AA FANTASY 「ランデヴー」編 ― 第十四夜― 「ザ・シティ・オブ・ランデヴー」
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┃地球(ほし)に願いを ┃
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___( ̄)___
[(|日\≡≡/日|)]
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γ´ ̄`ヽ __
ノ>‐----Λ\ -=‐‐-γ´ ̄
∧ ∧
(゚ー゚*) ネリカ
∧∧ ソルガム ||二|)
(*゚−゚) ノノノヽヽ
くヽ/冫 ~~~~~~
(/|i二|
ノノノヽヽ ∧∧
^^^^^^^ (゚.゚*) メイズ
(/|iニ)
ノノノヽヽ
^^^^^^^
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∧∧
(*゚−゚) 月の民は悉く死に絶えました。
くヽ/冫 神殿も朽ち、祈りを捧げる民もなく、とうとう私たちだけになりました。
ホシ
残る巫女たる私たちはあの地球を乗っ取らなければなりません。
∧ ∧
(゚Д゚*) バカよね、私たち月の民って。一人残らず殺し合うなんて。
||二|) 命数が尽きたものは滅びるしかないのよ。
乗っ取ってまで、生き残る必要なんてあるのかしら?
∧∧
(*゚−゚) そうかもしれません。
くヽ/冫
∧∧
(゚.゚*) おねーちゃん、私死ぬの怖い。
(/|iニ)
∧∧
(*゚−^) 私もよ、メイズ。
くヽ/冫 でもいつかは死ななきゃいけない。
私たち月の巫女は『祈る』ことだけが取り柄なのよ。
∧ ∧
(Д゚* ) あーあ、死ぬならこのまま死んだほうがよくない?
||二|) 地球の民にまで迷惑かけることないんじゃない?
∧∧
(*゚−゚) ネリカ、不本意なのは分かっているわ。
くヽ/冫 万が一上手くいっても、地球の彼らと争い、
「同じ事」の繰返しになるだけなんじゃないかって。
でもこうも考えられないかしら。
『ジャマロ』達は 地球の民の発展にも有用でしょう。
使いこなせれば・・・。
私たちが支配できるかは彼らにかかっています。
∧ ∧
(Д゚* ) 時限爆弾付きのプレゼントを贈りつけるってわけね
||二|) いいわ、最後ぐらい協力してあげる。
/i/i ノヽヽ
(*^−^)(Д * )(-.-*)
くヽ/冫||二|)(/|iニ)
(/|iノヽヽノヽヽノノノヽヽ
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γ´ ̄`ヽ __
ノ>‐----Λ\ -=‐‐-γ´ ̄
/i/i ノヽヽ
(* --) ∧ ∧(-.-*)
くヽ/冫(-- *)(/|iニ)
(/|iノヽヽノヽヽノノノヽヽ
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月の三官女 ソルガム、ネリカ、メイズは誰に知られることもなく逝った。
その想いも誰にも伝わることもなく・・・。
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|| あの星に願いよ。あの星に住む人々に希望を。 ||
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.・ . . . . .. . / ノ ヽ ヽ ・ 。 ゚ . ・. . .
. . ・. . ・. .. ト- ヽ_ノ ) . . . . ・. . .。
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・ . . ・ .・ . . . ・ \ヽ ⌒/ . . . . ・. . .. ・
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・.・ .. 。 ・ . .. ・  ̄. . . . ・. . ... . . ・.
―――――――――――――――――――――――――――四十億年前のことだった。
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第十四夜「ザ・シティ・オブ・ランデヴー」(The City of Rendezvous)
目次
・「闘う理由、死ぬ理由」
・『ロイヤルテーブル(公皇円卓会議)』
・『第二次ランデヴー作戦』
・『それぞれの戦い』
・『天空の決戦』
・『最も困難な闘い』
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╋■╋ AAF Rendezovous
■╋ 14.「ザ・シティ・オブ・ランデヴー」
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゚ ☆ / 。 ゚
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┃モナギコシティ―現在の状況―┃
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| ())))
⊂(())
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_ _ ―─┐ ()) |
|.:|\_|.:|\ サウ達 ГГ| ┌────┐│ ┌──
|.:| | |.:| |\ ↓ ГГ| │ГГГГ│ | CMT │ГГ
|.:| |三|.:|:| |。.。 。.。 。.。 。.。 。.。|ГГГГ│ |・地上:死傷者多数
|.:| | |.:|:| | | | ┌───┐ |ГГГГ│ |・地下:ジャマロ死亡
|.:| |三|.:|:| | ̄ ̄ ̄ ̄│ГГГ│ |ГГГГ│ |⇒大量の『記憶』漏れ
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_____________ ̄ ̄ ̄][_____________________
*  ̄ ̄ | | *
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ *;∵;* ∴| |∵∴*;∵;* ←植物の『HNの木』化、進行中
□‡ □‡ □‡ □ Y人Y □ | | □ Y人Y□ ‡ □ ‡□ ‡□ ‡□ ‡□
∴∵∴ ,*,∴∵∴ *,∴∵∴ * ,∵| |∴∵*,∴ , *,∵∴ ,*,∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
□ *;∵;* □ *;∵;* □ *;∵;* | |□*;∵;*□*;∵;*□*;∵;*‡□ ‡□ ‡□ ‡□
∵∴∵Y人Y∴∵∴Y人Y∴∴∵Y人Y | |∵ Y人Y∴ Y人Y∵∴Y人Y∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
□‡ □‡ □‡ □‡∴□ | |□ ‡□ ‡□ ‡□ ‡□ ‡□ ‡□
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| |∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
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 ̄ ̄ ̄|i三i| ̄ ̄ ̄
_|i三i|_
|i|i|i||i|
|i|i|i||i|
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|iョョ|ョョョョ|iョョ| シューーー
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|iョョ|ョョョョ|iョョ| (( ) ) )
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(( ) ) ) |##|iヨヨ|ヨヨヨヨ|iヨヨ|ヨヨ|
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⌒:)) ) γ0⌒\
))::)), ≡≡≡========= ̄\ (゚Д゚ lヽ」
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;ノ;;;;;从人 し⌒J \二二二二二二二二二二二二二二二二二
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タワー
CMTの火災では、一二階の消化、避難誘導などの一次対応は終わっていた。
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/:::::::::※※__//::※::::::ヽ ゴオォォォォォ
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//V ̄ ̄~|;┌-┘└-┐;;;|~~ ̄ ̄V\ヽ ,;;;;;;;;;;;; 从从/
从乂从从 _/,;;  ̄;;;;,, シューーー
___/ _;;________ \___ 从从从
从乂从从 / \[::] [::] [::]/ \ /二○:
从从从从从从乂从从从从从从从从从从从乂从从从从从从从从从从从乂从从从从从
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┌────────────────────────────────────────┐
タワー
だがCMTの地下の炎上、有害物質である『記憶』漏れはどうする事も出来ない・・・。
手付かずのままだった。
└────────────────────────────────────────┘
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∴∴∵∴∵∴∴∵ ;.;. * ∵/ / ;.;. *∵∴∴∵∴∵ _______________∴∴∵∴∵∴∴
∴∴∵∴∵∴∴∵* :,∵,: / /* :,∵,: *∴∴∵∴∵/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/|∴∴∵∴∵∴∴
∴∴∵∴∵∴∴∵ Y人Y*/ /∴ Y人Y ∴∵∴∵/イ イ/ |∴∴∵∴∵∴∴∵
∴∴∵∴∵∴∴∵∴ 从/ /∴∴∵ 从 ∴∵∴∵/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/ |∴∴∴∴∴∴∵/
∴∴∵∴∵∴∴∵∴∵/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄┌──────────────┐ |∴∴∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴∴∵∴/ / / |(株)ハシ袋製造ヌマタ m9('-')| |∴∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴∴∵/ / / |_品質第一___世界へハバタケ!| |∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴∧∧ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└──────────────┘ |∴∴∴/
∴∴∵∴∴ (Д゚;) ;.;.| || || 水もはじく! | |∴∴/
∴∴∵∴∵/⊂ つ :,∵,:| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| | |∴/
∴∵∴∵/ ⊂_ノ〜 /Y人Y| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| |三王三| | |/
∴∴∵/ U /∵ 从 |  ̄  ̄ ||  ̄ ∧∧ ||  ̄  ̄ |三王三| | /
∴∴/ /∵∵∴∵| || (,,゚Д゚)|| | | |_/
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂ つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ にげろー!
@@@! きゃー∧ ∧ | 0 (゚Д゚,)
∧ ∧彡 (゚д゚;) ぼーや! ( *゚Д) し´ ∧∧ わー ∧∧ ⊂ つ
( ゚d) // つ ⊂ )つ (,,;゚Д) (,,゚Д) 〜 _つ
( つ ⊂ノ(_⌒ヽ / / / つつ / つ (/
ヽつつ )ノ`J ∠/)ノ 〜/ つ 〜/ ノつ
(/ (/
─────────────────────────────────────────────────
∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
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首都防衛軍司令官
ジンカー・ロックフィールド中将
/ノ 0ヽ /
_|___|_ \
( ゚Д゚) /
| (y)つ ∧,,∧ \
|=☆=| (・ω・´) / ∧仝∧
∧,,∧ ∪⌒∪ __∧,,∧) \ i (川 ´ )
( `・ω) ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ω・´ ) / []⊂ )
| つ、_ Σ ⊂ \ Y 人丶|
∧,,∧ゝ -/ / / _─\ノ / (_)(__)
( `・ω)/_  ̄ \ \∧ ∧ \
| つ/ / ⊂(ω・`;) /
ゝ/  ̄= o ⊂二ノ ) \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| /
┌―────────────────────────────────────――┐
同時刻、事態はすでに少年達の知らないところで動いていた。
突然現れた「敵」に対し、
モナットラー||世大統領は国軍に対し「防衛出動」の命令を発し、
前線指揮官を通じてすでに市街の各部隊を戦闘配備していたのである。
└──────────────────────────────────―────┘
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-
--、
(0)\、
\_ノ )
`ー\ \
\ \
\ \
\ \
\ \、 ゴゴゴゴ
ヽ_ノ\ __
\ )\―i ̄" l\
―iヽ _) l | \
l ̄l__`ニ-ー____| _
|_ -─ニ  ̄ ̄
r― ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ i´==[
| ━コ ) " ̄ ̄
| -´
∴∵∴∵∴∵∴∵∴| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ \ // \ ∴∴∵∴∵∴∵
∴∵∴∵∴∵∴∵∴| || | \| |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∴∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| | | | | | ̄| ̄| | ∴∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| | | | | | ̄| ̄| | ∴∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴|  ̄  ̄ ||  ̄  ̄ | | | |  ̄  ̄ | ∴∴∵∴∵∴
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
γ ̄ ̄ ̄ヽ
________ 山 ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
〇 )))) )) )] \__∧仝∧_ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\___∠(`lll ´) ̄|
_____| ̄画|―――ニニ_/:(つ )\-┼――――――┬―(⌒)
/ // / / /:Monatrar┳┳ ━━━━━━┻━―V
|__| / γγ γγ /__/≡//≡≡≡≡ ┻┻≡≡≡≡ ≡≡≡ ≡≡≡〉
(=( §册册册册§ (三( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
V=ヽ ___ ゝ=\ O λ O λ O λ O λ O /
V=ヽ ̄  ̄ ̄ゝ=ヽ 八 八 八 八 / キュロロ
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ キュロロ
┌―────────────────────────────────────――┐
本来なら議会の承認が必要な措置であり、緊急事態を鑑みて独断で決行したのだが、
これら一連の意志決定は後で大きな論争をとなる。
└──────────────────────────────────―────┘
- 569: act10 2012/1/7(Sau) 00:00
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┏TIME━━━┓
┃20:00┃
┗━━━━━┛
【モナギコシティ市街略図】
≪ギコ地区≫ ≪モナー地区≫
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
皿 | | ____________________
★ ☆←-―┐ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| ↑ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル|[4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴ | ∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| |[HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★ ☆←――― ☆ | | γ ヽ| |ガッツクート__________<==>
┌― | ^i^i^i^i || |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート| [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴|∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄
| || | | アンジェリカ
★ ☆――┘ |☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン | [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | | | ____________________
★ ☆―┘ ☆┘ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★:敵 ☆:軍隊(各連隊) HQ:前線司令部
┏Districts ━━━━━━━━━━━━━━━┓┏配置部隊━━━━━━━━連隊長━━━━┓
一番街区:エレファンバイン(交易区) 首都防衛軍隷下第一連隊(ローザライン)
二番街区:ノルメルブルグ (高級住宅街) 第二連隊(マゴン)
三番街区:イミグラ・カブル (移民街) 第三連隊(ロッソー)
四番街区:ジャスミン・ハイム (学校区) 第四連隊(ジンカー)
五番街区:カメラート・クート (辺境地区) 第五連隊(シャバル)
六番街区:ゴルア (新興住宅地) 第六連隊(タロナーク)
七番街区:タタラーレン (共同墓地) 第七連隊(シノゲール)
八番街区:ペト・エデン(交通地区) 第八連隊(イワナ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌―────────────────────────────────────――――┐
戦いの舞台は、少年達の駆けたモナー地区からギコ地区に移ろうとしていた。
└──────────────────────────────────―─────―┘
- 569: act11 2012/1/7(Sau) 00:00
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|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / | / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
//\// || U U 三三三ミ
//\// (−●; )
\// || ̄l ( )
/ [二|| | (_ノ ̄)
==・---  ̄
|| ̄l。」L。
[二|| |
==・---
。」L。
〃ノ^ヾ
γ> >__ 「「リ´−ル
( −д);;/\ | |(つ<+>
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ∧ ∧ | |_ヽ::ヽ
| | | (,,゚д)| エ__| | |
|_____|/ @_)  ̄◎(ノJ
モナレンジラブ博士
三三三ミ
(−●; ) 私と子どもだけ残していくとはバカめ。
リザンテラ(博士の秘書)
〃ノ^ヾ
リ´−ル まだ何かする気力があるの?
三三三ミ
(−●; ) ・・・フン。
メルマ(拉致された少女)
∧ ∧
(,,゚д)・・・
@_)
〃ノ^ヾ !
