| |
________|______|______________
〃ノ^ヾ 三三三ミ カチャ
リ;´дル ∧_∧ __ (−● )┐┐
(:つ+>つ (#・Д) ー||━ )| |
):::( ( [:]) ┌ ┌ _| |
|/::| | | | | | |__エ |
(ノJ (_(__) (_(__)◎ ̄
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
∧_∧
(#・Д) それが「お前のやり方」か?
( [:])
三三三ミ
(−●;)┐┐そういうわけではない。
- 569: act45 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『ファータイルは怒って走り去り、
フレンデルはそれを追いかけた。』
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___
|GUEST|
 ̄ ̄~
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
| |
| |
_________|______|__________________
〃ノ^ヾ ! 三三三ミ
リ;´дル 「「(;●д)__ ∧_∧
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜ (#・Д)
):::( | |__ヽ ヽ ( [:]つ
|/::| −=| エ__| | | −= 人 Y
(ノJ −= ̄◎(__)_) −= し(_)
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++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「そのまま二人は、甲板の方に向かった…。」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
|____|
|_∧_∧|
|_( )|
| ( つ
|/ /(_)|
(_)___|
_________________|____|___________
三三三ミ
「「(;●Д)__
| |(┓ つ|/―゜
| |__ヽ ヽ
−= | エ__| | |
−=  ̄◎(__)_)
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- 569: act46 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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|____|
|_∧_∧|
|_(Д・;)!
| ( つ
|/ /(_)|
;.;. |/ (_)___|
__________:,∵, _____|____|__________
Y人Y
从三三ミ !
「「|三|−●)__
| |(┛ つ|/―゜
| |__ヽ ヽ
−= | エ__| | |
−=  ̄◎(__)_)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
;.;.
:,∵,
Y人Y
从 三三三ミ
|三|(−●;)┐┐株分けした『HNの木』が輝いている。
ファータイルの感情に反応しているのか?
これは『怒り』?
負の感情に反応する生物だったのか?
- 569: act47 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「 『我々の仲間が突然暴れ出した。甲板の上に上がろうとしている。
危険だから、船を海上に浮上させて欲しい。』
そうフレンデルから船長に連絡があった。 」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ドゴーーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜_/__// Ξ≡=−
〜 / ̄ ̄≡=− ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二| Ξ≡=−
〜/≡=− /○○○――| Ξ≡=−
〜\―TRISTAN―ミ,,,,,,,,,,―――――――――――――――| \―| Ξ≡=−
〜〜\ ミ(⌒(⌒(⌒) UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\| Ξ≡=−
〜〜〜 ≡=−〜〜ミ(⌒(⌒(⌒)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Ξ≡=−
ミ
バシャーーーーーーッ!
「船は極寒の海上に静かに浮上し、姿を見せた・・・。」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;凸凸凸凸凸凸
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/皿皿皿皿皿皿|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/皿皿皿皿皿皿 |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;****************
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\ ________ \/\/\/\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/│ALKAMONAZ JAIL│/\/\/\/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/\│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│\/\/\/\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/\/|_______│/\/\/\/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 三三三ミ ∧_∧ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「「(;●д)ハァハァ (#・Д)〜〜〜〜〜〜ザッパーン〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |(┓ [:]つ ( [:])〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |__ヽ ヽ 人 Y〜〜〜〜〜〜〜____〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜))| エ__| | | ))し(_) 〜〜〜 _/__// 〜
〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二|〜
〜/ /○○○――|〜〜
〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act48 2011/4/8(Fri) 00:00
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++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/皿皿皿皿皿皿|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/皿皿皿皿皿皿 |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;****************
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\ ________ \/\/\/\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/│ALKAMONAZ JAIL│/\/\/\/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/\│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│\/\/\/\
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 三三三ミ ∧_∧〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜「「(;●д)ハァ (−・;)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜| |(┓ [:]つ ([:] )〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッパーン〜
〜〜〜〜〜〜〜〜| |__ヽ ヽ | | |〜〜〜〜〜〜〜____〜〜
〜〜〜〜〜〜〜))| エ__| | | (( (_(__)〜〜〜 _/__// 〜
〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二|〜
〜/ /○○○――|〜〜
〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
三三三ミ
( ●Д)二人でこれからも『HNの研究』の続けよう。
今日のことはこれまでとしておこうじゃないか。
三三三ミ
「「(;●Д)お前には息子がいるんだ。
この船にも乗っているんだろう。
∧_∧
(−・ ) フレンデル、君に一つ、「質問」がある。
([:] ) その答えで信用するかどうか決める。
君はリズをどう思っている?
三三三ミ
「「(;●Д)有能な秘書だ。
∧_∧
(−・ ) 僕は本当に彼女に愛されていると思うか?
([:] )
三三三ミ
「「(;●Д)それは間違いないさ。
∧_∧
(− // ) 言葉ではなんとでも言える。
([:] ) 僕は見たんだ。彼女の本心を。
三三三ミ
「「(;●Д)なんだと!
- 569: act49 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/^\
_/ ヽ
γ ヽ
| ● | 「 彼女の中に僕はない。 」
|_ |
ン ノ
/⌒ヽ、 (
/ ノ ´ノ
/ / |
( y |
/^\
_/ ヽ
γ ヽ
| ― | 「そして、フレンデル。君の中には彼女はいない。 」
|Д |
ン ノ
/⌒ヽ、 (
/ ノ ´ノ
/ / |
( y |
- 569: act50 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
「「(;●Д)(大人しくなったな。)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「説得は終わった。港に戻りたいから一度、船を急停止してくれ。」
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;****************
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〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;;;;; i三三ミ ∧_∧;;;;;;;;〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;「「([]Д●) (−・ );;;;;;;;〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |(┛ [:]) ([:] );;;;;;;;〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |__ヽ ヽ | | |;;;;;;;;〜〜〜____〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| エ__| | | (_(__);;;;;; _/__// 〜
〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二|〜
〜/ /○○○――|〜〜
〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
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/^\
_/ ヽ
γ ヽ
| ● | 「 エメットをよろしく・・・」
|_ |
ン ノ
/⌒ヽ、 (
/ ノ ´ノ
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( y |
/^\
_/ ヽ
γ ヽ
| ― | 「 ぼくは ・・・ 」
|Д |
ン ノ
/⌒ヽ、 (
/ ノ ´ノ
/ / |
( y |
- 569: act51 2011/4/8(Fri) 00:00
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〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;i三三ミ ・ ∧_∧ ドッ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;「「([]●Д) __ (Д× ) 三=− 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |(┛ [:]つ|/―゜ ([:] ) 三=− 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |__ヽ ヽ | | |三=− 〜〜〜〜____〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| エ__| | | (_(__) 〜〜_/__//〜〜
〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二|〜
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〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
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「ばかな!」
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- 569: act52 2011/4/8(Fri) 00:00
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⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒(^^^^^^^^^^^^^^^^^(⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ザザー )⌒ ⌒ ⌒ ⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― ( 三三三ミ |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― 彡(―● ) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― i*>━ ) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|| |\ \⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^(_) (__) ⌒^⌒^⌒^⌒
〃ノ^ヾ
リ;`−ル カラカラ /
(:<+>つ @ @
):::( |\/ニ∃ カタカタ
|/::| [ [m] \
(ノJ A――A
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ
三三三ミ
(―● ) ファータイルの『記憶』はここで終わっている。
i*>━ )
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒(^^^^^^^^^^^^^^^^^(⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ザザー )⌒ ⌒ ⌒ ⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― ( 三三三ミ |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ) (―● ) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― ) (ミ┛i*>) |⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|| |\ \⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^(_) (__) ⌒^⌒^⌒^⌒
〃ノ^ヾ
リ;`−ル カラカラ /
(:<+>つ @ @
):::( |\/ニ∃ カタカタ
|/::| [ [m] \
(ノJ A――A
- 569: act53 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『彼は自殺だったのか?・・・事故だったのか。
仕方が無かった。
そうして、彼ら二人は「共犯」となったのだった。』
『 逃れられない「罪」の意識。
公的には全て事故として記録に残した。
”事実”事故だったのだ。 』
三三三ミ
〃ノ^ヾ (Д●;)┐
リ;´дル ━━ | |
γつ>つ ┌ ┌ _| |
|:::| | | |__エ |
⊂ノ∪ (_(__)◎ ̄
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
だが、彼女は恥じた。
夫に「信頼」されることが出来なかった自分を。
いや、「羊」にそんな「想像」が出てしまうということは
自分の心の底は「違う場所」にあったのかもしれない。
今度こそは、「偽り」の愛で無いと思ったのに。
そして、そんな自分が子供を持つ「母親」であることも恨んだ。
リズは思い出さずにはいられない。
母親と自分を。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act54 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そして、彼女の思いはどうしようもなく一つの結論に結実していく…
「私には誰を愛する資格も無い。」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ−´ル 「「( ●−)
<*i⊂<+>;) | |(┓ つi*>
)::∪ | |__ヽ ヽ
|::| | エ__| | |
しヽ)  ̄◎(__)_)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
フレンデルに頼んで、
息子から自分が母親であるという『記憶』を消してもらった。
生まれてから『トリスタン』号の事故までを。
ファータイルの『記憶』は分割された。
フレンデルは彼から「知識」を取り出した。
そして、研究用に「息子」にそれを埋め込んだ。
彼女は『彼女との良い思い出』が欲しかったのでそれを取り出してもらい、
ペンダントの中にしまった。
そう、それが彼ら二人がファータイルから求めたものの差かもしれない。
・・・・・・・・・
そして、彼ら二人は離れられなくなった。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〃ノ^ヾ リリエンタール
リ−´ル 飛行機みたいな本名も捨てた。
リザンテラ・ガルドゥネリ
地中の花 と名乗り、私は世を捨てた。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 569: act55 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
三三三ミ
(−● ) ダブルFともはや言われることも無い。
フレンデルの名乗りは辞めて、
私はモナレンジラブと名乗るようになった。
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒(^^^^^^^^^^^^^^^^^(⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒)― ザザー)⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― 三三三ミ (⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) (−● ) ― )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ( ) )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒Y 人⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒(_)`J カツカツ⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
三三三ミ
(−● ) 相次ぐ親友の死・・・。
彼が私のHNの木計画の最初の犠牲者だった。
私は犠牲無くしては何も手に入らないことを学んだのだよ。
- 569: act56 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(−● ) そう、あの事件が転機だった。
もはや後戻りは出来ない。
私はすべてを捨てて、目的に邁進しなければならない。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
トリスタン号事故(調査中)
┌─────────────────────┐
│ 〇『トリスタン』号乗員リスト〇 |
|※19XX年6月13日当時 |
│ 海上保安庁作成|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧▲∧
|・コーネリアス・Q・モナルビー(船長) | ( ´ー`)
|・パディング・マージン(副長) =⇒マージン(つ<V>つ __
|・フリッツ・ハーゼンクレーヴァー(乗組員) | _<__>_
|・ボブ・リー・トラファルガー(乗組員) =⇒キルアゲインの叔父。 ⇒ (-Д-)
|・ダータネス・ヒュー(乗組員) |
|・ローザライン・アハト・アハト(乗組員) | ∧_∧
|・フレンデル・リーベン・リーベルト(研究員) | (−・ )
|・ファータイル・ブラウン(研究員) ==⇒ ([:] ) 死亡 ∧_∧
|・キラー・ノービット(研究員) ==⇒地下闘技場の客の一人。⇒ロングアローと会うきっかけを作った。( ´_ゝ)
|・ビアンカ・ウェルウイッチア(研究員) | 〃ノ^ヾ || ̄|
|・リーゼロッテ・リリエンタール(一般乗員) =⇒リザンテラ リ`−ル __||_|__ ∧ ∧
|・エイトス・ノルメル(一般乗員) =⇒カルト・ノルメルの父 (゚Д゚) ⇒ (゚∀゚*) カルト
|・エメット・ブラウン(一般乗員) ======⇒後のドクトリン ∧ ∧
| | ( ・∀)
| [直送] 警視庁捜査課宛て|
└─────────────────────┘
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
三三三ミ
(−● ) なにもかも前向きに受け止めてこのことを利用しなければならない。
私には裏の仕事でも何でも引き受ける部下の存在が必要だと痛感した。
アンダーサーベイ
私はこの事故調査を買って出て、共に乗員に一人一人お詫びと挨拶をしにいった。
そして、この時の縁で出会った人達が役に立ち、
私の『アンダーサーべイ』と『HNの計画』の中核となった。
例えば、エイトス・ノルメル氏はカルトの父でやつの家庭教師となるきっかけとなった。
ボブ・リー・トラファルガー氏はキルアゲインの叔父で、やつの起こした事件を教えてくれた。
パディング・マージンもこの船に乗っていて、後に試験農場を作ってくれた。
∧ ∧
( "゚Д) それって、お前が利用目的で近づいたってことだろ。
ほんと転んでもたたじゃ起きねーな。
三三三ミ
(−● ) 傍から見たら、不自然な死。
運転を止めたこと。「事故」として処理するしかなかった。
『アンダー・サーベイ』
ドクトリンの身元を匿うための組織。
それが『アンダー・サーベイ(調査中)』の発端だ。
- 569: act57 2011/4/8(Fri) 00:00
-
//////////////////////////////////////////////////////////////////
|i;;;l:;|゙i ! ii゙i;;!゙i;;, ;;゙i;,/|;|;i:|
i|;;|il;| !゙i;! ゙、;l,, ──、 |;::!ヽ;i|
i!l;i;i゙!," ̄ !/;i:::i:!
i;!l;i;;i ' |i:!/;i::|
i!l;i;;iヽ " " !:l;;;;;;l
ヽ;ll;;ll:,゙、 ー ,:':ト、;;!;l;l
゙ t、 ,'"::゙"lll;l;;/
ノ ,. ,..-:i" /////
┌────────────――――――――┐
| リザンテラ・ガルドゥネリ |
|=本名 リーゼロッテ・リリエンンタール |
└──────────────―─────┘
//////////////////////////////////////////////////////////////////
「 私はお前の母親だからよ 」
//////////////////////////////////////////////////////////////////
〃ノ^ヾ
リ;`−ル 今回の作戦はあまりにも危険だった。
だから貴方にそれを知って欲しかった。
自分でそれに辿り着いて欲しかった。
だから、レモナにも会わせた。
ネオむぎ茶にも貴方を守るように命令した。
∧ ∧
(;・Д) お母さん。。
([|:|) でも、何でもっと早く言ってくれなかったの?
〃ノ^ヾ
リ;`−ル 私は、両親だけでなく、ファータイルも不幸にしてしまった。
〃ノ^ヾ ・・・・・ ・・・・・
リ;`−ル 愛されれば、裏切られる。
・・・・・・・ ・・・
愛しているのに、裏切ることもある。
『確かなものなど、何も無い。』
『どこにも無い。』
〃ノ^ヾ ・・・・・ ・・・・・
リ;`−ル 幻の中から生まれた者は、
幻を作ることしか出来ない者は、
誰も本当に幸せになんか出来ないのよ。
・・・・・・・・・・
なら、最初から誰も愛さなければいい。
∧ ∧
(;・Д) そんな・・・
([|:|)
- 569: act58 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|私は、愛を捨てた女。 |
|貴方を愛する資格は無いッ!|
\________ ____/
|/
〃ノ^ヾ
リ;`−ル 三三三ミ
∧ ∧ ⊂(:<+>つ (−● )
∧ ∧ (;・Д) ):::( ( )
(,;゚д) ([|:|) |/::| Y 人
@_つ ノ_|:|ゝ (ノJ (_)`Jカツカツ。。。
三三三ミ ・・ ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・
(Д●;) ならば何故、今、私の前に立ちふさがるのだ、リザンテラ!?
〃ノ^ヾ / ̄ ̄ ̄\
リ;`−ル < さぁ、 |
\___/
- 569: act59 2011/4/8(Fri) 00:00
-
\ \ \ \ \ \ \ \ / / / / / / / / /
\ \ \ \ \ \ \ \ / / / / / / / / /
LIFE LIFE
RHYZANTHELLA(━━━━)4/4 MONARANGE_LOVE (━━━━)4/4
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
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⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒ 人人人人人人人人人人人 ^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
人人人人人人人人人パァァン < て
/ て <どうしてでしょうねッ!て
γ ヾ〃^〃 ブワッ て < て
γ リ`Дル て γγγγγγγγγγγ 三三三ミ
γ ⊂二<+>ヽつ て (−●;)
γ ):::| て ┗ )
ヽ /:/|:| て | |\ \
ヽ (/ U て (_) (__)
ヽ て
γγγγγγγγγ
/ / / / / / / / / \ \ \ \ \ \ \ \ \
/ / / / / / / / / \ \ \ \ \ \ \ \ \
三三三ミ
(―●;) 少年達よりもネオむぎ茶よりも・・・
━ ) リザンテラ
誰よりも、お前が敵になる展開だけは避けたかった。
『アンダー・サーベイ』の誰よりも無敵の能力・・・!
そして、私を知り過ぎている・・・!!!
∧ ∧ クラスター・ワン ヘブンリィ・クリーチャーズ
(" ゚Д) 『圧縮』 と 『幻覚』!
お互いに一撃必殺の能力だぜ!
一手しくじった方の負けだ!
(⌒@⌒@ グイ @⌒@⌒) グイ
( ( ;ω) ピーン (ω;) )
^^^^^^^\\ //^^^^^^^^
(⌒@⌒@ \ ヾ〃^〃 / @⌒@⌒) (さぁ、私の腱を張れ!
( ( ;ω) \ リ`Дル / (ω;) ) 肉を、骨を、軋ませろ!
^^^^^^^\⊂二<+>ヽつ//^^^^^^^^ 筋を断っても食らいつけ!)
グイ \ ):::| / グイ
\/:/|:|/
(/ U
- 569: act60 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|本気でいかせてもらうッ!|
\________ ___/
|/
バッ
┃ミ 彡┃
┃ ヾ〃^〃 ┃
┣∩ リ`Дル ∩┫ 三三三ミ
ヽ二<+>ヽニノ (−●;)!
):::| ( )
/:/|:| | |\ \
(/ U (_) (__)
∧ ∧
(" ゚Д) あれはトンファー!地味に堅くて速くて痛くてやばいらしいぜ!
∧ ∧
((@;゚Д) きたか!あれはやばい!
しかも『夢を駆ける少女』で身体能力も上がっている!
∧_∧
( ;`−)トンファー使いか!実戦でお目にかかれるとは!
( ノ )
三三三ミ
(ー●;) 彼女は私に長年仕えてきた側近中の側近!
護衛としての技量もまた最高峰!
- 569: act61 2011/4/8(Fri) 00:00
-
彡 彡
ヾ〃^〃 彡
┣⊂)`Дル \ ____ / 彡
┃ヽ<+>⊂) ━<∀●.zip>
┃/━━┻ /  ̄ ̄ ̄ ̄ \
∪ ̄ ̄\)
ヾ〃^〃
)`Дル きたわね。博士の常套手段。
ヾ〃^〃
┣⊂)`Дル \\ _ //
┃ヽ<+>⊂) <●.> 三===―
┃/━━┻ //  ̄ \\
∪ ̄ ̄\) 。
O(さらに見えなくなるまで小さく!)
ヾ〃^〃
)`Дル( 小さくなられたら、
追うのは不可能!
長期戦は避ける!)
ヾ〃^〃
)`Дル 無駄よ。『クラスター・ワン』を防ぐ手段はある!
- 569: act62 2011/4/8(Fri) 00:00
-
彡▽
彡 ┃
┃ ヾ〃^〃
┣⊂)`Дル _ !
ヽ<+>⊂) <●.> 三===―
/━━┻  ̄
∪ ̄ ̄\)
( -_) あれは『聖杯』!僕達のをいつの間に?!
∧ ∧
(" ゚Д) そうか、あの聖杯は圧縮を解除できるようになっている!
抜け目ねーぜ!
▽∴∴ バッシャァーン!
彡彡 ∴∴∴∴
┃ ∴∴∴∴∴
┃ ヾ〃^〃 ∴∴∴ミ三三三 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┣⊂)`Дル ∴∴(Д●;) < しまった!
ヽ<+>⊂) ┗ ⊂) \_____
/━━┻ / /| |
∪ ̄ ̄\) (_)(__)
- 569: act63 2011/4/8(Fri) 00:00
-
┃ ドシュー
┃ ヾ〃^〃 ミ三三三
┣⊂)`Дル (∀・)==- (Д●;)
ヽ<+>⊂) (∀・)=-━━ )
/::━┻ (∀・)==-/ / /
∪ ̄ ̄\) (_)(__)
ヾ〃^〃
)`Дル そんな攻撃、何度見たと思ってる!