γ> >__ 「「リ´−ル
( −д);;/\ キィ| |(つ<+>
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ∧ ∧ | |_ヽ::ヽ
| | | (,,゚д)つ エ__| | |
|_____|/ @_)ノ  ̄◎(ノJ
〃ノ^ヾ
リ−` ル あら、押してくれるのありがとうね。
〃ノ^ヾ
リ´−ル 子どもはすぐに育つわ。ドクトリンも。
貴方はどうなのかしらね。
- 569: act12 2012/1/7(Sau) 00:00
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__ ______
/ | | ____ |
/ /| | ___ | |____\| _
/ / | | / _ | | ____/ __/ /_
/  ̄ ̄ | / / | | | | / ̄ヽ _ /_ _/ / ̄ヽ _ _ _
/ / ̄ ̄| | / / | | | | | @ | /√\ / /_ | @ | / | | | //
/ / | |/  ̄ ̄ | |_| \_/| // / / / \_/| / Д| | |//
 ̄ ̄  ̄/ / ̄ ̄| |  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ | /
/ / | | _/ /
 ̄ ̄  ̄ P A R T IV /_/
|\ _ _
|/ | ̄ |ヽ| |ヽ | ̄ / | / γヽ | | (_
|\ | ̄ | | |ノ | ̄ / |/ ヽノ ヽノ _)
 ̄  ̄  ̄
第十四夜
「ザ・シティ・オブ・ランデヴー」
"The City of Rendezvous"
∧_∧:::
… (<_` ):::
/ 丶 ヽ:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
_____ _____ / \ ヾミ /|::
| | | | (__/| \___ノ/:::
| | | | / /:::
| | | | / y ):::
|・ | |・ | / / /:::
| | Ш | | // /:::: ◎
_|_____|_ Ж _|_____|______________ / / 在
|三| \ ( く り
\ |\ ヽ し
\ | |\ \ 日
\| i::\ ⌒i:: ・
_∧ ∧______ | /::::〈 〈:: ・
/ ( *゚∀) ∧ ∧ ヽ | i:::::(__ノ: ・
/ / ´~| (∀・;) / | _ノ ):::::
__ ( ( ゝ ∪ (|:|])( (/| (_,,/ \
_ _i___>_ |_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/i___j/
//\( -Д) / //i __
| .:\( |) / //ヽ(Д´ ) /|
i二二二二)ヽ / // ( ) (^| i
|______JJ iニニニニニニi/ (二二二二i i
|i| |i| |_____j/
- 569: act13 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏SUB TITLE ━━━━━┓
┃闘う理由、死ぬ理由 ┃(ロングアローVSキルアゲイン)
┗━━━━━━━━━━┛
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
∧_∧
_/ ( ´_ゝ) _/
/ γ⌒ヽ (⌒) (⌒)/ __ 〜 〜 〜
ヽ i/ /―/ / _<___>_ 〜 〜
バチ |ヽ_ノ ヽ_ノ バチ ___⊆⊇|Д-)
| | '――――iα⊂)
| | | |
| \ | |
/ /~\ \ ∪ ∪
/ / > )
/ ノ / /
/ / / /
/ / ( ヽ_
(__) \_ノ
キルアゲイン(アンダー・サーベイ)
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-)
'――――iα⊂) モナワードよ。
私は先の大戦を生き抜いた”兵士”だ。
そして、お前が親衛隊として大統領の側で表の仕事をしている中で、
私達は裏側で汚れ仕事(ダーティ・ワーク)をやっていたのだ。
同士討ち程度で動揺するな。
何も手を汚したくない者は立ち去れ。
モナワード・スカルミッシュ(元親衛隊)
∧_∧
(;`−) ・・・(惜しい男だ。)
( ノ )
ロングアロー(アンダー・サーベイ)
∧_∧
( ´_ゝ) 銃口を定めたな。
/⌒ ) 私を『撃つ』か。それも良かろう。
( ギコルツ、よく見ていてくれ。
この俺の・・・
今のロングアローの闘いはいかなるものかを!)
- 569: act14 2012/1/7(Sau) 00:00
-
γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
|最終奥義 | マスター・スナイパー |
| 宿れ!|『 魔弾の射手 』!|
ヽ_____ ヽ________ノ
人人人人人人人人人人人
< /⌒\ /\
< /'⌒'ヽ\ /\ |
< (●.●) )/ |:|
< >冊/ / |:/
∧_∧ ! < /⌒ ミミ \ て
_/ ( ´_ゝ) _/ < / /;;;;;;;て パァァーン
/ γ⌒ヽ (⌒) (⌒)/ < / __;;;;;;; て
ヽ i/ /―/ / < / _<___>_;;;; て
バチ |ヽ_ノ ヽ_ノ バチ < ___⊆⊇|Д-);;;;; て
| | < '――――iα⊂);;;;; て
| | < ;;;;;| |;;;;; て
| \ < ;;;;;| |;;;;; て
/ /~\ \ < ;;;;;∪ ∪;;;;; て
/ / > )
/ ノ / /
/ / / /
/ / ( ヽ_
(__) \_ノ
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-) 私の全能力を解放する。
'――――iα⊂) 『魔弾の射手』を発動させた後、6発は私の望む的に必ず当たる。
絶対不可避の狙撃だ。
だが、これは死神との取引。
最後の七発目は悪魔の望む場所、そう私の『心臓』に必ず当たる。
私に与えられた猶予は『7発』だ。
∧ ∧
(;"゚Д) 自殺技じゃねーか!
自滅必死のロシアンルーレットだ!
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-)
'――――iα⊂) そう、お前ら、7人に7発。
最後の一発は誰に撃っても貫き、私に還ってくる。
標的を必ず始末し、自分の後始末も必ず果たす。
合理的な技だ。
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-)
'――――iα⊂) 7発だ。7発あれば十分だ。
∧_∧
( ´_ゝ) 問題ない。全ての弾丸は私が受け止める。
/⌒ )
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-)
'――――iα⊂) ロングアロー、私の射撃の精確さは十分知っているだろう。
一発目でお陀仏だ。二発目は来ない。
- 569: act15 2012/1/7(Sau) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 撃ってみろ |
\______/
∧_∧
_/ ( ´_ゝ) _/
/ γ⌒ヽ (⌒) (⌒)/ __ 〜 〜 〜
ヽ i/ /―/ / _<___>_ 〜 〜
バチ |ヽ_ノ ヽ_ノ バチ ___⊆⊇|Д-) !
| | '――――iα⊂)
| | | |
| \ | |
/ /~\ \ ∪ ∪
/ / > )
/ ノ / /
/ / / /
/ / ( ヽ_
(__) \_ノ
ギコルツ・ベリーフィン
∧ ∧
(;"゚Д) やめろおおお!
ドクトリン(アンダー・サーベイ)
∧ ∧
(;・Д) ロングアロー!キルアゲイン!
([|:|)
- 569: act16 2012/1/7(Sau) 00:00
-
人人人人人人人人人人人人人人人人人
< >
< ┏━┓┃┃ >
< ┃ ┃ ┃ >
< ┣━┫ ━━━ ━━━ ┃ >
< ┃ ┃ >
< ┃ ━━━┛ >
< >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
\MMMM/
,'''''''', ,――――
=================== |二二二二二二二<____
',,,,,,,,'
/WWWW\
/ヽ /⌒っ __
i ノ ;;;;; //ノ \/つ _<___>_
\\ ;; // / ヽ、_ノミ ___⊆⊇|Д-)
\ヽ、; ノ/ /L_ ノし '――――iα⊂)
|;;i,, -'"/ / ヽ ( | |
| / ノ /-、_ \ て | |
i _ノ \ \ ( ∪ ∪
(、 ; )" > ) (
∨ ̄∨ / / ⌒
/ /ミ
(_) (
∧ ∧
(;"゚Д) ロングアロー!
- 569: act17 2012/1/7(Sau) 00:00
-
LIFE LIFE
LONG ARROW(━━━━━━━━━━==)10/12 KILL AGAIN (━━━━━━)6/6
__
∧_∧・・・ _<___>_
( ´_>`) (^^) ___⊆⊇|Д-)
i⌒ ⌒\| | '――――iα⊂)
| | r::| |-、 | |
| | _;;|\_ノ | | |
| |/ ヽ ∨ -| │ ∪ ∪
| || | - | |
⊂uノ-| |-´ (__)
;;;;| |
(__)
∧_∧
( ´_ゝ) なんだこれは?
左腕に一発。
ふざけているのか!?
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-)
'――――iα⊂) ふん、お前のような巨体を一撃で仕留める急所など知らないだけだ。
∧_∧
(#´_ゝ) 言い訳をするな。自分への言い訳を!
__
_<___>_
___⊆⊇|Д゚) !
'――――iα⊂)
∧_∧
( ´_ゝ) キルアゲイン・・・
/⌒ ) お前がお前の『信念』で撃ち、死ぬならそれも仕方ないと思っていた。
だが、お前は『初弾で急所を外した』
こんなミスはお前ならありえない。
- 569: act18 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
( ´_ゝ) スック
/⌒ )
/ /` |
( く | |
\ \ |\
) ) |\;ヽ
(_/ ヽ(_)
| / 、 \ ;; __
| | \ ) ;; _<___>_
| | / / ;; ___⊆⊇|Д-)
| | / / ;; '――――iα⊂)
| | / / :: | |
| | ( ( ;; | |
(__)ヽ、) . ∪ ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´_ゝ) お前はこう思っているのだろう。
/⌒ )
6発目までは俺達に撃つ。だが命までは取らない。
そして、最後の一発で自ら命を絶つ。
∧_∧
( ´_ゝ) 義理堅いお前のことだ。
これなら俺達を裏切りもせず、博士を裏切りもせずに済む。
『自分だけが犠牲になればいい』と。
__
_<___>_
___⊆⊇|Д-;) 俺は任務を必ず果たそうと・・・
∧_∧
( ´_ゝ) 本当に任務を果たす事を目的とするなら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一発目で私を殺さなければならなかった。
その時点で博士への裏切り行為ではないのか?!
もう自分の『信念』を信じていないのだろう?
__
_<___>_
___⊆⊇|Д゚) !
'――――iα⊂)
- 569: act19 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
( ´_ゝ) お前は博士に忠実なんかではない。
自分の『信念』を貫くために、死に場所を求めているだけだ。
それも、もう信じられなくなった『信念』のためにな。
∧ ∧
(;"゚Д) ロングアロー、キルアゲインの真意を見抜くために体を張って
敢えて撃たれたのか!
__
_<___>_
(Д- ) そうさ、ロングアローお前の言う通りなんだろう・・・。
私の『信念』も内心揺らいでいる。
お前に隠し事は出来ないな。
__
_<___>_ ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・
(Д゚ ) だが、男には『死に場所を選ぶ権利』がある。
それは誰も犯せない神聖な権利だ。
私は数多くの罪を犯してきた。
今さらカタギには戻れないし、未来などない。
__
_<___>_
(Д゚ ) 博士が悪というなら、それも構わない。
だが最後まで旗色を変えず生きたい…
この最後の”誇り”まで奪わないでくれ!
∧_∧
( ´_ゝ) 死に場所か・・・俺もそう思っていた。
- 569: act20 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
( ´_ゝ) ・・・この拳は・・・
γ⌒ヽ < /⌒)
\;\/ /
;\_/
俺は自分の手で数多くの同胞の命を奪ってきた。
////////////////////////////////////////////////////////////////
ヽ ` 、∧_∧,∴ ┃ ┃┃
` 、 \从( Д) ∧_∧ ┃
` ‐-,_ /⌒ 从人⌒(<_ )、 ┣━
- ゚ ―/ / ((#,‐-、' ,-‐ \ ┃ ┃┃┃
/ / ((;;|勺/ i_> ┃ ━┛
/ /| ``|| |/ / |
((⊂、J( i !| ` /| |
| | !:ヽノ | ))
| | |!! / | |
ノ ) ) ::/ | |
/ /| | ( /| |
/ / | | | | \ \
〃/ / | | | | \ \
"\__) \__) (__) ) >
(__/
////////////////////////////////////////////////////////////////
償っても償いきれない罪だ。
あまりの罪の重さに何度自ら命を断とうと思ったか分からない。
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / __ ノヘ / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / f∧) ∧y )ヽ / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / (<_ / / ヽ / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / |ヽ// /` ) / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / し(、__/〉 ノ / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / ノ 〈 / / / / / / / / / / / / /
______________/ 、 \_______________
/ /^\ \
/ / / / / / / / / /,;ヘ_)\ \_____ / / / / / / / /
/ / / / / / / (___/ \____ ( / / / / / / /
/ / / / / / / \_) / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
∧_∧
( ´_ゝ) だが、今日まで私は命を繋いできた。
何故か分かるか!?
- 569: act21 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
( ´_ゝ) お前達、『アンダー・サーベイ』がいるからだ!
私が死ねばお前達が悲しむ!
残された者の気持ち、『痛み』が分かるからだ!
__
_<___>_
(Д゚ ) ・・・
∧ ∧
(;・Д) ・・・!
([|:|)
∧_∧
( ´_ゝ) 独りよがりな想いで自分を犠牲にするのは止めろ!!
チープサイドもカルトも失った。
お前まで死なせたくない!!
__
_<___>_ ・・
(Д゚ ) ”誇り”を失ってなお生きろだと!?
そんな酷な生き様があるか!
∧_∧ ===============
( ´_ゝ) だから我が友よ。供に生きよう。
/⌒ < /⌒) ===============
/ /` ;\/ /
( く | ;\_/ ========
\ \ | 供に苦しもう。
) ) | ========
(_/ ヽ
| / 、 \ __
| | \ ) _<___>_・・・!
| | / / ___⊆⊇|Д-)
| | / / '――――iα⊂)
| | / / | |
| | ( ( | |
(__)ヽ、) ∪ ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´_ゝ) 同じ死ぬのなら、迷いと後悔と諦観を抱きしめながら行く道の途上で朽ちよう。
私は最期まで共に歩むぞ。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;; __ ;;
:; ∧_∧ _<___>_;;
;; ( ´_ゝ) (Д゚ ) ::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧_∧
(⌒i ( ´_ゝ) 私にも迷いはある。
\ \/⌒ ) 弱さも脆さもな。
\ / そこのギコルツにようやく生き方を教えてもらったよ。
∧ ∧
(;"゚Д) 俺に、だって・・・
- 569: act22 2012/1/7(Sau) 00:00
-
__
_<___>_
(Д- ) ロングアロー、君の覚悟は私を遥かに上回るようだ。
それほどの想いをもって、私と対峙してくれることを嬉しく想うよ。
__
_<___>_ マスター・スナイパー
(Д- ) だが、『魔弾の射手』はすでに発動してしまっている。
7発目で必ず私は死ぬ。
∧_∧
( ´_ゝ) 運命は変えることが出来る!克服できる!