軌道はすべて読める!
(・∀)
(・∀)彡
┃ ii ii彡 バッ
┃ ヾ〃^〃||┃|| ミ三三三
┣⊂)`Дル ||┃||クル (Д●;)
ヽ<+>::つ━||| クル ━━ )
/::::\ ||┃||クル / // /
∪ ̄ ̄\)||┃|| (_)(__)
ii iiミ
ミ バッ
ミ(・∀)
- 569: act64 2011/4/8(Fri) 00:00
-
スー
――――――┣ノつ〃^^〃
┃| |リ`Дル 三三三ミ
――――――┃ヽγ:::::つ (Д●;)
――――――― /::━━┻ ( )
/::::\ / / /
∪ ̄=\) (_)(_)
∧_∧
( ;`−)なんと洗練されし動き!
( ノ ) 武術の基礎ができている!
三三三ミ
(Д●;)(トンファーは目前でリーチが変わる!
それさえ避ければ!)
┣ノつ〃^^〃 サッ
┃| |リ`Дル ミ 三三三ミ
┃ヽγ:::::つ ミ(Д●;)
/::( ┻━━ ┗( )
/::::\ ミ三彡 / / /
∪ ̄ ̄\) クルッ (_)(_)
- 569: act65 2011/4/8(Fri) 00:00
-
LIFE LIFE\HIT!/
RHYZANTHELLA(━━━━)4/4 MONARANGE_LOVE (━━━==)3/4
人人人人人人
< 甘いィ! >
γ γγγγ
|/
┣ノつ〃^^〃
┃| |リ`Дル 三三三ミ
┃ヽγ:::::つ ダァーン ミ(ДX;)
/::( ┻━━====・※ )
/::::\ / / /
∪ ̄ ̄\) (_)(_)
∧ ∧
((@;゚Д) さらなる隠し玉が!
∧ ∧
(;"゚Д) じぃさんみたいに仕込んでたのか!
- 569: act66 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|トンファーに銃を仕込み、 |
\________ ___/
|/
〃^^〃┳━━
リ`Дルつ┳━━
γ:::::つ 三三三ミ
/:::( (д●;)
/::::\ ノ ノ)
∪ ̄ ̄\) ┏ノ(_⊂ノ_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|それらを総合的に使用した |
\________ ___/
|/
〃^^〃
リ`Дル_
γ::::::つ┳━━ 三三三ミ
/ヽ:つ┳━━ (д●;)
/::::\ ノ ノ)
∪ ̄ ̄\) ┏ノ(_⊂ノ_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| オリジナル格闘技 |
\________ ___/
|/
━━┳
〃^^〃∩
リ`Дル||
━━┳ γ:::::ノ 三三三ミ
⊂::/:::( ̄ (д●;)
~/::::\ ノ ノ)
∪ ̄ ̄\) ┏ノ(_⊂ノ_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| トンファーズ・ガン・カタ |
| 『旋棍・銃・型』 |
\____________/
ii
||カチャ
▽ ヾ^^^〃
━━┳_リ`Д´ル_┳━━
⊂:::::<+>::つ 三三三ミ
 ̄\:::( ̄ (д●;)
/:/::\ ノ ノ)
(/ ̄ ̄\) ┏ノ(_⊂ノ_)
∧ ∧
(*"゚Д) かっけー!
- 569: act67 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(д●;)(こうなったら、、)
____ _______________ババ
ミミ___ _________________ \ \ \ \
ミ___ ___________________\ \ \ \
ミ クルッ__ <∀●.zip>
ミ<piz.●∀> ヾ^^^〃 |||||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ━━┳__リ`Дル_┳━━ |||||
∧ ∧ ⊂:::::<+>::つ ||||
(;・Д)  ̄\:::( ̄ ||||
([|:|) /:/::\ |||
ノ_|:|ゝ (/ ̄ ̄\) ||||
__
●∀> ドクトリン、いただきィ!
 ̄ ̄
ヾ^^^〃
リ`Дル そうすることも読めていた!
貴方が正面から闘うはずはない!
__ __
<.∀●.三.●∀>??
 ̄ ̄  ̄ ̄
∧ ∧ ∧ ∧
∧ ∧ (;・Д) (;・Д)
(,;゚д) ([|:|) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ ノ_|:|ゝ
- 569: act68 2011/4/8(Fri) 00:00
-
___
<.●∀●>煤@ ヾ^^^〃 ┃
 ̄ ̄ ̄ _リД´ル ┃
∧ ∧ ⌒ ⌒ ⌒ ┣⊂:::<+>::つ┫
∧ ∧ (;・Д) ⌒ ⌒ ⌒ ┃  ̄):::( ̄
(,;゚д) ([|:|) (⌒@⌒@ ┃ /:/::\
@_つ ノ_|:|ゝ ( ( ;ω) (/ ̄ ̄∪
^^^^^^^^
ヾ^^^〃
リД´ル 羊にドクトリンの変装させておいた。
くらえ!悪夢を見なさい!
ドッシュー
@⌒@⌒)==― ヾ^^^〃 ┃
___ ! (皿 ゚);;)==− _リД´ル ┃
∧ ∧ <.●Д●> ~~~~~~~ ━━┳⊂:::<+>::つ┫
∧ ∧ (;・Д)  ̄ ̄ ̄ ミ  ̄):::( ̄
(,;゚д) ([|:|) (⌒@⌒@ クルン /:/::\
@_つ ノ_|:|ゝ ( ( ;ω) (/ ̄ ̄∪
^^^^^^^^
\ ζζζζζ /
人人人人人人人人人 パァァーン
< て
< ___ @⌒@⌒)====―
< <piz.●Д(皿 ゚);;)====−
<  ̄ ̄ ̄ ^^^^^^^ て
γγγγγγγγγ
(⌒@⌒@
( ( ;ω)
^^^^^^^^
( -_) 一撃必殺のあの「羊」に触った!
∧ ∧
( "^Д) やつはもう幻覚から戻ってこれねーぜ!
終わったな!
- 569: act69 2011/4/8(Fri) 00:00
-
トッ ;;;; シュー
彡___ @⌒@⌒====―
(⌒@⌒@━<Д●.zi(皿 ゚);;==−
( ( ;ω) 彡 ̄ ̄ ̄;;;^^^^^^^^^^
^^^^^^^^
シュー ___ ;;;;;;;; シュー
;;;;;;;;;━<Д●.zi>;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;  ̄ ̄ ̄ ~~~~~~~~~~
^^^^^^^^
<Д●.『白い羊』は望んだ幻を
『黒い羊』は望まない幻を見せる。
同時に触ることで、幻覚は相殺される!
私が知らないとでも思ったのか!?
ヾ^^^〃
リД´ル クッ
- 569: act70 2011/4/8(Fri) 00:00
-
LIFE\HIT!/ LIFE
RHYZANTHELLA(━━━=)3/4 MONARANGE_LOVE (━━━ )3/4
ii iiシュー
|| 〃ノ^ヾ ||
____ _リД´ル!
∧ ∧ <piz.●∀>! ━━┳⊂:::<+>::つ┫
∧ ∧ (;・Д)  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄):::( ̄ ┃
(,;゚д) ([|:|) /:/::\ ┃
@_つ ノ_|:|ゝ (/ ̄ ̄∪
〃ノ^ヾ ビューティフル・ドリーマー
リД´:ル (『夢に駆ける少女』が解けた。
体に負担がかかり過ぎる。体力が削られる!)
〃ノ^ヾ(まずい!)
ドッシュー _リД´;ル
∧ ∧ −===二三<.●∀>━ ━━┳⊂:::<+>::つ┫
∧ ∧ (;・Д)  ̄ ̄  ̄):::( ̄ ┃
(,;゚д) ([|:|) /:/::\ ┃
@_つ ノ_|:|ゝ (/ ̄ ̄∪
__ 〃ノ^ヾ
−===二三<.●∀>━ 彡 リД´;ル
 ̄ ̄ ┣⊂::<+>)
┃ /:/::\
ガッ\┃ (/  ̄ ̄∪
〃ノ^ヾ
リД´;ル ┳━━
⊂<+>ヽつ
):::)ミ サッ
∧ ∧ (:/|:| ミ
∧ ∧ (;・Д) −=== ┣ Uミ ドシュルルル
(,;゚д) ([|:|) −==┃== ミ
@_つ ノ_|:|ゝ ┃ −=ミ==二三<.●∀>━
- 569: act71 2011/4/8(Fri) 00:00
-
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
ミ 〃ノ^ヾ Wハァハァ
ミ リ;`Дル
/:<+>ヽ 三三三ミ
∪::(∪ (∀●;)
|/::| ズザザ__ ノ ノ)
(ノJ _ _ __┏ノ(_⊂ノ_)
∧ ∧
∧ ∧ (;・Д)
(,;゚д) ([|:|)
@_つ ノ_|:|ゝ _ ____ _
| \######/ |
___∧_∧ ! __ γ>-> ! \\ \##/ //
⊂__⊂(; `Д)つ ⊂__つ;`Д)つ |\\ ## //|
┼―――― |\\\///|
! __ |\\|_|//|
(-_)つ_っっ |\\|_|//|
∧ ∧ ! |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
 ̄ ̄
三三三ミ ハァハァ
(Д●;) なぜ、彼女はこうまでして、私と闘うんだろうね?ドクトリン。
∧ ∧
(;・Д) それはきっとぼくを・・・
([|:|)
- 569: act72 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(ー● ) お前を守るために?
それは本当か?
何故今になって?
私の近くで今まで危険な任務をさせていたのだ?
タタカイ ニゲ
闘争も逃走もしなかったのか?
∧ ∧
(;・Д) ??
([|:|)
三三三ミ
(−● ) 我が子を愛する資格がないと言うなら、
施設や養子に預けるなりいくらでも方法はとれたはず。
なぜ、リズは我が子と共に私の側にいることを選び続けたのだ?
ミステリアス
しかも、私に対してどこか反抗的で不穏な雰囲気を漂わせながら。
〃ノ^ヾ
リ;`−ル そ、それは。。。
三三三ミ
(−● ) 私への復讐か?
ずっと彼女は私がファータイルを殺したんじゃないかと疑っていたからな。
その『懐疑心』からなのか?
〃ノ^ヾ フレンデル
リ;`−ル そう、ずっと博士を疑っていた。
三三三ミ
(−● ) しかし、私に動機は無い。
〃ノ^ヾ
リ;`−ル そう、貴方は自分に「メリット」が無ければ何もしない男。
ずっと、それを探っていたわ。
だが、研究の途中で協同研究者であるファータイルを殺しても何も意味がない。
むしろ、デメリットにしかならない。
明らかに事故か自殺ということになってしまう。
- 569: act73 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(−● ) だが、ドクトリンよ。
ファータイルの死因に惑わされるな。
それはもはや重要ではない。
リズが私を疑い、『動機』を探る『動機』について、もっと推理を深めてみるといい。
リズがもっとも隠したかった真実に。
その事の方がお前に関係あるはずだ。
∧ ∧
(;・Д) 『動機』を探る『動機』!?
([|:|) もし、殺されたんだとしたらその動機は知りたいに決まってるでしょ。
あれ?僕おかしなこと言ってる?
〃ノ^ヾ
リ;`−ル それは、つまり。。。
三三三ミ
(−● ) リズ、それ以上は自分で言わないほうが身のためだぞ。
研究の不利になるのに、ファータイルを殺そうとする「動機」は一つしかない。
もし、『偶然の事故』では無く、『故意』だとしたら?
なんのためにだ?
その理由が彼女が望んだものだとしたら?
∧ ∧
(;・Д) お母さんが博士にパパを殺して欲しかったってこと?
([|:|) そんなバカなことってないよ!
- 569: act74 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|ねぇ、待って。お願い。|
|殺したりしないで。 |
\__________/
〃ノ^ヾ ! 三三三ミ !
リ;´дル 「「(;●д)__
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|当り前だ。 |
\__________/
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ;´дル 「「(−●;)__
(:つ+>つ | |(┓ つ|/―゜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ナイト
「私が『彼女のため』を思い、騎士のようにリザンテラを救ったのだとしたら?」
- 569: act75 2011/4/8(Fri) 00:00
-
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/皿皿皿皿皿皿 |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;****************
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\ ________ \/\/\/\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/│ALKAMONAZ JAIL│/\/\/\/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/\│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│\/\/\/\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/\/\/|_______│/\/\/\/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;;;;;;;; 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;i三三ミ! ∧_∧ ドッ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;「「([]●Д) __ (Д× ) 三=− 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |(┛ [:]つ|/―゜ ([:] ) 三=− 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| |__ヽ ヽ | | |三=− 〜〜〜〜____〜〜
〜〜〜〜〜;;;;;;| エ__| | | (_(__) 〜〜_/__//〜〜
〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__/_二|〜
〜/ /○○○――|〜〜
〜\―TRISTAN――――――――――――――――――――――| \―|〜〜
〜〜\ UNDER ICE FIELD SURVEY SHIP\――――\|〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「そのためにファータイルを殺したのだとしたら?」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
三三三ミ
(−● ) そうだとすればすべての辻褄が合う。
∧ ∧ ┃
(;・Д) ・
([|:|)
三三三ミ
(−● ) もちろん、私の思う真実は違う。
- 569: act76 2011/4/8(Fri) 00:00
-
==================================================================
・・・・・・・・・・・
「だが、リザンテラはそうであって欲しかったのだよ。」
==================================================================
〃ノ^ヾ
リ;´дル 三三三ミ
∧ ∧ (:<+>ゝ (ー● )
∧ ∧ (;・Д) ):::(J ┗ つ
(,;゚д) ([|:|) |/::| Y 人
@_つ ノ_|:|ゝ (ノJ (_)`J
==================================================================
「だから、何年もずっと私を疑いながらも私の側を離れなかった。」
ミステリアス
「私を懐疑する不穏な秘書を装いながら・・・」
「実の息子を欺き、危険に晒しながらも・・・」
「自分の望んだ真実に酔いながら・・・・」
「自分の心を何重にも欺きながら・・・」
==================================================================
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒(^^^^^^^^^^^^^^^^^(⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― ザザー )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― (⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒) ― )⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒( ― (⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
==================================================================
「悲劇のヒロインぶった回想をぶちまけながらな!」
==================================================================
- 569: act77 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(−● ) いいか、少年達よ。
もっとも恐ろしいのは『自分の本心』だ。
それに気付いてしまうことだ。
〃ノ^ヾ
リ;´−ル ・・・。
もしかしたら「私のため」かもしれない……。
その可能性に「期待」していたのかもしれない……。
それを優しさだと感じたかったのかもしれない。
三三三ミ
(ー● ) リズ、君が私がファータイルを殺したと疑いたいのは
『私がお前を愛していた』と思いたいからだ。
私への疑心暗鬼こそが、愛の確信。
〃ノ^ヾ
リ;`−ル ・・・
三三三ミ
(ー● ) 私を愛していたのだろう?今もかな?
〃ノ^ヾ
リ;`−ル その言葉を私に言わせる気。無粋な男ね。
∧ ∧
(;・Д) なんだよ!みんなして僕の気持ちも聞かないで!
([|:|)
〃ノ^ヾ
リ;`−ル ふっ。
よく考えてみれば、この十数年そんなところで足踏みしていたのね。
コレは「未練の愛」なのか?
「復讐心」なのか?
実は最近までそれが何なのかすら分からなかった。
- 569: act78 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|貴方が、私の子供を本気で殺そうとしたことで|
|ようやく、ようやく、認めることができたわ。|
\________ ____________/
|/
〃ノ^ヾ
リ;`−ル 三三三ミ
∧ ∧ ⊂(:<+>つ (−● )
∧ ∧ (;・Д) ミ):::( ( )
(,;゚д) ([|:|) |/::| | | |
@_つ ノ_|:|ゝ (ノJ (_(__)
〃ノ^ヾ
リ;`Дル そう、徹頭徹尾、貴方は
私だろうと、誰であろうと他人のために生きることができない。
『自分だけのため』に生きる。貴方にはそれしかできない!
ナイトなんかじゃない!一人ぼっちの井戸の底に落ちた王子様よ!
そして、私は一度は恋をした相手をそんなふうな人間だと
「認めたくなかった」のね。
〃ノ^ヾ
リ;`Дル でも「私の息子を殺そうとした。」
それだけで、貴方と敵対する理由は十分よ。
- 569: act79 2011/4/8(Fri) 00:00
-
=============
罪とは己が心を隠したこと。
罪とは貴方を愛したこと。
罪とは・・・
=============
〃ノ^┃
リ`−┃ チャッ
つ┫+>┣⊂
|┃:(
|┃:|
(ノJ
===================
愛を求めるばかりで、応えなかったこと!
===================
人人人人人人人人人 パァァン
/ て
γ ━━┳ て
γ ヾ〃^〃∩ て
γ リ`Дル|| て 三三三ミ
∧ ∧ γ ━━┳ γ:::::ノ て (ー● )
∧ ∧ (;・Д) γ ⊂::/:::( ̄ て (━ )
(,;゚д) ([|:|) ヽ ~/::::\ て | | |
@_つ ノ_|:|ゝ ヽ ∪ ̄ ̄\) て (_(__)
ヽ て
γγγγγγγγγ
ヾ〃^〃
リ;`Дル(ファータイルはこの事に気づいて欲しくてきっと・・・
私が本当に人を愛せることができていたらきっと・・・)
- 569: act80 2011/4/8(Fri) 00:00
-
ザザザザーー ザザザザー
―=== (⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒) ===―
―=== (;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;) ===―
―=== ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ===―
|||⌒@⌒@ @⌒@⌒|||
||(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)||
||(⌒@⌒@ @⌒@⌒)||
||(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)||
||(⌒@⌒@ @⌒@⌒)||ダ
||(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)||ダ
||(⌒@⌒@ @⌒@⌒)||ダ
||(;;;(゚皿) ━━┳ (皿 ゚);;)||ダ
||(⌒@⌒@ ヾ〃^〃∩ @⌒@⌒)||ダ
||(;;;(゚皿) リ`Дル|| 三三三ミ (皿 ゚);;)||ダ
||(⌒@⌒@ ━━┳ γ:::::ノ ミ(;●Д)エッ @⌒@⌒)||ダ
||(;;;(゚皿) ⊂::/:::( ̄ (━ ) (皿 ゚);;)||
ii(⌒@⌒@ ~/::::\ | | | @⌒@⌒)ii
ii(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) (_(__) (皿 ゚);;)ii
~~~~~~~ ~~~~~~~
ヾ〃^〃∩ アリーナ シークレット・ガーデン
リ`Дル|| 囲め!決戦の闘技場!『秘密の花園』ッ!
オリ
この悪夢の檻の中から、決して逃がさない!
『トンファーズ・ガン・カタ』&
『ヘブンリィ・クリーチャ―ズ』!
持てる全ての力で貴様を倒す!
- 569: act81 2011/4/8(Fri) 00:00
-
LI\HIT!/ LIFE
RHYZANTHELLA(━━= )2/4 MONARANGE_LOVE (━━━ )3/4
━━┳
ヾ〃^〃∩(体力はさらに使うがもはや関係ない!)
ハァハァ リ;`Дル|| 人人人人人人人人人人人人人人
━━┳ γ:::::ノて 限界の限界を越えて駆ける! て
⊂::/:::( ̄ γγγγγγγγγγγγγγγ
~/::::\ < ビューティフル・ドリーマー >
∪ ̄ ̄\) <『夢を駆ける少女』!>
γγγγγγγγγ
∧ ∧
(;・Д) お母さん、無理しないで!
([|:|)
三三三ミ
(Д● ) 今になって母親ぶろうというのか。十数年、時が遅いぞ!!
ヾ〃^〃
リ;`Дル ・・・それは!
∧ ∧
(;・Д) お、遅くないよ!
([|:|) 今からだって、嬉しいよ!
ヾ〃^〃 ┃
リ;`Дル ・
――ヾ〃^〃
――リ;`Дル 時を止めていたら…
――― 足を止めていたら……いくら歳月を経ても何も生まれない!
- 569: act82 2011/4/8(Fri) 00:00
-
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
三 三
三 それでも今、足が動きだすのはきっと! 三
三 三
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
@⌒@⌒)
(皿 ゚);;)
@⌒@⌒)
iiiii (皿 ゚);;)
||||| @⌒@⌒)<
ダダダダダ iiiii (皿 ゚);;)
〃^^〃┳━━=・=============・ ===・@⌒@⌒)
リ`Дルつ┳━━=・============・|===・(皿 ゚);;)
γ:::::つ 三三三ミ| @⌒@⌒)
/:::( (д●;)サッ (皿 ゚);;)
/::::\ ノ ノ) @⌒@⌒)
∪ ̄ ̄\) ┏ノ(_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
~~~~~~~
〃^^〃┳━━ !