それを俺はこいつらに教えてもらった!
- 569: act23 2012/1/7(Sau) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 撃って来い!全部受け止めてみせる!|
\_________________/
∧_∧
( ´_ゝ)
γ⌒ヽ (⌒) (⌒) __
ヽ i/ /―/ / _<___>_
|ヽ_ノ ヽ_ノ ___⊆⊇|Д-) !
| | '――――iα⊂)
| | | |
| \ | |
/ /~\ \ ∪ ∪
/ / > )
/ ノ / /
/ / / /
/ / ( ヽ_
(__) \_ノ
- 569: act24 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏━━━┓
┃二発目┃
┗━━━┛
O
/ \
/ \ ア ァ ン
‐ ∧_∧ __
‐=≡___( ´_ゝ) _<___>_
‐=≡ /・――― ゛\ ∩ ___⊆⊇|Д-)
‐=≡ / / ̄ ̄/ \ /\;\// ,――― '――――iα⊂)(止まれ)
‐=≡ ⊂_/ / \ \_/ / | |
‐=≡ / / \____/ | |
‐=≡ | _|__ ∪ ∪
‐=≡ \__ \
‐=≡ / / /
``) ‐=≡ / / /
`)⌒`) ‐=≡ / | /
;;;⌒`) ‐=≡ / /レ
;;⌒`)⌒`)‐=≡ (__ ̄)
 ̄
┏━━━┓
┃三発目┃
┗━━━┛
O
/ \
/ \ ア ン
∧_∧ 彡 __
_( ;´_ゝ)グオッ _<___>_
/ ・ )、 彡 ___⊆⊇|Д-)(止まってくれ)
/ イ 、 ノヽ ヽ 彡 / ̄ ̄ '――――iα⊂)
/・/-|―――(――\;\―――――――' | |
| | | /⌒) l l | |
| | ( / / | | ∪ ∪
((ll) ヽ/ / \ (_)
/ / ゝ )
/ < / /
ヽ_ゝ/ /
ヽ__ゝ
- 569: act25 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏━━━┓
┃四発目┃
┗━━━┛
∧_∧ __
_( ;´_ゝ) _<___>_
/ ; ヽ ___⊆⊇|Д-;)
/ / ⊂i/;/ / ̄ ̄ '――――iα⊂)(なぜ向かえる
(;;二二つ / / | | 立ち向かってくれる)
/ ̄ /L/ / | |
( V / ∪ ∪
|\ \ /
| |\ ヽ /
ノ ノ / / / O
/ / | i/ / \
/ / |・L_ / \ ン
(_ヽ (___つ
┏━━━┓
┃五発目┃
┗━━━┛ ┏━━━┓
┃六発目┃
┗━━━┛
l⌒l
| つ /⌒l
|;; | ∧_∧ (つ ノ
| | ( ´_ゝ`) / /
| |/⌒ ⌒\ /・/
|;; | / ト ;\/ |/
ヽ_/| |\__/| O
| | | / \
| | | / \ ン O
γ λ | / \
| r | | / \ ン
| || | | __
| | | | | _<___>_
/ / | ・|―――――― ___⊆⊇|Д-)
/ / | | | '――――iα⊂)
/ : / / | | / | |
( < / ヽ | / | |
ヽ__) (___) |/ ∪ ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 569: act26 2012/1/7(Sau) 00:00
-
__
_<___>_
(Д- ) 最後の七発目・・!
∧_∧(まずい!)
バッ ( ;´_ゝ)
/⌒ヽ/ /^^_) __
−======\\/ / _<___>_ カチリ
−====/\;/ ___⊆⊇|Д-)
/ ∧_二つ '――――iα⊂)
/ / | |
/ \ | |
/ /~\ \ ∪ ∪
/ / > )
/ ノ /;;/
/ / / /
/;/ ( ヽ、
(__) \__つ
┏━━━┓
┃七発目┃
┗━━━┛
|
|
| 巛 ヽ
| 〒 !
| | | , ⊂( >Д<)
\ / / .' / / γ∨ ̄∨
\ ∧_// / /し' / | | _____
\ (; _ゝ/ / / (/ (/ <___>
\ ,- f /
\ / ュヘ | /~/____ ミ
\〈_} ) | / ///
\ / | ~//
\ ,ヘ | //
j \/ | | // O
/ / \| | / \
/ / |\ | / / \ ア ァ ン
(__/ | \ /
| | \/
(__)
- 569: act27 2012/1/7(Sau) 00:00
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━ |ヽ |ヽ ━━━━━━━━
━━━━━━━━ | \――| \ ━━━━━━━━
━━━━━━━━ / i ━━━━━━━━
━━━━━━━━ i ;i ━━━━━━━━
━━━━━━━━ iД ;i ━━━━━━━━
━━━━━━━━ i ; / ━━━━━━━━
━━━━━━━━ >  ̄ ̄ ̄ ̄ > ━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━ < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>━━━
━━━━━`-―i二二二二二i━━━━━
━━━━━━ `___ノ━━━━━
━━━━━━━━━━━━
== ∧_∧
==_( ;´_ゝ)
== ∧_∧
==/(;´_ゝ)<<ヽ
( (Д-;)ヽ
〉\ ) ⊂i i
〈 ヽ⊂⊂_ノし
/ 、 ヽ___つ
/ /^\ \ ミ
ズザザ _____/ /(_ヘ;,\ \ __
__ ) ____/ \___) _<___>_
___(_/
<<ヽ
(Д- ) 撃った君におぶわれるとはな。
だが『魔弾の射手』は絶対だ。
離れろ。
宙を舞った最後の弾丸が私を貫く。
- 569: act28 2012/1/7(Sau) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄\ カァーン
/ \
| |
| |
| |
| |
| |
\ ・
\
∧_∧
( ;´_ゝ) .
γ⌒ヽ < /⌒)
\;\/ / どうかな、お前が殺さずに撃ったお陰で、
;\_/ 私の体の中に弾丸が残っている。
『必ず当たる』というなら、俺が投げても当たるはずだ。
- 569: act29 2012/1/7(Sau) 00:00
-
,;;; ,;;;' ,;;;;;;'''
;; ,;; ,;;; シュー
;, ;;, ;;, ・;;;;;;;,
;; ';;; ,;;・;;, ;;,,
;;; ';;;・ ;;;( ̄);;; ・;;;;;,
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';;;;' ≪| |≫ ';; ;;; 川川川川川川川川川川川
≪| |∧_∧ 三 撃ち砕け!我が拳よ! 三
バッ | |; _ゝ∧ ∧ 川川川川川川川川川川川
iiヽ (Д-;)
ii 〉 ⊂ ノ i
〈 ⊂⊂_ノ ノ
/ 、 (二ノ
/ /^\ \
_____/ /(_ヘ;,\ \ __
) ____/ \___) _<___>_
(_/
- 569: act30 2012/1/7(Sau) 00:00
-
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
| |
i |
i |||
|
|||
|
|
\wW|Ww/
・
・
∧
,;;; ,;;;' ∧ii∧ ドッシューーー
;; ,;; , iiiiii
;, ;;, ;;,iiiiii・;;;;;;;,
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;;; ';;;・ ;;;( ̄);;; ・;;;;;,
;;, , ≪| |≫';;, ;:,
';;;;' ≪| |≫ ';; ;;;
|
|
|
|
|
<< | >>
|
<<< \wW|Ww/ >>> バッチン
<<<<<<<<<※>>>>>>>>>
<<< <<( ̄)>> >>>
/wW| |Ww\ バッチチチ
| |
- 569: act31 2012/1/7(Sau) 00:00
-
(
)
( シュー
( ̄)
| |
| |
| |∧_∧
| |; _ゝ∧ ∧
∧ ∧ ヽ (Д゚;)
( ・Д) 〉 ⊂ ノ i
===([|:|つ 〈 ⊂⊂_ノ ノ
=== ノ|:|ゝ / 、 (二ノ
/ /^\ \
_____/ /(_ヘ;,\ \ __
) ____/ \___) _<___>_
(_/
∧ ∧
(Д゚;) 必ず当たる弾丸を必ず当たる弾丸で
相殺するとはな。
∧ ∧
(Д-;) 絶対と思っていた弾丸が、こんなことがあるとは。。。
∧_∧
( ´_ゝ)(初めて私の”拳”が友の命を救った。)
∧ ∧
(Д-;) ふん、私の最後の希望まで奪いやがって。
だが、『奇跡』を見せてもらった。
”絶対を破る”奇跡もあるのか。
- 569: act32 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧ ∧
(Д-;) お前のように生きるのも悪くない。
倒れても倒れてもなお起ち上がる。
∧_∧ ===============
( ´_ゝ) 無限の後悔の中で…
諦め悪く生きるのも良い。
===============
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
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|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
vvv vvv
∧_∧ /\/了 v;;;v v;;;v
(;`−) / ∠/_ > v::v;;;;;;;v:;v
( ノ ) (/ (,;゚−゚) v;;v:::::v;;v
ー─| | |┼ ι ⊃\ \|l::|/ ∧_∧
(__)_) (_)_) ミ |l::| /(;´_ゝ<<ヽ
ヾ/| /|〃|l::| ( (Д-;)ヽ
∧ ∧ ∧_∧ ( ・∀) |l::| 〉\ ) ⊂i i
( "゚Д) (;`−) ([|:|つ|l::| 〈 ヽ⊂⊂_ノし
/ | ( :) ノ|:|ゝ |l::| / 、 ヽ___つ
(__UU U ̄U / /^\ \
( -_) _____/ /(_ヘ;,\ \ __
( ) ) ____/ \___) _<___>_
∪∪ (_/
- 569: act33 2012/1/7(Sau) 00:00
-
;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;
;; ∧ ∧ ;; ;; ;;
;; ( *゚∀);; もう血の雨じゃない。 ;;ヽ(Д´ ) ;;
;; / ´~| ;; ;; ( ) ;;
;;ゝ ∪ ;; 優しく包み込むような雨・・・ ;; ノヽ ;;
;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / vvv vvv / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / v;;;v v;;;v / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / v::v;;;;;;;v:;v / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / v;;v:::::v;;v / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / \|l::|/ ∧_∧ / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / |l::| /(;´_ゝ<<ヽ / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / /∧ ∧ |l::| ( (Д-;)ヽ / / / / / / / /
/ / / / / / / / / ( ・∀) |l::| 〉\ ) ⊂i i / / / / / / /
/ / / / / / / / / ([|:|つ|l::| 〈 ヽ⊂⊂_ノし / / / / / / /
/ / / / / / / / / ノ|:|ゝ |l::| / 、 ヽ___つ / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / /^\ \ / / / / / / / /
/ / / / / / / / / _____/ /(_ヘ;,\ \ __
) ____/ \___) _<___>_
(_/
- 569: act34 2012/1/7(Sau) 00:00
-
vvv vvv
v;;;v v;;;v
v::v;;;;;;;v:;v
v;;v:::::v;;v
\|l::|/ ∧_∧
|l::| /(;´_ゝ<<ヽ
/| /| |l::| ( (Д-;)ヽ
( ・∀) |l::| 〉\ ) ⊂i i
([|:|つ|l::| 〈 ヽ⊂⊂_ノし
ノ|:|ゝ |l::| / 、 ヽ___つ
/ /^\ \
_____/ /(_ヘ;,\ \ __
) ____/ \___) _<___>_
(_/
∧ ∧ ∧_∧
( " ) ( )
/ | ( )
(__UU U ̄U
( )
( )
∪∪
さう
∧_∧
(;`−)『絶対』を止める力か。。
- 569: act35 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏SUB TITLE ━━━━━━┓
┃ラスターマイルの和合 ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ(;`−) < 先に進もう。
∧ ∧ ( -_) ( :) | 女皇様は近くなのか?
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U \__________
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
vvv vvv
v;;;v v;;;v
v::v;;;;;;;v:;v
v;;v:::::v;;v
\|l::|/ ∧_∧ /\/了 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄
|l::| /(;´_ゝ<<ヽ / ∠/_ > (;`−) < さうよ。
/| /| |l::| ( (Д-;)ヽ (/ (,;゚−) ( つ \____
( ・∀) |l::| 〉\ ) ⊂i i ι ⊃\ ー─| | |┼
([|:|つ|l::| 〈 ヽ⊂⊂_ノし (_)_) (__)_)
ノ|:|ゝ |l::| / 、 ヽ___つ
/ /^\ \
_____/ /(_ヘ;,\ \ __
) ____/ \___) _<___>_ 煤ネ_∧
(_/ (;`−)
∧ ∧ ( -_) ( :)
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪
- 569: act36 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
(;`−)
( つ その前に、私はどうしても君に告げなくてはいけないことがある。
街で合流してから告げる機会を待っていた。
∧_∧ 彡
(−´;) 告げる・・・何を?