リ`Дルつ┳━━ 人人人人人人人人人人人人人
γ:::::つ 三三三ミ 彡 <ロケットモナレンジパンチ!て
/:::( (д●;) 彡 γγγγγγγγγγγγγ
/::::\ ━━iXX二 ノ)
∪ ̄ ̄\) (_⊂ノ_)
〃^^〃
クルン リ`Дル ┳━━
━━┳ミ γ:::::つ 三三三ミ
⊂::/:::( ミョミョミョーン (д●;)
/::::\ ━━iXXXXX二 ノ)
∪ ̄ ̄\) (_⊂ノ_)
- 569: act83 2011/4/8(Fri) 00:00
-
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~//||~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
// ||カーン
(⌒@⌒@ // || @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ // || @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ // || @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ // || @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@カーン// ヾ〃^〃 || @⌒@⌒)
(;;;(゚皿)// タタタン! リ`Дル ┳━━ || (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@=======━━┳ γ:::::つ || 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ⊂::/:::( ̄ || (д●;)! (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ~/::::\ || XX二 ノ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) ━━iXX (_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
~~~~~~~ グシャ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ヾ〃^〃 (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ リ`Дル ┳━━ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) γ:::::つ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ミ ミ |:::| ̄ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ||::\ (д●;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ / /∪ XX二 ノ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪^ ━━iXX (_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ミシ ~~~~~~~
- 569: act84 2011/4/8(Fri) 00:00
-
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
三 三
三 息子が見守ってくれているから! 三
三 三
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
LIFE LI\HIT!/
RHYZANTHELLA(━━ )2/4 MONARANGE_LOVE (━━== )2/4
(⌒@⌒@ −――−――−――−――−− @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ―――――−――−――−− (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ――― ヾ〃^〃 ――― ドゴッ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) −―− リ`Дル___―== /※ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ―=|<+>::::::二つ三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄^ヽ://=д×;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ −―‐―― ―=∪ XX二 ノ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ━━iXX (_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ミシ ~~~~~~~
∧ ∧
((@;゚Д) あれぞトンファーキック!
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ┃ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┃ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ┣ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ヾ〃^〃∩ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) リ`Дル ||ミ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┳━━:::ノ ミ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (つ:::( ̄ (Д●;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ /::::\ ズザザ ⊂ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) _ _ _(_( ̄_ノ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~
- 569: act85 2011/4/8(Fri) 00:00
-
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
三 三
三 私は失った時を取り戻す! 三
三 三
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~//||~~~~~~ ||\\~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
// || || \\
(⌒@⌒@ // || || \\ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || || \\ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ // || || \\ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // || || \\ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@パピューン // ||ダダッ ||ダダッ \\ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) // ┃ ┃ \\ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ // ┃ ┃ \\ パァーン @⌒@⌒)
(;;;(゚皿)// シュルシュル ┫ ┣ シュル \\ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@\ 彡∩ヾ〃^〃∩ミ シュル \\ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) \\ ダダダッ 彡|| リ`Дル||ミ !ミ三三三ミ \ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@・=========━━=┳━━=======・(д●;三;●Д) /@⌒@⌒)
(;;;(゚皿) \\ ミミ(つ:::( ̄ (━ ) //(皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ \\ / /::::\ / /| | \ // @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) \\/※ ∪ ̄ ̄\) (__)(__) ※\/ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ターン ターン ~~~~~~~
LIFE \HIT!/
RHYZANTHELLA(━━ )2/4 MONARANGE_LOVE (━= )1/4
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ( (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ┃ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ( ┃ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) )┣ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ヾ〃^〃∩ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) リ`Дル|| (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┳━━::ノ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (つ:::( ̄ ドンッ (ДX;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ /::::\ −===== ==⊂※ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) ―≡Ξ(_( ̄_ノ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ズザザ ~~~~~~~
∧ ∧
( "゚Д) リザンテラが押している!
( -_) いや、いくら幻覚をかけてるからって、生身の身体じゃ限界だ。
体を機械化してる博士の方が体力はある。
長引けば有利だ。
- 569: act86 2011/4/8(Fri) 00:00
-
∧ ∧
(;・Д) お母さん!
([|:|) もういいよ、これ以上は!
ヾ〃^〃
リ;`Дル 少しは償いぐらいさせなさい。
せめて母親らしく!
三三三ミ ハァハァ
(Д● ) 『自分のため』にしか生きることしかできない。
それはお前も同じではないかな?
私の中に自分を見ていたのではないかね?
母親になる重さから避け、逃げ出すことすら出来ずに!
この十数年、お前は何をしてきた?
オリ
誰よりもこの羊の檻から・・・”夢”から覚めようとしなかったのはお前だ!
ヾ〃^〃
リ;`Дル それは、フレンデル!貴方も同じよ!
貴方は何をしてきたの?
そう、貴方はずっと、変わらなかった!
いつまでも過去の夢を追い!関わる全ての人を裏切り!!!
ヾ〃^〃
リ; Дル (そんな貴方を少しでも変えたかったのに!)
ヾ〃^〃
リ;`Дル 目的の達成?
成長?笑わせるわ。
貴方は時を止めて、成長しないことを望んだ!そして私も!
- 569: act87 2011/4/8(Fri) 00:00
-
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;)
(⌒@⌒@ |そうだとも。私はなにも変わらない。|)
(;;;(゚皿) | |)
(⌒@⌒@ | もう遅いんだよ、リズ。 |)
(;;;(゚皿) \________________/ )
(⌒@⌒@ ヾ〃^〃∩┫ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) リ;´−ル||┃! (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┳━━::ノ┃ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (つ:::( ̄ (−●;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ /::::\ ⊂ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) (_( ̄_ノ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~
三三三ミ
(Д● ) もう、銃を下げないか?
ドクトリンから手は引くさ。
私にトドメを刺してなんになるんだ。
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ヾ〃^〃∩┫ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) リ;´−ル||┃・・・ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┳━━::ノ┃ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (つ:::( ̄ (−●;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ /::::\ ⊂ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) (_( ̄_ノ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~
三三三ミ
(−● ) なにが望みだ?
何を黙っている?
さっさと私を撃ってとどめを刺すがいい!
それとも、自分を撃つようで気が引けるのか。
ヾ〃^〃
リ;`Дル ・・・
- 569: act88 2011/4/8(Fri) 00:00
-
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ヾ〃^〃 @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) リ;´−ル ┳━━ (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ┳━━::つ ミ パッ 三三三ミ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (つ:::( ̄ ミ ! (−●;) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ /::::\ (⌒@⌒@ ⊂ ) @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) ∪ ̄ ̄\) ( ( ;ω) (_( ̄_ノ (皿 ゚);;)
~~~~~~~ ^^^^^^^^ ~~~~~~~
ヾ〃^〃
リ;`Дル その白い羊に触れて。
あなたが今まで見た望みは目的を達成することだった。
その望みの半分が叶った今はどんな夢を見るか。
見せて。
やらなきゃ、その後ろの『悪夢』の黒い羊に叩きつけて、再起不能になってもらう。
三三三ミ
(−● ) いいだろう。
- 569: act89 2011/4/8(Fri) 00:00
-
@⌒@⌒)
〜 〜 〜 〜 (皿 ゚);;)
〜 〜 ヾ〃^〃 〜 〜 @⌒@⌒)
リ;´−ル ┳━━ (皿 ゚);;)
┳━━::つ 三三三ミ )) @⌒@⌒)
(つ:::( ̄ (д●;) )) (皿 ゚);;)
/::::\ (⌒@⌒@ ノ ノ) @⌒@⌒)
∪ ̄ ̄\) ( ( ;ω) ┏(_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
^^^^^^^^ ~~~~~~~
@⌒@⌒)
〜 〜 〜 〜 (皿 ゚);;)
〜 〜 ヾ〃^〃 〜 〜 @⌒@⌒)
リ;´−ル ┳━━ (皿 ゚);;)
┳━━::つ 人人人パァァ 三三三ミ )) @⌒@⌒)
(つ:::( ̄ て (д●;) )) (皿 ゚);;)
/::::\ て (⌒@⌒@ ノ ノ) @⌒@⌒)
∪ ̄ ̄\) て( ( ;ω)━ (_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
て^^^^^^^^ピトッ ~~~~~~~
三三三ミ
(−● ) やはり、一手誤ったな、リズ。
お前が冷酷にトドメを刺していたら。
余計なことをしなければ。
こんなことにはならなかったのに。
- 569: act90 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|『クラスター・ワン』圧縮!|
\_____ ______/
\|
__ @⌒@⌒)
| | (皿 ゚);;)
ヾ〃^〃! | | @⌒@⌒)
リ;`Дル ┳━━ | | (皿 ゚);;)
┳━━::つ 三三三ミ| | @⌒@⌒)
(つ:::( ̄ (д●;)|__| (皿 ゚);;)
/::::\ (⌒@⌒@ ノ ノ) @⌒@⌒)
∪ ̄ ̄\) ( ( ;ω)━ (_⊂ノ_) (皿 ゚);;)
^^^^^^^^ ~~~~~~~
@⌒@⌒) =ドッシュー―
(皿 ゚);;)======−
ヾ〃^〃! @⌒@⌒)========―
リ;`Дル ┳━━ (皿 ゚);;) ==ポム====―
┳━━::つ ~~~~~~~三三三ミ@⌒@⌒)=―
(つ:::( ̄ ;;; (д●;)(皿 ゚);;) =―
/::::\ (⌒@⌒@ ノ ノ)@⌒@⌒) =―
∪ ̄ ̄\) ( ( ;ω)━ (_⊂ノ_)(皿 ゚);;) =―
^^^^^^^^ ポム~~~~~
ヾ〃^〃
リ;`Дル 背後の空間を圧縮!
三三三ミ
(ー●;) これで私の幻覚は無効化され、
悪夢の羊を押し付けられる!
彡(⌒@⌒@
彡 (;;;(゚皿)
ヾ〃^〃ii ii彡 ~~~~~~~バッ
リ;`Дル||┃||
┳━━::つ┃||クル 三三三ミ
(つ:::( ̄━||| クル (ー●;)
/::::\ ||┃||クル ノ ノ)
∪ ̄ ̄\)||┃|| ━ (_⊂ノ_)
ii iiミ
ミ バッ (⌒@⌒@
ミ (;;;(゚皿)
~~~~~~~
- 569: act91 2011/4/8(Fri) 00:00
-
\HIT!/ LIFE
RHYZANTHELLA(━= )1/4 MONARANGE_LOVE (━ )1/4
シューii ii
|| 〃ノ^ヾ||┃
リ;`Дル ┃ 三三三ミ
┳━━::つ┫ (ー● )
(つ:::( ̄ ( )
/::::\ Y 人
∪ ̄ ̄\) (_)`J。。。
〃ノ^ヾ
リ;`Дル 『夢を駆ける乙女』が解けた!
クッ時間切れだ!
〃ノ^ヾ!
リ;´дル 三三三ミ
γ:<+>ゝ::つ (ー● )
し\::( ̄ ┫┗ つ
/::::\ ┃ Y 人
∪ ̄ ̄\) ┃ (_)`J
三三三ミ
(ー● ) こんな手に引っかかるなんて。
余計な事にこだわらなければ良かったものを。
不器用だな、リズ。
実を言うとな、リズ。
そんなお前に私は惹かれるところもあったのだ…。
〃ノ^ヾ
リ;`Дル そんな見え透いた・・・
- 569: act92 2011/4/8(Fri) 00:00
-
\HIT!/ LIFE
RHYZANTHELLA(= )0/4 MONARANGE_LOVE (━ )1/4
〃ノ^ヾ ウッ ガスッ
リ;#дル 三三三ミ
γ:<+つつ(Д● )
ヽ::━━=− )
ヽ:つつY 人
(_)`J
三三三ミ
(Д● ) 私を邪魔するというならこうするしかないんだ、リズ。
〃ノ^ヾ
リ; -дル 博士のなんとしても勝機を得る執着心・・・私では勝てない・・・。
三三三ミ リザンテラ
(−● )「地中の花」は地上で咲くことは出来ない。
〃ノ^ヾ
リ;´−ル 確かな……
三三三ミ
(ー● ) 望めば何度だって私を暗殺するチャンスはあったはずなのに。
お前は、どうしたかったんだ、リズ?
〃ノ^ヾ
リ;´Дル 確かな……
三三三ミ
(ー● ) 夢を叶える力を持ちながら、
自分が何を欲っしているのかすら、分からなかった。。。
ii
||〃ノ^ヾ 三三三ミ
||リ; Дル (Д● )
γ:<+つつ ━ )
\ ヽ::ヽ Y 人
ドサ※\ヽ:つつ (_)`J
〃ノ^ヾ
リ; -дル 愛が…………。確かな……愛を………。
三三三ミ
(ー● ) 本当に欲しいものを手に入れるためには、
他の全てを捨て去らなければならない。
〃ノ^ヾ 三三三ミ _
リ; Дル (Д● ) i*>
γ:<+つつ ━ つ彡~
ヽ::ヽ Y 人
ヽ:つつ (_)`J
三三三ミ
(Д● ) ファータイルの記憶の欠片も返してもらうぞ。
- 569: act93 2011/4/8(Fri) 00:00
-
(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@(⌒@⌒@@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)@⌒@⌒)
(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(;;;(゚皿)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)(皿 ゚);;)
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ @⌒@⌒)
(;;;(゚皿) (皿 ゚);;)
(⌒@⌒@ ^^^^^^^
(;;;(゚皿) (⌒@⌒@
(⌒@⌒@ (;;;(゚皿)
(;;;(゚皿) 〃ノ^ヾ 三三三ミ ~~~~~~~
(⌒@⌒@ リ; Дル (Д● )
(;;;(゚皿) γ:<+つつ ━ )
(⌒@⌒@ ヽ::ヽ Y 人 (⌒@⌒@
(;;;(゚皿) ヽ:つつ (_)`J (;;;(゚皿)
~~~~~~~ ~~~~~~~
;;;:: ;;; ;;;;; ;;; ;;;; ;;; ;;;; ;;;;
;;;; ;;;; ;;;; ;;; ;;;; ;;; ;;;; ;;;;;
~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~
;;;;; ;;;;;
;;;;; ;;;;;;
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;;;;; ;;;;;
;;;;; ;;;;;
;;;;;
;;;;;
;;;;; ;;;;;
;;;;; ;;;
;;;;; 〃ノ^ヾ 三三三ミ
;;;;; リ; Дル (Д● ) ;;;;
;;;;; γ:<+つつ ━ ) ;;;;
;;;;; ヽ::ヽ Y 人
;;;;; ヽ:つつ (_)`J
~~~~~~~
〃ノ^ヾ
リ; -дル 羊たちが散っていく。。。
- 569: act94 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|うわぁぁぁぁ!|
\____ _/
\|
〃ノ^ヾ 三三三ミ
∧ ∧ リ; -дル (−● )
∧ ∧ (;・Д)γ:<+> ( )
(,;゚д) ====([|:|つ∪::ヽ | | |
@_つ \====ノ_|:|ゝ ヽ:つつ (_(__)
┌────────────―――――――――─―┐
|リザンテラ・ガルドゥネリ |
| (本名 :リーゼロッテ・リリエンタール) |
| 能力名:『ヘブンリィ・クリーチャ―ズ』|
| ――再起不能|
└──────────────―────――──┘
三三三ミ
(ー● ) これで・・・
<*i i*>⊂)
 ̄  ̄
三三三ミ
(ー● )
<**>⊂) シューーー
 ̄
三三三ミ ファータイル
(ー● ) 親友の『記憶』はそろった。
<**>⊂) 後はラスアルと共にジャマロを倒し、
 ̄ ラス
この『記憶』をかざして、親友の『記憶』を捜すだけだ。
三三三ミ
(ー● ) リザンテラ。
お前達が無駄に抗わなければ犠牲は最小限に抑えられたものよ。
〃ノ^ヾ ハァハァ
リ; -дル もう能力は使えない・・・。
全身の筋肉が悲鳴を上げているわ。
骨もボロボロ。。
指一本だって動かせない・・・。
∧ ∧
( ;Д) 早く手当てしないと!
([|:|つ
- 569: act95 2011/4/8(Fri) 00:00
-
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒|⌒
⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒^⌒
〃ノ^ヾ 三三三ミ シ ー ン
∧ ∧ リ; -Дル (−● )
∧ ∧ (;・Д)γ:<+> ( )
(,;゚д) ([|:|つ∪::ヽ | | |
@_) ノ_|:|ゝ ヽ:つつ (_(__)
_ ____ _
・・・ | \######/ |
___∧_∧ __ γ>-> \\ \##/ //
⊂__⊂(; `Д)つ ⊂__つ;`Д)つ |\\ ## //|
┼―――― |\\\///|
__ |\\|_|//|
(-_)つ_っっ |\\|_|//|
∧ ∧ |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
 ̄ ̄
∧ ∧
;"゚Д) あの幻覚のリザンテラでも敵わないのか。
(-_) 博士が残った。。。もう奴を止められないのか。
- 569: act96 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|ここからよ。 |
\______/
〃ノ^ヾ 三三三ミ
∧ ∧ リ; -Дル (−● )?
∧ ∧ (;・Д)γ:<+> ( )
(,;゚д) ([|:|つ∪::ヽ | | |
@_つ ノ_|:|ゝ ヽ:つつ (_(__)
〃ノ^ヾ
リ; -Дル リザンテラは地中に咲く花。
人知れず他を輝かせる。
三三三ミ
(−● ) ・・・?
なにを言っている・・・!
これ以上なにをやる気だ?
お前の幻覚能力は確かに無敵だがもう使う力は残ってないはず。
〃ノ^ヾ ・・・・・・・・・・・・・・
リ;`Дル 夢は覚めたときが一番恐ろしい。
私が力を使い切ることで、
「乙女の祈り」は解除され、
すべての「幻想」は解かれる。
〃ノ^ヾ ヴァージン・スーサイズ
リ; -Дル 『乙女の献身』・・『ヘブンリィ・クリーチャ―ズ』、解除!
- 569: act97 2011/4/8(Fri) 00:00
-
==================================
_ _
r´_`i-ー-i´ ) r´ ̄`i;;;;;;;;;i´ ̄"i
{ |__'} {、二| } { [二`};;;;;;;;;{ 、二]}
/!、__ノ、__、_!、__丿ヽ '、__ノ;;;;;;;;;;;'、_丿
{ ( ● ● ) ヽ ;〇;;;;;;;;;○;}
{( ○ ヽ_人_ノ ○ ) ヽ ;;;;;;;;;;;lココココ;}
{ (0 | | 0 )ポロ ヽ ;;;;;;;;;;| |;}キエー
{ ファ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ポロ ヽ ;;;;;;;;;;lココココ;丿
{ ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丿
_;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;
r´_;;;;;;;;;;; r´ ̄`i;;;;;;;;;;;
{ |__'};;;;;;;; { [二`};;;;;;;;;;
/!、__ノ、__、;;;;;;;; '、__ノ;;;;;;;;;;;
{ ( ● ;;;;;;; ;〇;;;;;;;;
{( ○ ヽ_人;;;;;;; ;;;;;;;;;;;l;;;;;;;
{ (0 |;;;;;;;; ;;;;;;;;;;| ;;;;;
{  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ;;;;;;;;;;lココココ;丿
{ ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丿
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- 569: act98 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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l| ┌ナ|:| ̄/ /
l| / |:|/ /
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| `丶 、/ / / /|:|
| ____/___`_メ_、/__/ |:|
|-''" ̄ / / / ̄ |:|
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| ● ● || |:|
| Y \ || |:|
| | ▼ | || |:|
.rロ、. |/ _人_ | || |:| _,;;-''
-v''ヘ-、__,,、___ ゙コビ. ゙\_____/__,,_||_,、_____,、,|:|ノ-''=''" ::::::
 ̄ !-|-!~゙''"`'' ̄`''ノ二二ヽ" :::!!::::::::::::::::::::::!:!::::
! _,, ='' 三三三 ''= .,,_ :::::::::::::::::::::::::
_,, =''  ̄三三三三三三三  ̄''= ,,__ :::::::::::::::::::::::
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- 569: act99 2011/4/8(Fri) 00:00
-
____ ____ ____ _____
ノ ヾ ノ ヾ ノ ヾ ノ ヾ
なんだ? おれたち
_________ _ _∧w∧!____ ___________ __!/■\!∩_∩_
| ) Å_Å | )∫ | ) (,*゚Д) !∧v∧ | ) | ) | )( ・∀・)(・∀・ )| )なにやってたんだ?
| | / @Д@\| | | /:y:ヽ (Д゚ ) | | _ | | | | (つ ⊂)(U U| |
| ̄ ̄\\つ __∫\ | ̄ ̄\\|==||/ |\\ | ̄ ̄\\ \\ | ̄ ̄\\)⌒)\⌒\\
| |_| ̄\≠/ |_| | |_|JJ__/ |_| | |_| |_| | |_| J (__)_)|
l二二二l二二二二二二二l l二二二l二二二二二二二l l二二二l二二二二二二二l l二二二l二二二二二二二l
ノ8/ハ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄
リル´ー) ミД゚;ミ < サラッ!