∧_∧
(;`−)
( つ
ー─| | |┼ 大統領の命令によって軍隊に君の住む村は焼き払われた。
村人も全員犠牲に。
■名無し村の虐殺
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
________________________ ダダダダ ダダダダ ダダダダ
/ / / / / / / / / / / / / / / / /\ / // / //
/ / / / / / / / / / / / / / / / / × // / /
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / // //
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / // ┃ ┃
⌒|⌒ ⌒∬∬∬ ⌒ ⌒ ⌒∬∬∬ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ | / // / / ━╋━━ ━━╋━━
| ┏∬∬∬ ┏∬∬∬ | / /| / ┃ ┃
| ┃∬∬┃ ┃∬∬┃ / // / / ┃ ┃
| ┠从从┨ ┠从从┨ ┏━━┯━━┓ /| / // ┃ ┃
| ┃从从┃ ┃从从┃ ┃ │ |// / / | 从〃* 从〃*
| ┗┷┷┛ ┗┷┷┛ ┃ │ / // / // | ヾ**ζ*ζ* ヾ**ζ*ζ*
| ┃ │ / ┃// | /*※※*※*ζ /*※※*※*ζ
| ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ┃ / |/ // | /__**ζ*※ /__**ζ*※
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  ̄// ̄/ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// /∧_/ /
∧_/ //;/曲`/ Λ_Λ
(;////(/ /)オワッ(;TДT)ウワー!
(// /) /| |/| ( つつ
| | |キャー (__)_) 〉 )\\
(__)_) (__)(_)
Λ_Λ ! /\/了 !
(; ´Д) / ∠/_ >
/( ノ ) (/ (;゚−゚)
<ニ|∪| |G| ι ⊃\
(__)_) 、_)_)
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
※第15話参照
- 569: act37 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
(Д´;) ・・・そんな。
∧_∧
(Д`;) なんとなく気付いていました・・・。
ノ: ) あの博士や大統領がそれぐらいやっていないわけがない。
⊂ノヽ_⊃^⊃
∧_∧
(;´Д)
( ノ つ 今まで言えなかった私を赦してくれ。
=================
自信と覚悟が壊れそうだ。
足を止めてはいけない。。。
=================
ミ∧_∧
ミ (;`−)
!∧ ∧ !( -_) ( :)
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪
∧ ∧
(;"゚Д)(おい、、・・・)
ヒッキー・コモリ
(;-_)( 大丈夫カナ・・・)
- 569: act38 2012/1/7(Sau) 00:00
-
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
/\/了 ∧_∧ ! Λ凸Λ ∩_∩
/ ∠/_ > (;`−) (Д‘ ;) (´ー`;)
(/ (,;゚−) ( ) († ) ( )
ι ⊃\ ー─| | |┼ Y 人 |||
(_)_) (__)_) (_)`J (_(_)
∧_∧ ! _/|_____________
! (;`−) /
∧ ∧ ! ( -_) ( :) |貴方達はよく闘いました。
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U | 後は私達に任せて。
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪ \_______________
===============================
|\ /\ /\ /\ /|
| | | | | |
| | | | @@@@ __Λ凸Λ___
| | | |@´/Д`) |__(∀` )___|
| | | |<___) |\__つ ヽ __\
ノ\|/\|/\ //_|_|ゝ | |\ー〜 ̄ ̄` ー〜\
(__)_) \|∫\_,. - 、_,.- 、_\
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||_______|
===============================
メジュリア女皇
Λ凸Λ
(Д‘ ;) 夫、モナリトル公皇には世話役に面倒を見て貰っています。
===============================
< _∩ |il | |il |
> 「_ 」 |il | |il |
Ψ < (゚Д゚,,) |il | |il |
(;゚ё ゚) > 人y/ \ |il | |il |
=(3 )3 < _|_ |l⌒l |il | |il |
==/ > > ( )( )_| 工 |il |
<
================================
Λ凸Λ
(Д‘ ;) ギコクセン公皇にもすでに使いを送り、
私が公皇両方としての決定を行うよう許可を得ています。
現在、公皇としての全権はすべて私にあります。
Λ凸Λ
(Д‘ ;) そして、リコール書類が提出された以上、今は大統領がいない状態。
古来よりの取り決めに従い、
公皇として、私が直ちに大統領として務めを果たさなければなりません。
- 569: act39 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
(;`−)
( ノ つ メジュリア大統領ですと!
ダナー侍従長
∩_∩
(´ー`;) 私は陛下の側近として、侍従長としての務めを果たすつもりです。
( -_) 『ランデヴー作戦』の元々の目的は全員合流して、大統領をリコールさせることにあったんだ。
これで目的は達成した。
∧ ∧
(;"゚Д) 後は政府とかがなんとかする段階ってわけか。
だが、問題は山積みだぜ。
∧_∧
(;`−) (しかし・・・俺達に出来る事は。。。)
Λ凸Λ
(Д‘ ;) ミディ、状況を説明して下さい。
ミディ・ローランド(親衛隊)
/\/了
/ ∠/_ >
(/ (,;゚−) こちらの戦力として、モナワードと私、
そして彼ら少年達、5人。
敵であった『アンダー・サーベイ』も戦力として協力できそうです。
被害状況については不明・・・
- 569: act40 2012/1/7(Sau) 00:00
-
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
/\/了 ∧_∧ ! Λ凸Λ ∩_∩ <=@=フ <=@=フ
/ ∠/_ > (;`−) (;‘Д) (;´ー) (┻´;) (−´ ;)
(/ (,;゚−) ( ) († ) ( ) (=Y=) ( =Y -)
ι ⊃\ ー─| | |┼ | | | ||| |=◎=| |=◎=|
(_)_) (__)_) (_(__) (_(_) (_)`J (_ (_)
∧_∧ _/|________________
! (;`−) /
∧ ∧ ! ( -_) ( :) |被害状況についてはこちらも確認中だ。
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U \__________________
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪
ルートヴィヒ署長
<=@=フ
(┻´;) ユアマジェスティ(陛下)
メジュリア女皇。
∧ ∧
(;″゚Д) あれは警察署署長!
ハイランド・カマンベール(署長の部下)
<=@=フ
(−´ ;) すぐにCMTとギコ地区に警官隊が市民の救助に向うことになるでしょう。
避難誘導は警官隊が行うことになるでしょう。
<=@=フ
(┻´;) 女皇陛下。
貴方の指示と支持の下、行えばより効率的に市民を救えると思う。
はびこる植物とあの蝶をなんとかするのは重要だが。
- 569: act41 2012/1/7(Sau) 00:00
-
ii ii ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / || / / || / / ||
/ / || / / || / / || / / ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
|| || || ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_l
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|
/\/了 ! ∧_∧ ! Λ凸Λ ! ∩_∩ <=@=フ ! <=@=フ
/ ∠/_ > (;`−) (;‘Д) (;´ー) (; `┻) (−´ ;)
(/ (,;゚−) ( ) († ) ( ) (=Y=) ( =Y -)
ι ⊃\ ー─| | |┼ | | | ||| |=◎=| |=◎=|
(_)_) (__)_) (_(__) (_(_) (_(__) (_ (_)
∧_∧ ! ∧仝∧ <=@=フ
! (;`−) (川 ´ ) (∀・;)
∧ ∧ ! ( -_) ( :) ( ) ( =Y -)
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U __/| Y 人丶 |=◎=|
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \(_)(__)。。(_(__)
|私抜きで話は進まんだろう。|
\____________/
∧ ∧
(;"゚Д) ゲッ!まだいやがったのか!大統領!
<=@=フ
(; `┻) 大統領閣下・・・
ジエーン(警官)
<=@=フ
(∀・;) 僕が脱走手伝ったよ。
モナットラー||世大統領
∧仝∧
(川 ´ ) なにを驚くことがある。
国の危機に大統領が立たずにどうするのだ。
∧仝∧
(川 ´ ) 署長、モナワード、ミディ、かつての忠臣が揃い踏みだな。
Λ凸Λ
(;‘−) 貴方は『リコール』を受けています。
従って、私が暫定大統領としてその職にあたらなければなりません。
∧仝∧
(川 ´ ) その通りです、公皇陛下。
サイン
公皇の御名は絶対だ。
だがこの国難において現実的な力こそが必要。
名を捨て実を取るべきだ。
貴方に軍隊が動かせるのか?指揮が取れるのか?
市街は混乱の極みにある。
どう収拾つけるお積りですかな?
Λ凸Λ
(;‘−) ・・・それは・・・
(一つ間違えば主導権を握られる・・・)
- 569: act42 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) そして、少年よ、再び相まみえようとはな。
散々邪魔をしてくれたな。
書類ぐらいでは、私は死なんぞ。
∧_∧
(;`−) ・・・
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
バァァーン!
// //
┌──────────┐ ┌──────────┐
| Recallment | | Recallment |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ==| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ==|
| 三三三三三三三三三| | 三三三三三三三三三|
| 三三三三三三三三三 | | 三三三三三三三三三 |
| 三三三三三三三三三 | | 三三三三三三三三三 |
| 三三三三三三三三三 | | 三三三三三三三三三 |
| 三三三三三三三三三 | | 三三三三三三三三三 |
|Mona Public Empress | |Mona Public Emperor |
| MeJuria | | Gikoxen |
|  ̄ ̄ ̄ ̄| |  ̄ ̄ ̄ ̄|
└──────────┘ └──────────┘
モナー公皇リコール書 ギコ公皇リコール書
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌―───────────────────────────────――┐
※MeJuria:メジュリアは珍奇な名前に聞こえるかもしれないが、
公皇族に姓は無く、ジュリアが本名であり、Meが「最大尊称」を表す。
また、ジュリアと呼び合えるのは、親族の間柄、それも幼少期のみである。
└─────────────────────────────―────┘
- 569: act43 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) 私は人々によって選ばれた大統領だ。
紙切れ一つで降りられるわけもない!
よしんばリコールを認めたとしても、私はまだ『市長』であるぞ。
この街を守る義務があるだろう!
∧ ∧
(;"゚Д) クソッ
( -_) でも今は大統領の力が欲しいのは確かだ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|どうだ?敵と握手出来るかね?|
\_____ _______/
\|
∧_∧ ∧仝∧ <=@=フ
! (;`−) (川 ´ ) (∀・;)
∧ ∧ ! ( -_) ( :) ⊂ ) ( =Y -)
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U Y 人丶 |=◎=|
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪ (_)(__) (_(__)
/\_____/\
/ \
/ \
| 川川川 |
| r―-, | 私はお前にとって仇でもあるのだよ?
\ `ー'´ /
/ / | |
〈\∠ /| | |
∩ ∩∩η | ( ̄_ノ
| レ,| i、ソ/  ̄
`ー`´ ̄
∧ ∧
(;"゚Д) 無理だろ。
今まで散々やられてきて、
村まで焼き払われてんだぜ。
∧_∧
(; −)(これで、街が救えるのなら・・・)
- 569: act44 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧ ∧仝∧! <=@=フ
! (;`−) (川 ´ ) (∀・;)
∧ ∧ ! ( -_) ( :つ⊂ ) ( =Y -)
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) 。。。U ̄U Y 人丶 |=◎=|
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪ (_)(__) (_(__)
ガシッ
_-―
、_ _ -‐
_ >一ー―――-、__ ,---―- 、 _ _-‐
 ̄ } _-‐ッ' `ー--、}
「 ̄ 「 ,.-、 ',
| } / \ 、
i jノ ノ `丶、 ヽ
| `゙´ ヽ }
/ ヽ |
. . . /ヽ, -‐-、,r"ヽ 丶 ィ´、 .: : :
: : : ::::/ 〈 ⌒/ ゝ /⌒ヽ ヽ ∨、 、 :::_ ..-‐ ̄
 ̄―- : : :: / `´{ / ∠、 \ \__ノ \}_-‐"
 ̄ ―┘ `¨´、 /- /丶、 >‐'
`゙'、__/`−-
Λ凸Λ
(;‘−) モナットラー||世、協力して頂きます。
∧仝∧
(川 ´;) ああ、もちろんだ。
- 569: act45 2012/1/7(Sau) 00:00
-
ii ii
(⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
⌒||⌒ ⌒||⌒
/ / || / / ||
/ / || / / ||
|| ||
|| ||
|| ||
|| ||
⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒||⌒Y⌒Y⌒
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_
_|_l_||_|_|_|_|_|_|_|_||_|_|_
Λ凸Λ ∧仝∧
(;‘−) (川 ´;)
( †) ( )
| | | | 人丶
(__)_) (_)(__)
┌―───────────────────────────────――┐
こうして少年のきっかけにより、公皇勢力と大統領勢力は協同して、
国難に当たることになった。これを『ラスターマイルの和合』と言う。
非常時に統制の混乱という事態が避けられた意味は大きい。
└─────────────────────────────―────┘
<=@=フ
(−´ ;) すごいな、彼は。
∧仝∧
(川 ´ )(何という事だ。
彼と手を組んで取り入るつもりになっていたが。。。
敵対していた相手とも握手できる少年。
これでは街に『英雄』が出来てしまう。
ますます私の出る幕が無くなる!
政敵・・・私に反する者を悉く排除してきた私。
私さえも切り捨てたモナレンジラブ博士。
ヤツは敵すら取り込みながら味方を増やしてきている。
我々は、とんでもない『化物』を作ってしまったのかもしれないぞ。
果たして、勝てるのか、モナレンジ?
かつての盟友よ。)
- 569: act46 2012/1/7(Sau) 00:00
-
Λ凸Λ
(;‘−) 『パンドラ』に移動しましょう。そこを本部とします。
/\/了 ミ ∧_∧
/ ∠/_ > (−´:) ウン
(/ (,;゚−) ( )
ι ⊃\ ー─| | |┼
/\/了 ∧_∧
/ ∠/_ > (;`−) 我々は『親衛隊』、いや『近衛兵』として、
(/ (,;゚−) ( ) 公皇様をお守り致します!
ι ⊃\ ー─| | |┼
∧ ∧
(;・Д) 僕ら、『アンダー・サーベイ』は非正規部隊として協力するよ!
([|:|)
∧_∧
( ´_ゝ) うむ、たった今そう決めた。
__
_<__>_
(Д- ) ・・・
- 569: act47 2012/1/7(Sau) 00:00
-
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______ ______
|. : . : . : |\ |. : . : . : |\
|. : . : . : | \ |. : . : . : |: |\
|. : . : . : | | ̄ ̄ ̄|. : . : . : |: | |\
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | |. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | |. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | |. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | |. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | _ _|. : . : . : |: | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|. : . : . : | |i i |. : . : . : |: | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'
|. : _: . : | |i\i\|. : . : . : |: |;;;;;;;;;;;;;;;;'
____________| | ̄| | |i\i\| | ̄|二|_____________________
____________| | | | |i______________________
____________| | | | |i______________________
______ /\/了__| | | | |i_∧_∧__________________
______/ ∠/_ >_| | | | |i(−´:)__________________
_____ (/ (,;゚−) |_|/ |_|i( )__________________
ι ⊃\ ┼| | |─―
(_)_) (_(__)
- 569: act48 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧ !
__|| ((@;゚Д) _
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / | / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧仝∧ <=@=フ
//\// || U U 三三三ミ! (川 ´ ) (∀・;)
//\// (;●∀) ( ) ( =Y -)
\// || ̄l ( ) Y 人丶 |=◎=|
/ [二|| | (_ノ ̄) (_)(__) (_(__)
==・---  ̄
|| ̄l。」L。 Λ凸Λ ∩_∩ <=@=フ <=@=フ
[二|| | (ー‘;) (ー` ) (┻´;) (−´ ;)
==・--- († ) ( ) (=Y=) ( =Y -)
。」L。 | | | |||ゾロゾロ |=◎=| |=◎=|
〃ノ^ヾ (_(__) (_(_) (_(__) (_ (_)
γ> >__ 「「リ´−ル ∧_∧
( −д);;/\ | |(つ<+> ∧ ∧ (_- ) (ー´ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ∧ ∧ | |_ヽ::ヽ (゚Д゚″) ( ) (: )
| | | (,,゚д)| エ__| | | | \ ∪∪ U ̄U
|_____|/ @_)  ̄◎(ノJ UU__)
- 569: act49 2012/1/7(Sau) 00:00
-
ガナー・アーモンド(ガナリエル公女)
γ> >__ Λ凸Λ
( −д);;/\ (Д‘;)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ († )
| | | | | |
|_____|/ (_(__)。。。
Λ凸Λ
(Д‘;) ガナー。
こんなになるまで。
ほったらかしにしてごめんね。
∧_∧ Λ凸Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;`ー) (ー‘;) < 貴方達には感謝します。
∧ ∧ ( -_) ( :) († ) \___________
〜′ ̄ ̄(;″゚Д) ( ) U ̄U | | |
(/(/ ̄ ̄ ヽ)ヽ) ∪∪ (_(__)
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
\私はメジュリア女皇。/|そして夫のモナリトル皇王よ。/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|=_| |=- | ________ ________ |=- | |=_|
|=- | |=_| ((((((((((((((( ) ((((((((((((((( ) |=_| |=- |
|= _| |= _| |~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| | ̄|~ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| |= _| |= _|
|=- | |=- | | § Λ凸Λ | | | | Λ凸Λ | | |=- | |=- |
|=_| |=_| |_‖(‘ー‘ )|_| |_|(´∀` )|_| |=_| |=_|
|=- | |=- | /_⊂ † )/ /| /_( ▽ )/ /| |=- | |=- |
|= _| | ‖/⌒/⌒(| ̄| | | | /⌒/⌒(| ̄| | |= _|
|=- | |_(_(__)|_|/ |_|(_(__)|_|/ |=_|
|=_| |=- |
_________
 ̄ ̄ ̄ ̄\ __Λ_Λ ____ / ̄ ̄ ̄
さうです。> /( ´∀):(-_)<ヒッキーデス。
____/ /:( :):U )::\___
/::U ̄U::::∪∪::/
/::∧ ∧::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/:(″゚Д)<ギコルツです。
/:::/ |:::\______
/:::(__UU::::::::/
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
※19話参照
Λ凸Λ
(−‘;)(あの時と比べて、ずいぶん立派になった。)
Λ凸Λ
(Д‘;)(この子達の思いを繋がなくては、この国を統べる大統領として。。)
- 569: act50 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ
( ●∀) これは閣下、よくご無事で。
∧仝∧
(川 ´;#) モナレンジラブか。
裏切ってくれたな。
三三三ミ
( ●∀) 私が、多少、反抗したところで貴方の権力は傷つかんでしょう。ハハ。
∧仝∧
(川 ´;#) こいつめ。煮ても焼いても食えん奴だ。
∩_∩
(ー` )ギコ吉君、よくやってるようだね。手伝おうか。
ギコ吉・スズキ
∧ ∧
((@;゚Д) モーナ神殿のダナーさん!
Λ凸Λ
(;‘−) みなさん、テーブルについて下さい。
これから対策会議を始めます。
メンバーは少年達を代表して、さう。
警察を代表して、ルートヴィヒ署長。
今回の事件の特別顧問として、モナレンジラブ博士。
そして、軍隊を統括するためにモナットラー二世「前」大統領。
Λ凸Λ
(;‘−) それからギコ吉、撮影を頼みます。
この『会議』を国民に向けて流すのです。
∧ ∧
((@;゚Д) えっ・・・?は、はい。
∩_∩
(´ー`;) わしがカメラを撮ろう。
- 569: act51 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃『公皇円卓会議』(ロイヤル・テーブル)┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l ( =Y -)
/ [二|| | |=◎=|
==・---- (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (ー● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
〃ノ^ヾ |__⊂ ) ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
- 569: act52 2012/1/7(Sau) 00:00
-
_____________________________
|[[受信]] [::Pandora System Control Box::] | ┳
|┌―――――┐┏━━━━━┓┌―――――┐┌―――――┐| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\┃
||Stadio A |┃Stadio B ┃|Stadio C ||Stadio D || | |
||==========|┃ ┃|==========||==========|| | ◯ ◯ |
||==========|┃ ┃|==========||==========|| | ┏━━━━━┓ |
|├――┬――┤┣━━┳━━┛├――┬――┤├――┬――┤| | ┃2002/03/19┃ |
|| ON |OFF |┃ ON ┃OFF || ON |OFF || ON |OFF || | ┃--―――--┃ |
|└┬―┴――┘┗┳━┛――┘└┬―┴――┘└┬―┴――┘| | ┃;;/|丶∧/|┃ |
| | ┃ | |┌―――┐| | ┃\((|_|_|)┃ |
| └――――――┗━━━━┓―┴――――――┘|SOCKET|| | ┃\6 ロ-)┃ |
|[[発信]] ┏━┻━━━┓ ├―――┤| | ┃\ヽ −ノ/┃ |
| ┏━(´∀)━┓ ┃PANDORA 凹┃ |◎ ◎|| | ┃--―――--┃ |
|VOL. ⇒●Mona ALL┃ ┗━┳━━━┛ └―――┘| | ┃TilI ┃ |
|┌┐ ┣━┳━┳━╋━┓ ┃ ┏━┳━┳━┳━┓ | | ┗━━━━━┛ |
| || ┃1┃2┃3┃4┃==-┃ -==┃9┃10┃11┃12┃ | ヽ ○____○ノ
| || ┣━╋━╋━╋━┫┏-∧-┓ ┣━╋━╋━╋━┫ | (_|__|_|_|_)
| || ┃5┃6┃7┃8┣┫<==>┗┳┫13┃14┃15┃16┃ | /____ ___ヽ
| || ┗━┻━┻━┻━┛┃ ||CMT二二二二二二二二二二二二二二|__ ∧ __|
| ━ ┏━(゚Д゚)━┓==-┗━┳━┛-== | |MAL|<|二|>|TEL|
| || ⇒●Giko ALL┃┏━━━┻━━━┓ POWER| |__| ∨ |__|
| || ┣━┳━┳━╋┻┓==- -==┏┻┳━┳━┳━┓┌-┐| |[ALL][PRTY\MMM/
| || ┃1┃2┃3┃4┃ バチッ!┃5┃6┃7┃8┃| || |(QS) [NEAR≡TV ≡
|└┘ ┗━┻━┻━┻━┛ ┗━┻━┻━┻━┛└-┘| |――┬――/MMM\
└――――――――――――――――――――――――――――┘
∧ ∧
((@;゚Д) メジュリア女皇!スタジオから全国に繋がりました!
- 569: act53 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃20:20┃
┗━━━━━┛
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| ∧ ∧ !| ∧_∧! | ,∧_∧!| ∧ ∧! |! ∧ ∧+|!|_†_j |
|(; ゚ш) | (∀・ )| X ノハヘ× | ( ゚Д) |\(Д^ )| (Д゚ ,) |
|/ つ┓| ⊂ )|(‐^ |゚||。( つ | \⊂ )| i ̄ ̄`, |
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|∧_∧! | __ | __ | __ | /ノ 0ヽ |_____|
|(;´−) | ,γ_1⊥ | γ_2⊥ | γ_3⊥ |_|__4|_|_Λ凸Λ_|
|( )y-|/_8゚Д゚*8 | ( `―) | ( ゚Д゚) |( ゚Д゚) | (∀` ) |
| | /(y) ) | / (y) ) | / (y) ) |/ (y) つ | /つ ヽ |
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|√A_Jail⊥| γ_5⊥ | γ_6⊥ | γ_7⊥ | γ__8⊥| ∧ ∧ |
| ( ´‐)!| ( ゚Д゚) | ( ゚Д゚) | ( ゚Д゚) |/_(`―´)|T (∀・ ) |
| ( *Y*) | /(y) ) | /(y) ) | /(y) ) | ( (y) )|[](|:|]) |
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| _<__>_!| ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧|T ∧_∧!|
|T (Д- ) | ( )( )( )( )( )|](<_`;) |
|[⊂ ) | ( )( )( )( )( )|| |ヽ ⌒|
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| )__)_) // !!!! \\ (_(__)(_(|
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= Λ凸Λ =
= 『『 (;‘−) モナギコシティのみなさん、メジュリア女皇です。』』 =
====================================
- 569: act54 2012/1/7(Sau) 00:00
-
Λ凸Λ
(;‘−) すでに少年達が、放送した通り、
私、メジュリア女皇は現大統領のリコールにサインしました。
ギコクセン公皇も同様にサインをしました。
正式な手続きではありませんが、
『公国憲法』第三条の規定により、
現大統領モナットラー||世大統領は解任されることになります。
後任は、私が暫定大統領となり執務を行うことになります。
このプロセスには少年達による放送ジャックの罪などの
疑問点はあります。だがそれは事態が落ち着いてから慎重に議論するべきであり、
その責はすべて私が負います。
Λ凸Λ
(;‘−) (『負うに負わざるを負うてこそ、王の務め』)
∧仝∧
(;‘Д) なお私は独裁制を取るのを良しとしません。
直ちにこの国の非常時の対策を練るべく、公皇の名において
ロイヤル・テーブル
『公皇円卓会議』を開きます!
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
ロイヤル・テーブル
”青空の公皇円卓会議”
/| /M/| ∧ ∧ ∧凸∧ Λ凸Λ Λ Λ /| |\ /|
|:| |;;| ( Д) ( Д) (Д )(Д ) |:| |;,V;|
;;;;;;;;;;;;;;;; / つ / つ ⊂ ) ( ) ;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\________________/;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;: ∧ ∧ ∧ ∧ Λ Λ Λ Λ ;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ( Д) ( Д) (Д )(Д );;;;;;;;;;;;;;;;;
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
∧ ∧ ROYAL TABLE
((@;゚Д) 『公皇円卓会議』!
古来より公皇の名において開かれる最高指導者会議!
これは戦後以来の非常時だということだ。
だが、これをこのまま撮影し続けるのは危険な賭けだ。
- 569: act55 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´;)『ロイヤルテーブル』か、本気だな。
当然私もメンバーに入るのだろう?
∧仝∧
(;‘Д) メンバーは私、前大統領、警察署署長、モナレンジラブ博士、少年達のリーダー。
特に、少年達にはこの件に関して重要な情報をたくさん持っています。
したがって、『参謀』として、自由な発言を許可します。
彼らの発言を妨げる者は許しません。いいですね。
モナレンジラブ博士についても同様です。
彼はこの事件の首謀者であり、詳しい対処法を知っている可能性が高い。
∧仝∧
(川 ´;) 人選に反対だ。
何故テロリストどもを同席させなければならん。
公皇陛下はテロリストに加担するつもりかね?
∧仝∧
(;‘Д) 私はどちらにも与しない。
この少年達は権力に立ち向かい、それを糺す力があることを示してくれました。
私は民衆の力を信じます。
∧仝∧
(川 ´;) 貴方は公皇・大統領でもあるのだよ。発言に気を付けた方がいい。。
- 569: act56 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ
(;●ー)(敵であった者達がここに集い・・・
少年よ、お前が我々を同じ『テーブル』に着かせたのだ。)
Λ_Λ 三三三ミ <=@=フ
(;`Д) (ー● ) (┻´;)
( :) ( ) (=Y=)
∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
∧仝∧
(川 ´ ) 私は『総司令官代理』を務めさせて貰おう。
引き際はわきまえているつもりだ。
今は君らに最大限の協力をするのが、私の最善手だ。
(;-_) そうか、そういうことか。
モナットラー。
僕らに今さら敵対しても趨勢はこちらの方。
それより出来るだけ協力的な態度を取って取り入っておくのが得策。
そして、問題が治められなかったら責任は”君らが取れ”ってこと。
公皇側が失敗したら再起を図る。
どっちにしろ得になる。さすが政治家。
∧仝∧
(川 ´ ) ふん、お前らが『失敗』したら誰がこの後始末をすると言うのだ?
また、焼け野原にでもなったら強力なリーダーシップが必要となる。
それは私をおいて、他には無い!
本当に私を失脚させたかったら、『火中の平和』を拾ってこい!
- 569: act57 2012/1/7(Sau) 00:00
-
Λ_Λ
(;`Д) メジュリアさん、大統領に牛耳られてもいいんですか?
∧仝∧
(;‘−) 私は現実的な判断を取ります。軍隊を動かせるのはモナットラー||世。
街を救える可能性があるならその力を使いたい。
彼と手を組みましょう。指揮を預かります。
∧仝∧
(川 ´ ) 女皇様は必ずそうすると思っていたよ。
(;-_) メジュリアさん。
大統領をお任せします。
∧仝∧
(;‘Д) 何言ってるの。
私はリコール書類を書き上げた時から
・・・・・・
いえ、私が公皇になった時から民に任されているのよ。
貴方達より、よほど重い責任を任されてきたの。
だから、貴方達が何もかも背負う事は無いわ。
貴方達は貴方達が為すべきことをしてちょうだい。
∧仝∧
(;‘−) この会議も公開します。
事態を乗り切ったら、改めて大統領選挙を行います。
この危機を乗り越え、
国民にとって誰がリーダーとなるのに相応しいか?
それは私達ではなく、国民が選ぶこと。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
∧_∧
(;`−) T 弱者を踏み台にし、あらゆる者を利用する「奴ら」のやり方が正しいのか。
( :つ[] 「僕達」が正しいのか。
それはこの国の人間が決めることです。
∧_∧
( ~~−) T それで、支持が得られなければ、
( :つ[]
・・・・・・・・・・・
僕達に正義なんて最初から無かったんです。
∧ ∧ U ∧_∧
(;-Д) T… U T (−´;)…
/ /つ[] U []⊂ | ̄\
U
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
U U
∧_∧… U∧ ∧ … U …
(; '−) T U(;"゚Д) T U T (_-;)
( つ[] U/ つ[] U []⊂ )
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
(;-_) さうが、
∧ ∧
(;"゚Д) あの時言っていた事と同じだ。
- 569: act58 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(;‘−) 署長、まず、状況の報告を!手短にお願いします!
<=@=フ
(┻´;) まずタワーの状況だが、今、タワーで救助任務に当たらせている。
1階から2階部分が焼失した。基本的には閉館日ということもあり、被害は少なかった。
死傷者数46人が報告されている。逃げ遅れた者はいない。
街の他の地域だが、ギコ地区でギコナッツが暴れている。
それに対し、救助に向かわせようとしている。
最後に「蝶」についてだが、CMTの展望台に陣取ったまままるで動きを見せない。
∧仝∧
(;‘−) 主たる議題はこの二点!
1.『蝶の無力化』
2.『市民の救助・避難』
この二点に関し、目標と戦略目標の策定、その戦力配分を早急に決めねばなりません。
∧仝∧
(川 ´ ) すでに私は首都防衛軍に前線指揮官に許可を出し、
対HNの木防衛の任務に当たらせている!
∧仝∧
(;‘Д) なんと!
<=@=フ
(┻´;) 蝶が動かない以上、この国の警察を統べる者として、
主に救助任務に当たりたい。
∧仝∧
(;‘Д) ならば、「軍隊」は対HNの木防衛を主任務として、
「警察」は市民救助・避難に当たることにしましょう。
連携は適宜取る事とします。
∧仝∧
(川 ´ ) こんな時のために避難計画を建てておいた。
問題ない。落ち着いて誘導させれば、十分、対応可能だ。
∧仝∧
(;‘Д) !
- 569: act59 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) 避難場所は緊急避難区域に指定されたPIZA広場及びアンジェリカ国立公園とする。
∧仝∧
(;‘Д) 全ての市民を収容できますか?
∧仝∧
(川 ´ ) 足りない収容人数は『モナギコシティ行き特急列車』で
ペト・エデン駅から緊急輸送させることで補う。問題は無い。
∧仝∧
(;‘Д) モナレンジラブ博士。専門家として助言できることはありませんか?
三三三ミ
(ー●:) ありませんな。どっちにしろ『蝶』は倒せない。
なお、HNの木は基本的には主の元に向かいますよ。
∧仝∧
(川 ´ ) CMTのあるモナー地区に向かうというわけか。
なら方針は決まった。撤退・防衛だ。
- 569: act60 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏━━━━━━━━━━┓
┃「『大統領』演説」 ┃
┗━━━━━━━━━━┛
∧仝∧ コホン。
(川 ´ ) 総司令官代理として、私が演説しよう。
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l ( =Y -)
/ [二|| | |=◎=|
==・---- (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (ー● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
/__ /
/Π/|
∩_∩ / / / クルッ
( ´ー) ̄ ̄|/
〃ノ^ヾ ( つ__| ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ | | | \|/ (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−)(_)_)(||) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
- 569: act61 2012/1/7(Sau) 00:00
-
:::::::::...... ........::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ ドガァァァァァァァァン...
/ ( ⌒ ヽ )ヽ
( 、 , ヾ )
.............ゞ (. . ノ. .ノ .ノ...... ........
:::::::::::::ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ:::::::::...::::::
_ _i=n_ ._ [l__.,,.--ー! i;〜〜-−ヽ_ii_i=n_ [l h__
/==H=ロロ-. γ ,〜-l! |'ーーヾ ヾ 「!=FH=ロロ
¶:::-幵-冂( ( |l | ) )=HロΠ=_Π
Π=_Π「Π ヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'´ノ;;'':::日lTΠl:..
Д日lTl,,:''" ""'''ー-┬ーr--〜''"""" :::Д日lT::::
FH=n.:::::' | | :::FL日l」:::
ロΠ=:::::.:. ノ 从 ゝ .::田:/==Д::
口=Π田:::. .::::Γ| ‡∩:::::
Γ| ‡∩Π::.... ...:::Eヨ::日lTlロ::::
Д日lTlロ_Π::::....... ...::::::::田:凵Π_=H::
=Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::............:::::::::::口ロロH「l.FFl
∧仝∧
(川 ´ ) 先の大戦を思い出してほしい。
我が父が始めた戦争のことを。
諸君らと諸君らの父母が犠牲を払った戦争のことを。
多大な犠牲を払いながらも負けた戦争のことを。
諸君らにとって忌まわしき記憶であるだろう。
/ヽ Λ__Λ
/=ヽ ( )
/ヽノヽ | |
/ヽヽヽヽ <<< __ |
//ヽ ヽノ ━┓⊂( ) ヽ|
// ヽノ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|
___//\______|===========|==|____
// \ |___________|__|
∧ ∧
( Д)
( :)
∪ ∪
∧仝∧
(川 ´ ) 諸君らは我が父に責のすべてを押し付けた。
そして、戦争を忘れるようにして戦後を歩んだ・・・。
そう諸君らは歩みを止めたことなど一度たりともないのである!
- 569: act62 2012/1/7(Sau) 00:00
-
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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∧仝∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(( (ヽ(`川 ´)彡 < しかるにあの焼け跡からの復興は!
\ つ ))| 断じて奇跡ではない!
| | | \________________
(_(__)
_______
____ | | _____
| | | □□□□□ │ _______ |
_____ | □□_|_______ | □□□□□ │ | | |┌┌┌┌
| | | □ | │| □□□□□ │ | 目目目目 | |┌┌┌┌
|━━━__|__|__ | 日日 日日日│| □□□□□ │ | 目目目目 | |┌┌┌┌
| ━━|┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日│| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| _____|__| | ̄ ̄ ̄
_|__ |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日├┐ |┌┌┌┌┌┌│| │ | □□
| |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日││ |┌┌┌┌┌┌│| 田田田田田 ├─┐□□
田田田| |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日││ |┌┌┌┌┌┌│| 田田田田田 │━│□□
田田田| |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日││ |┌┌┌┌┌┌│| 田田田田田 │━│□□
田田田| |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日││ |┌┌┌┌┌┌│| 田田田田田 │━│□□
田田田| |┌┌┌┌┌┌│| 日日 日日日││ |┌┌┌┌┌┌│| 田田田田田 │━│□□
田田田| | ┌┐ │| ┌┐ ││ | ┌┐ │| ┌┐ │━│□□
| | ││ │| ││ ││ | ││ │| ││ |_│
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧仝∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(ヽ( `川)ノ)< 諸君ら自身の努力の必然的結果なのだ!
\ ノ | 思い出して欲しい!諸君らにはその力がある!
| | | \_______________________
(_(__)
- 569: act63 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) そして、その道のりでどれだけの血と汗が流れたもうか?
諸君ら自身が知っていよう!!!!
∧仝∧
(川 ´ ) だが、今またそれが失われようとしている。
外敵に国土を侵され、今まさに同胞の生命を奪われんとしているのだ!!!
諸君らの父は母は兄弟は友は!何のために死んだのか思い出してほしい。
∧仝∧ 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
(ヽ(#`川)ノ)<『失われたものをこれ以上失わんが為ではないか?』て
\ ノ γγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγ
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
<『あの戦禍を繰り返してなるものか!!』て
γγγγγγγγγγγγγγγγγγγ
- 569: act64 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
人 (川 ´ )∩
< (ヽ( ノ ならば立ち上がれ!我が国民よ!!
そして立ち上がれ!我が軍よ!
先代の軍が被った汚名は祖国の防衛を果たすことによって灌がれよう!!
================================
\ オーーーーーーーーーーー!!!!!!!! /
__
__ __ __ /ノ 0ヽ
,γ_1⊥ γ_2⊥ γ_3⊥ _|__4|_
/_8゚Д゚*8 ( `―) ( ゚Д゚) ( ゚Д゚)
/(y) ) / (y) ) / (y) ) / (y) つ
首都防衛軍司令兼
第一連隊長 第二連隊長 第三連隊長 第四連隊長
ローザライン マゴン ロッソー ジンカー
__ __ __ ___
γ_5⊥ γ_6⊥ γ_7⊥ γ__8⊥
( ゚Д゚) ( ゚Д゚) ( ゚Д゚) /_(`―´)
/(y) ) / (y) ) / (y) ) ( (y) )
第五連隊長 第六連隊長 第七連隊長 第八連隊長
シャバル タロナーク シノゲール イワナ
Capital Defence Army
================================
- 569: act65 2012/1/7(Sau) 00:00
-
===========================================
諸君らの力を信じるからこそ、今は至誠の冠を公皇陛下に預けよう!
諸君らに再び指導者たる資格を問い直されんがために!
私に時間を与えて、判断せよ!
私に我欲や高名心は無い!ただ我が国民のために行動するのみである!
===========================================
/\_____/\
+ / \
∩ / \ ∩
l ヽ∩| 川川川 | ∩ノ j
ヽ ノ | r―-, | ヽ ノ
| ヽ \ `ー'´ / / j
\  ̄  ̄ /
\ /
==========================================
この戦いは、誰もが当事者だ!!!臆病者に用は無い!
私は約束しよう!勝利を!
諸君らが全身全霊を捧げ勝利に貢献すれば必ず勝利すると!
そして、勝利の栄光を我々自身の手でもって掴み取り、共に分かち合あおうではないか!!
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
< 恐れるな!モナギコシティは祖国であり続ける!て
γγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγγ
==========================================
┌―────────────────────────────────────―――――┐
この『大統領演説』は実際、効果大であった。
大統領は自分への忠誠ではなく、愛国心に訴えかけた。
軍隊の士気を大いに上げたばかりでなく、国民感情を刺激した。
└───────────────―――───────────────────―────┘
- 569: act66 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
そればかりではない。
これより、少年達の戦いは彼らだけではなく国全体の戦いへと認知されたのだ。
”われわれの戦い”だと。戦場は”街”全土であると。
└───────────────―――───────────────────―┘
∧仝∧
(;‘Д) 私からも一言。
( †つ この作戦を今までの少年達の作戦にあやかり
| | | 『第二次ランデヴー作戦』と名付けます!
(__)_)
∧ ∧ ∧_∧ !
(;″゚Д) ( -_) (;`−)
┌―────────────────────────────────────―┐
そして、全体の作戦名が決定された。
後世、一般に『ランデヴー作戦』と言う場合は、
それまでの少年達とアンダーサーベイの闘いではなく、
この都市全域を舞台にした『第二次ランデヴー作戦』を指す事が多い。
└───────────────―――───────────────────―┘
∧仝∧
(;‘Д) 避難する市民。
( †つ 戦いに赴く軍人。誘導する警官隊。
| | | それらを後方支援するスタッフ・・・。
(__)_) これを見て応援してくれる人々も・・・。
Rendezvous
我々で、それぞれが持てる力を使って、”手に取り合って”
この危機を乗り越えましょう!