( つ ⊂ミ ミ \____
JJ (_(_'つ
_________ _ _________ ___________ __ ∧∧ ∩_∩ ∧∧
| ) ∧(())∧ ) |がやがや∧∧ ∧∧| ) | ) ∧ ∧ ∧∧ ) | (´曲`)・σ・(´⊇`)あれあれ?
| | (("・∀・))! | | ( ・∀)(∀・ ) | | | _!(=・ω・)(∀・ )! | | ι J ( つつ
| ̄ ̄\\ )) ((\ | ̄ ̄\\(u u)( ⊂)\ | ̄ ̄\\( )( )\ | ̄ ̄\∪∪⌒)⌒)∪∪\
| |_|(( × ))_| | |_|⌒)⌒(⌒)⌒)| | |_|U U U U|_| | |_| JJ |_|
l二二二l二二(_)_)二l l二二二l二二二二二二二l l二二二l二二二二二二二l l二二二l二二二二二二二l
- 569: act100 2011/4/8(Fri) 00:00
-
|| _______
|| | 三三三|
|| |〃ノ^ヾ (−● |
|| |リ -дル ( |
|| |/:<+> | ||
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧ !!
__|| _((@;゚Д) _T
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
//\// || U U
_____________________________
|[[受信]] [::Pandora System Control Box::] | ┳
|┌―――――┐┏━━━━━┓┌―――――┐┌―――――┐| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\┃
||Stadio A |┃Stadio B ┃|Stadio C ||Stadio D || | |
||==========|┃==========┃|==========||==========|| | ◯ ◯ |
||==========|┃==========┃|==========||==========|| | ┏━━━━━┓ |
|├――┬――┤┣━━┳━━┛├――┬――┤├――┬――┤| | ┃2002/03/19┃ |
|| ON |OFF |┃ ON ┃OFF || ON |OFF || ON |OFF || | ┃--―――--┃ |
|└┬―┴――┘┗┳━┛――┘└┬―┴――┘└┬―┴――┘| | ┃ (−●┃ |
| | ┃ | |┌―――┐| | ┃〃ノ^ヾ( ┃ |
| └――――――┗━━━━┓―┴――――――┘|SOCKET|| | ┃リ -дル | ┃ |
|[[発信]] ┏━┻━━━┓ ├―――┤| | ┃/:<+> (_┃ |
| ┏━(´∀)━┓ ┃PANDORA 凹┃ |◎ ◎|| | ┃--―――--┃ |
|VOL. ⇒●Mona ALL┃ ┗━┳━━━┛ └―――┘| | ┃TilI ┃ |
|┌┐ ┣━┳━┳━╋━┓バチッ! ┏━┳━┳━┳━┓ | | ┗━━━━━┛ |
| || ┃1┃2┃3┃4┃==-┃ -==┃9┃10┃11┃12┃ | ヽ ○____○ノ
| || ┣━╋━╋━╋━┫┏-∧-┓ ┣━╋━╋━╋━┫ | (_|__|_|_|_)
| || ┃5┃6┃7┃8┣┫<==>┗┳┫13┃14┃15┃16┃ | /____ ___ヽ
| || ┗━┻━┻━┻━┛┃ ||CMT二二二二二二二二二二二二二二|__ ∧ __|
| ━ ┏━(゚Д゚)━┓==-┗━┳━┛-== | |MAL|<|二|>|TEL|
| || ⇒●Giko ALL┃┏━━━┻━━━┓ POWER| |__| ∨ |__|
| || ┣━┳━┳━╋┻┓==- -==┏┻┳━┳━┳━┓┌-┐| |[ALL][PRTY\MMM/
| || ┃1┃2┃3┃4┃ バチッ!┃5┃6┃7┃8┃| || |(QS) [NEAR≡TV ≡
|└┘ ┗━┻━┻━┻━┛ ┗━┻━┻━┻━┛└-┘| |――┬――/MMM\
└――――――――――――――――――――――――――――┘
∧ ∧
((@;゚Д)『パンドラ』のコントロールシステムが直っていく!
これはリザンテラがたぶん壊したもの・・・
『羊』が及ぼした影響はすべて消えていくのか!?
- 569: act101 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(−●;) 幻想が解かれるからなんだと言うんだ?
〃ノ^ヾ
リ;`−ル 知ってる?
サナギはそのままでも「成長しようとする力」を持っている。
「成長阻害ホルモン」が分泌されることによって、
サナギのままでいることができる。
時が経てば成長し、自然にホルモンを分泌されないようになって羽化していく。
〃ノ^ヾ
リ; -дル 私はずっと、ドクトリンに『羊』の幻覚をかけていた。
博士の脅威にならないために、危険を侵さないように。
『力を抑える』幻覚を。
/ ̄ ̄\
|えっ!|
\_ /
\| 〃ノ^ヾ 三三三ミ
! ∧ ∧ リ; -Дル (−● )!
∧ ∧ (;・Д)γ:<+> ( )
(,;゚д) ([|:|つ∪::ヽ | | |
@_) ノ_|:|ゝ ヽ:つつ (_(__)
|\
/  ̄ ̄ ̄ ̄\
|僕の力を!? |
\______/
〃ノ^ヾ
リ;`−ル でもそれももう終わり。
私の成長阻害ホルモンは解除された。
私の「乙女の祈り」が解除されることで、
私が死ぬことで・・・
母が去ることで、子は完成する。
- 569: act102 2011/4/8(Fri) 00:00
-
∧ ∧
( ;Д) そんな死なないで。
([|:|つ
(⌒@;;;シュー
( (;ω;;
|^^^|^^|
| | ||
| | | プチン
| | | 〃ノ^ヾ 三三三ミ
| ∧ ∧| リ; -Дル (д● )!?
∧ ∧ !( ;・Д) γ:<+> ( )
(,;゚д) ⊂[|:|つ ∪::ヽ | | |
@_) ノ_|:|ゝ ヽ:つつ (_(__)
人人人人人人人人
/ i0ii i0ii i0ii て
/ i0ii i0ii i0iiリュリュルーー
γ i0ii i0ii i0ii て
γ i0ii∧ ∧ i0ii て
γ ioi(;・Д・)ioii て
ヽ ioi⊂[|:|つii て
ヽ ioiノ_|:|ゝoii て
ヽ て
γγγγγγγγ
∧ ∧
(;・Д・) 急に力が湧いてくるッ!
⊂[|:|つ
〃ノ^ヾ
リ; -дル ドクトリン。
自分が子どもであるという幻想から目覚めなさい。
ここまで来れた貴方は、もう立派な男よ。
ユメ ユメ
私の理想から解かれて、あなたの理想を行きなさい。
- 569: act103 2011/4/8(Fri) 00:00
-
三三三ミ
(Д●;)ミ いかん!
━ )
〃ノ^ヾ 三三三ミ
リ; -Дル ∧ ∧ (Д●;)!!
∧ ∧ γ:<+> ==( ;・Д) ━ )
(,;゚д) ∪::ヽ ==([|:|つ | | |
@_) ヽ:つつ==ノ_|:|ゝ (_(__)
三三三ミ
(Д●;) ドクトリン、いくら生きがっても、
お前にオトナに抗う力など・・・
∧ ∧
( ;・Д) 今までそう思っていただけなんだ。
([|:|つ 今なら何でも出来そう気がする・・・!
人人
て
ヾ/| /|〃て バッ
( ;・Д)
([|:|つ
〃ノ^ヾ パッ/@ ~~ 三三三ミ
リ; -Дル ヾ/| /|〃 /@@ (Д●;)!
∧ ∧ γ:<+> ( ;・Д) // ̄ ̄ ━ )
(,;゚д) ∪::ヽ ([|:|つ|三| | | |
@_) ヽ:つつ ノ_|:|ゝ (_(__)
三三三ミ
(Д●;) なんだ、その花は?
一見、綺麗だが。 ん?
- 569: act104 2011/4/8(Fri) 00:00
-
人人人人人人人人人人人人
< ゲルセミウム・エレガンス て
< 毒せ!『猛毒美人』! て
γγγγγγγγγγγγ
〃ノ^ヾ /@ ===============@
リ; -Дル ヾ/| /|〃 /@@ ミ 三三三ミ
∧ ∧ γ:<+> ( ;・Д) // ̄ ̄ ミ (Д●;)
(,;゚д) ∪::ヽ ([|:|つ|三| ⊂ )
@_) ヽ:つつ ノ_|:|ゝ (_( ̄_ノ
三三三ミ
(Д●;) ゲルセミウム・エレガンス・・・世界最強の猛毒と知られ、
中枢神経を破壊し、未だ特効薬も見つかっていない。
ドクトリンはこんな猛毒の植物を操れるような力は持ってないはず。
「植物」の出せる種類が増えたのか。いやそれだけじゃない!