- 569: act67 2012/1/7(Sau) 00:00
-
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┃ F I N A L ┃
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- 569: act68 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃ F I N A L S T A G E ┃
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- 569: act69 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃ F I N A L S T A G E ┃
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┃ | |_| |_ γ | | \/ γ ̄ヽ |_ ┃
┃ | | | |__ ヽ_ | | | ヽ_ノ | ┃
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┃ | | 『ザ・シティ・オブ・ ┃
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- 569: act70 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃ F I N A L S T A G E ┃
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┃ | |_| |_ γ | | \/ γ ̄ヽ |_ ┃
┃ | | | |__ ヽ_ | | | ヽ_ノ | ┃
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┃ |\ |_ |\| | \ |_ || / γ ̄ヽ | | (_ ┃
┃ | \ |_ | | |_/ |_ || / ヽ_ノ ヽ_ノ _) ┃
┃ ⊂ニ⊃  ̄ ̄ ┃
┃ || ┃
┃ | | 『ザ・シティ・オブ・ ┃
┃ | | ┃
┃ ii___ | | ランデヴー』 ┃
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- 569: act71 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏SUB TITLE ━━━━━━━━┓
┃『第二次ランデヴー作戦』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
”第二次ランデヴー決戦(三月の首都防衛作戦)”において動員された戦力
┌―――――┐ ┌――――――┐
│総司令官 ├――┬―┤総司令官代理|国軍(参加兵力 三万三千名)
└―――――┘ | └――――――┘ ┌―――――――┐
メジュリア女皇 | モナットラー||世―┬―┤首都防衛軍 |(八個連隊、十二個大隊 計三万名)
暫定大統領 | 前大統領 | └―――――――┘
│(大元帥) | (元帥) | 司令官 ジンカー・ロックフィールド中将
│ | | ・第一連隊:ローザライン・アハト・アハト中佐(第一市街区)
│ | | ・第二連隊:マゴン・イチュー中佐 (第二市街区)
│ | | ・第三連隊:ロッソー・マウンテン中佐 (第三市街区)
│ | | ・第四連隊:(司令官兼任) (第四市街区)
│ | | ・第五連隊:シャバル・ハートウェイ中佐 (第五市街区)
│ | | ・第六連隊:タロナーク・スズキ中佐 (第六市街区)
│ | | ・第七連隊:シノゲ―ル・ゴート中佐 (第七市街区)
│ | | ・第八連隊:イワナ・レチコフ中佐 (第八市街区)
│ | | ・独立工兵大隊×2 (陣地構築)
│ | | ・独立高射砲大隊×10 (モナー地区各所に配置)
│ | |
┌―┴―┐ | ┌――――――┐ | ┌―――――――――┐(その内 参加兵力三千名)
│参謀 │ └―┤公皇直属部隊│ └―┤デフラグ要塞駐留軍│・RAS空戦部隊
└―――┘ └――――――┘ └―――――――――┘・ミサイル大隊等
・ヒッキー ・警官隊(避難誘導):ルートヴィヒ署長
・ギコルツ ・公皇近衛兵(インペリアルガード):モナワード、ミディ (パンドラ防衛)
・ギコ吉 ・非正規部隊(アンダー・サーベイ):ロングアロー、キルアゲイン、ドクトリン (遊撃)
・さう
・モナレンジラブ
┌―───────────────────────────────――┐
ヘイカ カッカ
ここに俗に言う『陛下・閣下体制』とも言われる臨時体制が確立された。
軍隊は前大統領が総指揮をとり、防衛任務に当たる。
それ以外の警官隊などは、公皇直属部隊として、救助任務に当たる。
その経緯には色々問題があったが(後述)
これだけの短期間で急ぎ決定されたにしては現実的なものだった。
なにより、どちらかが権力に固執して判断を遅らせることが無かったのは、
国民にとって幸運なことだったと言っていい。
└─────────────────────────────―────┘
|| ̄l。」L。 Λ_Λ 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (ー● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ |/ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ |/
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
┌―───────────────────────────────――┐
前大統領のカリスマと公皇の権威と。
総合的な権威と実行力は皮肉な事に開国以来最高レベルに達したと言われる。
そうならぬように公皇の政治関与は最低限に抑えられてきたのだが、
その禁忌が破られたのだ。
└─────────────────────────────―────┘
- 569: act72 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏SUB TITLE ━━━━━┓
┃「それぞれの戦い」 ┃
┗━━━━━━━━━━┛
┏TIME━━━┓
┃20:30┃
┗━━━━━┛
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★皿 | | ____________________
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★ ☆ ☆ P| |Pγ ヽ| |ガッツクート_____GHQ____<==>
○ ○ ^i^i^i^i || |二二二β__△__凹____||
[5]カメラートクート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
| | アンジェリカ
★ ☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | ____________________
★ ☆ ○ ☆ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★:敵 ☆:軍隊(各連隊) HQ:前線司令部 ○:避難民 P:警察
┏Districts ━━━━━━━━━━━━━━━┓┏配置部隊━━━━━━━━連隊長━━━━┓
一番街区:エレファンバイン(交易区) 首都防衛軍隷下第一連隊(ローザライン)
二番街区:ノルメルブルグ (高級住宅街) 第二連隊(マゴン)
三番街区:イミグラ・カブル (移民街) 第三連隊(ロッソー)
四番街区:ジャスミン・ハイム (学校区) 第四連隊(ジンカー)
五番街区:カメラート・クート (辺境地区) 第五連隊(シャバル)
六番街区:ゴルア (新興住宅地) 第六連隊(タロナーク)
七番街区:タタラーレン (共同墓地) 第七連隊(シノゲール)
八番街区:ペト・エデン(交通地区) 第八連隊(イワナ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌―────────────────────────────────────―――――┐
あまりに突発的な事態であるのに、『第二次ランデヴー作戦』が奇蹟的なほど
初期に上手く進行したのは、第一に日頃の『準備』が良かったからに尽きる。
前大戦で本土を爆撃された反省を活かし、「本土防衛」の為に、軍事の全ては計画されていた。
装備・訓練はそのためにこそあった。
市民にうとまれることが多かったがここではその訓練が活きた。
市街を八区画に分けていて、それぞれ防衛部隊が設置されていた。
速やかに招集・配備することが可能となったのである。
└───────────────―――───────────────────―────┘
- 569: act73 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―――――┐
またモナットラー||世は『HNの木』計画の首班として、
対HNの木用の訓練まで軍に施していた。
『敵軍戦法はやわかり』というHNの木への対策が事前に配布されていたのだ。
後は、日頃の訓練通りに『命令』を達っするだけで良かったのである。
前線司令部(HQ)と総司令部(GHQ)との間に物理的距離があったにも関わらず、
意志疎通が上手くとれたのは、軍事に傾きすぎて私軍とも呼ばれた彼だったからこそであろう。
有能な将帥は戦闘が始まる前に勝負を付けるというが、
この点では『モナットラー||世大統領』の功績大なりと誰もが認めざるをえない。
└───────────────―――───────────────────―────┘
首都防衛軍司令
ジンカー・ロックフィールド中将
__
/ノ 0ヽ /
_|___|_ \
(# ゚Д゚) /
/ (y))つ ∧ ∧ \
|=☆=| (・ω・´) / ∧仝∧
∧ ∧ ∪⌒∪ __∧ ∧) \ i (川 ´ )
( `・ω) ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ω・´ ) / []⊂ )
| つ、_ Σ ⊂ \ Y 人丶|
∧ ∧ゝ -/ / / _─\ノ / (_)(__)
( `・ω)/_  ̄ \ \∧ ∧ \
| つ/ / ⊂(ω・`;) /
ゝ/  ̄= o ⊂二ノ ) \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| /
参謀たち
┌―────────────────────────────────────―――――┐
『総司令官代理』は簡単に命令を発した。
綿密な指示ではなく、現場に裁量を任した。 重要な場面で現場の各自の力量が試された。
└───────────────―――───────────────────―────┘
- 569: act74 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
i (川 ´;) ロックフィールド中将。
[]⊂ ) 時間を稼いで欲しい。
かの敵は倒しきれる存在ではない。避難民を誘導次第、各地区の撤退を許す。
要塞デフラグに主力を移しているから、首都防衛軍は寡兵であるが、
訓練通りにやれば問題ないはずだ。
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
( ゚Д) 了解。貴方が放棄命令を出さない限り、
戦い抜いてやりますよ。
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
(# ゚Д゚) 連隊隷下の通信科小隊を先に回らせろ。戦車大隊、高射大隊で応戦させろ。
つ 工兵大隊は陣地を作れ。
輜重大隊は迅速に支援を。
- 569: act75 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃20:40┃
┗━━━━━┛
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第一市街区:エレファンバイン ┃┃■□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃□□┃
┃□□┃
┗━━┛
"1st Dst. Elephanbine"
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃エレファンバイン高射砲塔の戦い ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ _
|/\ |/\
\ \ \ \
\ \ \ \
\ \ __ \ \ __
ii\ \ γ_1⊥ ii\ \ γ_1⊥
___ii|__\⊂(Д`;)____ ___ii|__\⊂(Д`;)___
[___  ̄ __________] _________________ [___  ̄ __________]
|  ̄ ̄| | |_____ __ ___________|  ̄ ̄| | |
|  ̄ ̄| | | γ_1⊥ |  ̄ ̄| | |
|  ̄ ̄| | | /_8゚Д゚*8 ローザライン・ |  ̄ ̄| | |
|  ̄ ̄| | | /(y)☆つ アハト・アハト中佐  ̄ ̄| | |
|  ̄ ̄| | | ∪/ ゝ |  ̄ ̄| | |
ii___|_____|_____|____|____ _し"し" ________ __|_____|_____|____|___ii
|  ̄ | | |
| | | |
| | | |
|_______________________|____________ |_____________________|
\\ | | //
\\| |//
\| |/
| __ __ __ __ __ __ |
| | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | |
0二二二二)二)| | | | | 0二二二二)二)| | | | | |
| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| |
|  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ |
| |
| |
| |
┌―────────────────────────────────────―┐
エレファンバインは大昔、ゾヌ牙の交易で栄えた街である。
設置されている高射砲塔(FLACK TOWER)は
大戦中に首都防衛用に建設され、あまりに頑丈なため今も現存している。
地下には発電所、防空壕もあり避難もある小規模な”要塞”といっていい。
今も昔も首都防衛の緒戦を務める重要な陣地である。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act76 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
そこを守る第一連隊の指揮をとる女性士官 ローザライン・アハト・アハト中佐は
過去、船の事故の遭難した経験から、人を救おうと国防軍に志願した。
└───────────────―――───────────────────―┘
∧_∧
8゚Д゚*8 二児の子どもを設けたが、
_φ___⊂i 産休中のブランクを逆に利用し、
/旦/三/ /| 士官試験の勉強を猛烈にやり、昇進していった。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 珍しい女性士官の中では模範とされ、
|愛媛みかん|/ 軍の至宝とさえ言われていた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
教錬は厳しく新米にとっては、美しくも恐ろしい士官である。
。O。
_____ヽM/_____
| | | | | |||||| | | | | |
♪ 8 8 8 8 8 8 88 8 8 8 8 8 8
☆ 8 ☆ 8 ☆ ☆ ☆ 8 ☆ 8 ☆ ♪
||
♪ || ♪
||
∧∧ || ∧∧
(.- ) || ( -。)
0( O) /||\ (0_0
ヽi| ̄i ̄| ̄i ̄| ̄i ̄|i/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ / \ @@@@@
8 *゚ー8 _∪_______∪_(゚д゚*@ 普段はプライベートなことは一切口にしないが、
||| ))つ|_ ̄_______ ̄_|⊂ )|| 子どもを連れてカフェにいる姿を見かけた者もいる。
||ヽ ヽ || || ( )||
| ̄||JJ ノヽ ノヽ U| ̄|| 軍務から離れて偶にはリラックスしたいのだろう。
- 569: act77 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第二市街区:ノルメルブルグ ┃┃□■┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃□□┃
┃□□┃
┗━━┛
"2nd dist. Nomelburg"
<⌒>
/⌒\
]皿皿[-∧-∧、
________∧_/\_|「| |「|^i、
/三三三三三三三 Π ∩ |「| |「||l|
__| ̄同 ̄同 ̄同 / ̄ ̄∧ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ̄\|
_/__|==/\===ハ  ̄ ̄|「| ̄ ̄ ̄ |「| ̄ ̄|
/_|ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || 田 |「| 田 田 |「|[[[[|
|l|ロ ロ /|l⌒ll⌒||⌒l| |「| |「| |
/〃 ̄ / || || || || 田 |「| 田 田 |「| |
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""``ヾヾ゙゙ヾ
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┌―───────────────────────────────┐
第二市街区ノルメルブルグは、旧ノルメル邸がある地区で、
古い市街が王朝時代を想わせる住宅街である。
└───────────────―――──────────────┘
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「| /三三三\ |-__=_=| /三三三\ _____ |FF|ニ|
| ̄同 ̄同 ̄| |=|+||+||+|| |[]_[]_| /二二ニ,ハ /=‐::::::∧ ]皿皿[
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( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( ) ザワザワ
( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( ) ザワザワ
( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )
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/ ̄ ̄∧ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ̄\ /_____ヽi|三三三三|i |二二二二二! /|
| | 田|「| 田 田 | 「|[[[!| | ロ ロ ロ ロ ロ| |ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |
┌―────────────────────────────────────―┐
ノルメルブルグの街並みは美しく、大戦の惨禍ですら焼け落ちるのを逃れた。
避難民はここに一時、収容された。
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__r───‐、 「 ̄|____________「 ̄| , ───ー_
| | -、, -、 |ヽ n | |n '| -、, -、 | |
| | |王| |王| |:| u | | u || |王| |王| | |
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| | |王| |王| |:| n| ,- 、 ,- 、 ,- 、 |n || |王| |王| | |
| | |土| |土| |:| u| ム二ハ ム二ハ. ム二ハ |u || |土| |土| | |
| | | |:| n||土土| |土土| |土土||n || | | |
| | |王| |王| |:| u|| | | | | ||u || |王| |王| | |
| | |土| |土| |:| n||王王| |王王| |王王||n || |土| |土| | |
| | |r=r=r=rミ.|:| u||土土| |土土| |土土||u || <=r=r=r=}.| |
| に二二二リ: に二に二二二二二二二二二二二二コ二コ[ に二二二リ |
;.;.;.. |冂| |冂| |:|>| |\_rー!___rー!_:'| |<|:| |冂| |冂| | |
;.;.;.;.| | 」| | 」| |:| | | || || | | |:| | 」| | 」| | |
;.;.;.;.ー| ,.、、、 |:| | | || ( 'ー`)⌒' | | | | |:| 爻xx爻
;.;.;.;.ミ爻メ爻爻ミ_' |_|__|_|__L!_L( )|_||_|_|_|_|_ヽ.|___x爻ミXx爻
;.;.;.;.ミミミ爻彡 >'´ // `< 爻彡ミ爻ミ
;.;.;.;.;.;.ミ爻彡ミ>'´ <爻ミ彡彡爻
;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
- 569: act78 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第三市街区:イミグラ・カブル ┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃■□┃
┃□□┃
┃□□┃
┗━━┛
"3rd dist. Imigra-Caboul"
ギコ爺(ギコジエフ・オストリッチ)
∧ ∧
(;゚ш) みんな、逃げるんじゃ!
モラリコ・モラリコフ
∧_∧
(;・Д) あっちです!
( つ
_______________
/ /|∴∵∴∵∴∵∴∵∴/ ∧∧
___________ / ☆ / |∴∵∴∵∴∵∴∵/ (,,゚Д)
/\ ____┌────────/ ──────┐ |∴∵∴∵∴∵∴/ / つ
/ \ /\ |∧ ∧ 、〃 、 、〃 、 ∧ ∧ │ |∴∵∴∵∴∵/ 〜/ ノつ
/ \ / \ | ※ ※)/※※゚||゚∀゚|\(゚Д゚ )│ |∴∵∴∵∴/ (/
/ \/ \ |※;;;;;※|__||__|┘※ │ |∴∵∴∵/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|└ ※;;;;;※R=GICO!┌──┘ |∴∵∴/ ∧ ∧
| || ||  ̄ ※※└───────┘ ̄| |∴∵/ ( *゚Д)
| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| | |∴/ / つ
| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| |三王三| | |/ ∠/)ノ
|  ̄  ̄ ||  ̄  ̄ ||  ̄  ̄ |三王三| | /
∵∵∴| __ || || | |___ |/ ∧∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ (,;゚Д)
γ_3⊥ ∩ ∩ 俺は ∧ ∧ (;・Д) / つつ
(Д゚ ) (゚Д゚ `) 行くぞ! (ш゚;)┏━━ ( つ 〜/ つ
===二て ノ )==== ⊂ ⊂ヽ / つ | | | (/
| |〜 ヽ ヽ--. (_∪) (_(__)
U U ==== U ⊃))
;.;.