〃ノ^ヾ /@
リ; -Дル ヾ/| /|〃 /@@
γ:<+> (Д・;)彡// ̄ ̄
∪::ヽ ([|:|つ|三|
ヽ:つつ ノ_|:|ゝ
〃ノ^ヾ
リ; -дル 貴方のやりたいようにやりなさい。
マイル
一本道じゃなくていい。貴方の『道』を行きなさい。
ディステニー
それが貴方の『運命』を越えていく力。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ヾ/| /|〃| グリーン・ディステニー |
(Д・;) |『 緑の運命 』ッ!|
\_________/
- 569: act105 2011/4/8(Fri) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|やりたいようにやるんなら、|
|今はこれだよ。 |
\_______ ____/
\|
〃ノ^ヾ
リ; -Дル ヾ/| /|〃
γ:<+> 。(∀・;)
∪::ヽ ⊂|:|])
ヽ:つつ ノ|:|_ゝ
〃ノ^ヾ
リ; -Дル ヾ/| /|〃
γ:<+> (∀.;)
∪::ヽ ノ|:|])
ヽ:つつ 。∪ノ|:|_ゝ
ピト
|i|:;:::;l|i||
|||i|:;:::;l|i|||| グ 人 /ヽ /ヽ 人人人
|i|:;:::;l|i|| オ て / ヽ / ヽ て
川|i|:;:::;l|i||川 オ て / ヽ__/ ヽ て
|i|:;:::;l|i|| ォ / \
川|i|:;:::;l|i||川 ォ | |
|i|:;:::;l|i|| | | \__/ ● |
川|i|:;:::;l|i||川 | | \/ |
|i|:;:::;l|i|| | \ /
|i|:;:::;l|i|| | > <
- 569: act106 2011/4/8(Fri) 00:00
-
vvv vvv
v;;;v v;;;v 人人人人人人人人人人人人人人
v::v;;;;;;;v:;v < アロン・バクト て
v;;v:::::v;;v < 癒せ!『嘆きの樫の木』! て
\|l::|/ γγγγγγγγγγγγγγ
〃ノ^ヾ |l::|
リ; -Дル |||l::| ヾ/| /|〃
γ:<+> |l::|||(∀・;)
∪::ヽ |l::| ⊂|:|])
ヽ:つつ |l::| ノ|:|_ゝ
:://\\::
vvv vvv
v;;;v v;;;v
v::v;;;;;;;v:;v
リュルリュル v;;v:::::v;;v
+ + \|l::|/
+〃ノ^ヾ+ |l::|
+ リ;´−ル +|l::| ヾ/| /|〃
γ:<+>! |l::| (∀・;)
∪::ヽ |l::| ⊂|:|])
ヽ:つつ |l::| ノ|:|_ゝ
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::// \\:::ニョキ
::// \\:::ニョキ
- 569: act107 2011/4/8(Fri) 00:00
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リュル +〃ノ^ヾ+ |l::|
++ + リ;´ール +|l::| ヾ/| /|〃 三三三ミ
∧ ∧ ++ γ:<+> |l::| (∀・;) (Д●;)
(,;゚д) リュル ∪::ヽ |l::| ⊂|:|]) ⊂ )
@_) ヽ:つつ |l::| ノ|:|_ゝ (_( ̄_ノ
\\ :://\\::
\\ ニョキ ニョキ ::// > \::: ++
/^二二二二二二二二二二/ リュル //ヽヽ_____ _ ++リュル
/ / +++リュル +++! // | \######/ | ++
___∧_∧ ! __ γ>-> \\ \##/ //
⊂__⊂(; `Д)つ ⊂__つ;`Д)つ / |\\ ## //| バチッ
┼―――― リュル // // |\\\///| バチッ
! +++_//+++// |\\|_|//|
(-_)つ_っっ // |\\|_|//|
∧ ∧/ リュル |\_|_|_/|
〜⊂ ̄ ̄つ;"゚Дつ \_|_|_/
 ̄ ̄
∧ ∧
つ;"゚Дつ すげぇ威力だ!俺達まで根が伸びているぞ!
(-_) 気力が漲ってくる!
〃ノ^ヾ
リ; ´ール 生命を与え、育む能力!
それが貴方の力なのね。
三三三ミ
(Д●;) リザンテラ、お前の播いた種は、いつの間にか育ち、
実をつけていたのか。
- 569: act108 2011/4/8(Fri) 00:00
-
vvv vvv
v;;;v v;;;v
v::v;;;;;;;v:;v
v;;v:::::v;;v
\|l::|/
〃ノ^ヾ |l::|
リ;´ール |l::| ヾ/| /|〃 三三三ミ
∧ ∧ γ:<+> |l::| (∀・;) (Д●;)
(,;゚д) ∪::ヽ |l::| ⊂|:|]) ⊂ )
@_) ヽ:つつ |l::| ノ|:|_ゝ (_( ̄_ノ
ミ∧_∧ /
( `Д) / Λ_Λ
( | |_) / ミ(;`Д) ザッ _ ____ _
ノ |_つ× ( :) | \######/ | ))
(__)(_) U ̄U \\ \##/ // ))
ミ(;-_) |\\ ## //|
( ) |\\\///|
∪∪ |\\|_|//|
ミ∧ ∧ |\\|_|//|
〜′ ̄ ̄(;"゚Д) |\_|_|_/|
UU ̄ ̄ U U \_|_|_/
三三三ミ
(Д●;) そんな、バカな。
こいつら全員が回復して起き上がってきただと・・・。
∧ ∧
(;"゚Д) 形勢逆転だな!これで全員でてめーをぶちのめせる!
- 569: act109 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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vvv vvv
v;;;v v;;;v
v::v;;;;;;;v:;v
v;;v:::::v;;v
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〃ノ^ヾ |l::|
リ;;´ール|l::| ∧ ∧
γ:<+>つ|l::| (∀・;)
∪::ヽ |l::| ⊂|:|])
ヽ:つつ |l::| ノ|:|_ゝ
===============
ずいぶん背も伸びたのね。
少し前はこの辺だったのに。
===============
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
γ/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii |i|:;:::;l|i|| / ヽ__/ ヽ
|i;|;|丶,;i゙;; ,;;i!;;i゙ii!i|l;;;ii |i|:;:::;l|i|| / \
|i;/!::;| ── ,l;、゙ !;i゙!|i|;;|i |i|:;:::;l|i|| | |
!:i:::i;丶 !;i;l!i |i|:;:::;l|i|| | > \__/ ● |
|::i;丶!:i| ' i;;l!;i |i|:;:::;l|i|| | \/ |
l;;;;;;l:! " " /ii;l!i |i|:;:::;l|i|| \ /
l'ト、;;!;l;:, 、ー 、゙,:llll;/ |i|:;:::;l|i|| > <
l;lll/ "゙"', 、t゙ |i|:;:::;l|i|| / γヽ \
|;;/ "i-.., .,ヽ フフ |i|:;:::;l|i|| γ ヽ |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ |
|まーね。 |
|育ち盛りだもん。|
\_______/
- 569: act110 2011/4/8(Fri) 00:00
-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
∧_∧
( `−)しかし、さきほどの思い出話。
( ノ ) ファータイルどのが可哀想にも思えるが。
( -_) 一体、どこまで本当の話だったんだろう。
『だれがだれを愛していたか?』なんて
本人たちも分かってないのかもしれない。
でもそれでもいいんじゃないかな。
∧_∧
( `ー)ヒッキーもナカナカ、大人な事を言うではないか。
( ノ )
( -_) ファータイルさんだって、
本当はあてつけや自暴自棄、憔悴で自殺したのかもしれない。
ただ単に足を滑らせて転んだのかもしれない。
でも、これでいいんだ。
僕らはたぶん信じるしかないんだ、好みの真実を。
γ> >__
( −д);:/\
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/(_- ) (ガナーさん、僕は今でも信じてるから。)
| | | ( )
|_____|/ ∪∪
- 569: act111 2011/4/8(Fri) 00:00
-
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@⌒@⌒)(皿 ゚);;) ━━┳_リ`Д´ル_┳━━ ( ( ;ω)(⌒@⌒@
(皿 ゚);;) ~~~~~~~ ⊂:::::<+>::つ ~~~~~~~ ( ( ;ω)
~~~~~~~ ||||  ̄\:::( ̄ ||||~~~~~~~
@⌒@⌒) /:/::\ (⌒@⌒@
(皿 ゚);;) (/ ̄ ̄\) ( ( ;ω)
~~~~~~~ ~~~~~~~
┌─────────────────────────────┐
│オリジナル格闘技:『旋棍・銃・型』(トンファーズ・ガン・カタ)|
└─────────────────────────────┘
博士の護衛用にリザンテラが開発した。
トンファーに銃を仕込むことで、、近接・中間・遠距離の射程をカバーし、
さらに一人でも博士を守れるよう総合的格闘技として仕上げた。
それを博士に向かって使うことになったのは皮肉という他は無い。
36の型があり、日夜鏡の前で地道に特訓していた。
┌─────────────────────────┐
│能力名:『ヘヴンリィ・クリーチャーズ』(乙女の祈り)|
├─────────────────────────┤
│ 本体名:リザンテラ・ガルドゥネリ |
└─────────────────────────┘
・『幻覚』を見せる能力。
・『白い羊』と『黒い羊』の二種類の羊を操る。
・『羊』に触れると、その者の深層意識を探られ、二種類の幻を見る事になる。
(1)『白い羊』に触れると、その者の「最も欲する」幻を見せる。
(2)『黒い羊』に触れると、その者の「最も望まない」幻を見せる。
※元ネタ:施川ユウキ「がんばれ!酢めし疑獄!!」のラムニー君とオニムラ
【応用技】
『羊達の沈黙』(サイレンス・オブ・ラム);眠らせる。
『夢を駆ける乙女』(ビューティフル・ドリーマー):
自分に幻覚を見せ急激に身体能力を急激に向上させる。
負荷が高く、肉体をボロボロにしてしまう。
『ある家出少女の秘密』(メトロポリタン・ミュージアム):写したいものが写したい幻影を投影する。
『秘密の花園』(シークレット・ガーデン):羊で囲んで逃げられない檻をつくる。
『乙女の献身』(ヴァージン・スーサイズ):『乙女の祈り』の力を手放し、幻覚を解除する。
再起不能となるも、力を手放すことで、ドクトリンを解放した。
- 569: act112 2011/4/8(Fri) 00:00
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vvv vvv
v;;;v v;;;v ”世界の合言葉は森”
v::v;;;;;;;v:;v
v;;v:::::v;;v
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@ ヾ∧ ∧〃 @
@三≡=―−--@@ (∀・ ) @@--−―=≡三@
|三|⊂|:|[つ|三|
ノ|:|_ゝ
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│ 能力名:『グリーン・ディステニー』(緑の運命) |
├────────────────────────┤
│ 本体名:ドクトリン |
└────────────────────────┘
・生命エネルギーを叩き込む。
・『ゲルセミウム・エレガンス』(猛毒美人):猛毒の毒草。
・『アロン・バクト』(嘆きの樫の木):生命力を回復させる。
『ヘヴンリィ・クリーチャ―ズ』から解放された『グリーン・マイル』の成長した能力。
母親を救いたい一心から発現。
植物だけでなく、あらゆる生物に生命の力を与えられるようになった。
人に使えば自然治癒力を高めたり出来る。
限界は彼の”想い”だけである。
To Be Continued...
「愛が動くとき」(その2)
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