───────────────────────────────────────── :,∵,: ─
∴∴∵ ;.;. ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵ ;.;. ∴∵∴∴ ∴ Y人Y ∴∴
∴∴ :,∵,:∵∴:,∵,:∴∵ ;.;. ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵ :,∵,: ∴∵∴∴∴;;从;;∴
∴∴∵ Y人Y ∵∴∵∴∵∴ :,∵,: ∵∴∵∴∵∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵ Y人Y ∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵
∴∴∵ 从 ∴∵∴∵∴∵∴ Y人Y ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ 从 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
┌―────────────────────────────────────―┐
イミグラ・カブルは移民の多い区である。
第三市街区の有力者、『ギコBAR』のギコ爺の奮戦もあって、
市民の避難誘導は上手くいった。
また彼らに負けじと武器を取り、民間人の中で戦いを志願する者さえいた。
このように市民の活躍が各地で目立ったのも『第二次ランデヴー作戦』の特徴である。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act79 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第四市街区:ジャスミン・ハイム┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□■┃
┃□□┃
┃□□┃
┗━━┛
"4th dist. Jasmin Hyme"
├─┤
|| ◎ ||
___┬┬┬┬┬┬┬|| == ||┬┬┬┬┬┬┬_
|二二二二二二二二|| 田 ||二二二二二二二二|
| 田 田 || 田 田 || || || 田 田 || 田 田 |
|――――――――|| 田 ||――――――――|
| ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ || ||  ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||
:(:::)| 田 田 || 田 田 ||=||=|| 田 田 || 田 田||::(::)::):::
:::|| |――――――――|| 田 ||――――――――|:::||::||:::
首都防衛軍司令
ジンカー・ロックフィールド中将
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
(# ゚Д゚)
/ (y))つ ∧ ∧
|=☆=| (・ω・´)
∧ ∧ ∪⌒∪ __∧ ∧)
( `・ω) ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ω・´ )
| つ、_ Σ ⊂
∧ ∧ゝ -/ / / _─\ノ
( `・ω)/_  ̄ \ \∧ ∧
| つ/ / ⊂(ω・`;)
ゝ/  ̄= o ⊂二ノ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
┌―───────────────────────────────────────────―┐
第四市街区ジャスミン・ハイムは初めてのギコ族大統領ジャスミンを賛美した名を持つ市街である。
ジャスミン大統領の志を継ぎ、教育に力を入れている学校区である。
この小学校にて、首都防衛司令部が臨時に置かれた。
└───────────────―――──────────────────────────―┘
”ガッツ・クートの戦い”
__ ___ / ┃ ___ ___
/_@_|__ __/__@ヾ / ┃ ノ__☆ヽ ノ__☆ヽ
/了#゚Д゚) ( #゚Д゚)〆 ┃ (`Д´|_ヽ (`Д´|_ヽ
/ つ≠∩ヨ===┯ く/ _/う ┃ ━━┓⊂仝Y仝) ━━┓⊂仝Y仝)
/~/_つ  ̄ ̄ ̄ /~/_つ ┃ |=@=| |=@=|
(ミ/ __ (ミ/ __ ┃ (_(__) (_(__)
γ__@⊥ γ_@_ヽ_ ┃ ノ二二☆ヽ ノ二二☆ヽ
/」;゚Д゚) /( #゚Д゚) ┃ (`Д´|_ヽ (・Д・|_ヽ
/ つ≠∩ヨ===┯ / つ≠∩ヨ===┯ ┃ ━━┓⊂仝Y仝) ━━┓⊂仝Y仝)
/~/_つ  ̄ ̄ /~/__つ  ̄ ̄ ̄ ┃ |=@=| |=@=|
(ミ/ (ミ/ ┃ (_(__) (_(__)
Jinker ,、∧ ┃ ∧_∧
Rockfield <〈レへ> ┃ ノノ====ヾ
<リメ゚Д) ┃ (−´ 爪
[l:ヽl]つ ┃ ⊂(i☆ii_]
|=@=| ┃ |=@=|
↑ (/^J ┃ (_(__)
"Coot Gain" ┃ "Louis Livingstone"
┌―────────────────────────────────────―┐
首都防衛軍司令官のジンカー・ロックフィールド中将は、世界大戦を戦い抜き、
『ガッツクートの戦い』では、反乱軍のクートゲイン側に付いて、参謀を務めた。
首都の弱点を突いた『クーデター計画』を立案し、結局それは実行されずに終わった。
内乱後、世間の隅に追いやられていたが、モナットラー||世が頭角を現すと共に、
彼にその力量を認められて、軍隊で出世していった。
攻めるに長ずることは、守ることにも通じるという采配から、
内乱時とは正反対の「首都防衛」の任に就いていた。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act80 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第五市街区:カメラート・クート┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃■□┃
┃□□┃
┗━━┛
"5th dist. Kamerad Coot"
∴∴∵∴∵∴∴∵ ;.;. * ∵/ / ;.;. *∵∴∴∵∴∵ _______________∴∴∵∴∵∴∴
∴∴∵∴∵∴∴∵* :,∵,: / /* :,∵,: *∴∴∵∴∵/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/|∴∴∵∴∵∴∴
∴∴∵∴∵∴∴∵ Y人Y*/ /∴ Y人Y ∴∵∴∵/イ イ/ |∴∴∵∴∵∴∴∵
∴∴∵∴∵∴∴∵∴ 从/ /∴∴∵ 从 ∴∵∴∵/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/ |∴∴∴∴∴∴∵/
∴∴∵∴∵∴∴∵∴∵/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄┌──────────────┐ |∴∴∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴∴∵∴/ / / |(株)ハシ袋製造ヌマタ m9('-')| |∴∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴∴ ,へ へ / / |_品質第一___世界へハバタケ!| |∴∴∴∴/
∴∴∵∴∵∴ へ\\ // | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└──────────────┘ |∴∴∴/
∴∴∵∴∴∴/\\\// ;.;.| _ _ || _ _ || 水もはじく! | |∴∴/
∴∴∵∴∵/ \\/\ :,∵,:| |_|_| || |_|_| || | ̄| ̄| | |∴/
∴∵∴∵/ /\\\> /Y人Y| |_|_| || |_|_| || | ̄| ̄| |三王三| | |/
∴∴∵/ </ \> /∵ 从 | __ ||γ_5⊥ ||  ̄  ̄ |三王三| | /
∴∴/ /∵∵∴∵|__γ_5⊥__||(Д゚ )___||_______| |____|_/
,へ へ (Д゚ )===二て ノ )
へ\\ //==二て ノ ) | | __
\\\// \ ヽ〜 U U γ_5⊥
,へ \\ へ __U_⊃ _ (Д゚ )
へ \\ // γ_5⊥ γ_5⊥==て )
\\\// (゚Д゚ ) (Д゚ ) | |〜
\\/\ ===二て ノ ☆) ===二て ノ ) U U
/\\\> | |〜 | |〜
</ \> U U U U
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∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∴シャバル・∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
ハートウェイ中佐
┌―────────────────────────────────────―┐
カメラート
第五市街区 ”戦友”クートは英雄クート・ゲインの故郷であり、
勇猛な兵士が多かった。
シャバル第五連隊は、粘り強く戦うことで知られている。
中でも郷土部隊の活躍は目覚ましかった。
近親者の身を助けるために・・・動機はシンプルなものだった。
とはいえ、軍隊の者には農家の者もいる。
農作物であったものに銃を向けなくてはいけない彼らの心境はいかばかりか。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act81 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第六市街区:ゴルア ┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃□■┃
┃□□┃
┗━━┛
"6th dist. Gorua"
┏━━━━━━┓
┃旧ゴルア高原┃
┗━━━━━━┛
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__
__ γ_6⊥
/ ̄ ̄ ̄~\ γ_6⊥ (Д゚ )
/ ┌ \ (Д゚ )==二て ノ )
/ ===二て ノ ) | |〜
/ ┌ \ | |〜 U U
从/ ┌ \U U
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┌―────────────────────────────────────―┐
第六市街区ゴルアは旧ゴルア高原であり、小高い丘を標的にされ、
焼き払われて何も無かったが、それゆえに戦後、
新しい何かを作ろう、自分の判断で行動しようという進取の気風が育まれた。
└───────────────―――───────────────────―┘
|
_. _ __ ||
| | || | ━| ||
_|__|_ || / __| | || /
_____| |___||/ | | ||/ __――,
|  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
ゝ /
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
フリッツ・ハーゼンクレーヴァー(商人)
/⌒)
⊆== )_
(´∀`)
( つ
| | |
(_(__) ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( )( )( )( )( )( )( )( )( )
「昔の事故(トリスタン)で痛い目を見てね。
こんなときまで金儲けに使おうとは思わんよ。」
┌―────────────────────────────────────―┐
商人として成功していたフリッツ・ハーゼンクレーヴァーは、
商船を避難に提供して、川沿いから避難民を逃がし、多くの市民を救った。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act82 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第七市街区:タタラーレン ┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃□□┃
┃■□┃
┗━━┛
"7th dist. Tataralen"
_ . . . . . . ..........:.:.:.:.:.:::::::.:.:.:.:........ . .
! | . . . .....:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:...... .
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_ [] .: .: ロ [| _ ロ `゙゙'''''ヾ、,, . ._,,. - ‐‐ ''"´
::| .: .:: [] 卩 |::| ___ `゙'ヾ、__''_´_ _
.: :::. 口 冂 [] |::|_ ,.---、、 | |
.: :::. ___ Π |::::;| ji || | |:| | | ┌─┐
.: ::‐‐‐‐、. !:::::;! ___ _,----、_ | |.| j | | |
___. | |..| |.:.:.:| |::;;;:| | | ||| | | | ┌‐‐┐ | |
r‐v'i | |.:| 「 ,. -‐‐‐‐‐‐-, ! i ||:| [ ̄ ̄ ̄] | |
| | l iヽiヽr | |:.| l -‐‐‐‐‐‐-v´i ! | |l||  ̄ ̄ ̄ ̄ |.| ┌-‐--‐-┐ r‐‐‐
| | | ! ll!| !| |..| | | .! l l || |:|┌┴‐‐‐─┴┐ |`r‐‐
| | | ! i!!| l| |..|_ | | .! ! l |_ └‐─‐‐─‐┘ | |
 ̄´l ! | i| ̄ ̄ ̄! l_ | | | !! | ̄ ̄ ̄´! | |
 ̄ ̄ ____|___! ̄i | | | ! [ ̄ ̄ ̄ ̄] | |
| |./ | | !  ̄ ̄ ̄ ̄ | |
 ̄ ̄ ̄ ̄´ | | :! | |
| | :! | |
┌―────────────────────────────────────―┐
第七市街区タタラーレンには前回の大戦で戦没した軍人や民間人の墓地区域で
多くの墓碑が置かれている。
└───────────────―――───────────────────―┘
;.;. *
* :,∵,: ___
Y人Y* | | __
从 ;.;. * | | γ_7⊥ シノゲ―ル・
* :,∵,: * | | __ __ _(Д゚ ) ゴート中佐
Y人Y | | γ_7⊥ γ_7⊥ て ノ☆)
;.;. * 从 l |_(Д゚ ) _(Д゚ ) | |
* :,∵,: !l ===二て ノ )===二て ノ ) U U
Y人Y* | ̄ ̄ ̄´ !| |〜 | |〜
从 [______]U U U U
┌―────────────────────────────────────―┐
兵士たちは不謹慎ながらも墓を盾にして隠れながら戦った。
”ここで死ねば埋葬する手間が省ける”と、笑えないジョークを頭によぎらせながら。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act83 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
ダメージ
この地が心理的損害を最初に最も受けたのかもしれない。
└───────────────―――───────────────────―┘
__
| |
l二 二l
| |
| ̄ ̄ ̄|◎::O
| ̄ ̄▼/♭☆:◇
゛゛゛ ゛ ゛ ゛゛゛ ゛▲ ̄◇.: ☆゛゛゛ ゛ ゛ ゛゛゛ ゛ ゛゛
∧ ∧
__( )つ
⊂⊂___ノつ
┌―───────────────────────────────────────―┐
死者の冒涜は、今生きている者の冒涜に他ならないのだから。
今日の動乱を知った後、参拝に行き、墓の前で最期を共にする者がいたという光景を見たと
証言が多く挙がっている。
近親者。恋人。いくら探しても係累が分からない遺体もあった。
彼らにいったいどんな物語が背後にあったのかは誰も知らない。
└───────────────―――──────────────────────―┘
- 569: act84 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃20:32┃
┗━━━━━┛
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★皿 | | ____________________
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
Ω Ω | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★☆ ☆ P| |Pγ ヽ| |ガッツクート__________<==>
Ω Ω ^i^i^i^i || |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
| | アンジェリカ
→★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
Ω Ω | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→★ | | ____________________
→★☆ Ω ☆ Ω | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→★ ‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★:敵 ☆:軍隊(各連隊) HQ:前線司令部 Ω:避難民
┏Districts━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
一番街区:エレファンバイン(交易区・高射砲塔)
二番街区:ノルメルブルグ (高級住宅街)
三番街区:イミグラ・カブル(移民街)
四番街区:ジャスミン・ハイム(学校区・司令部)
五番街区:カメラート・クート(辺境地区)
六番街区:ゴルア (新興住宅地)
七番街区:タタラーレン (共同墓地)
八番街区:ペト・エデン(交通地区)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 569: act85 2012/1/7(Sau) 00:00
-
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
( ;゚Д゚) 司令官代理。左翼の攻撃が大です。
シノゲ―ル中佐のタタラーレンが圧迫されています。
タタラーレンは避難民を誘導した後、後退し、ペト・エデンで戦線を維持したいのですが。
∧仝∧
(川 ´;) しのげなかったか。仕方ない。
列車で市民が避難するまで、時間を稼ぐのだ。
┌―────────────────────────────────────―┐
大統領の指揮采配は迅速で理に敵っていていた。
散々、彼らを虐げてきた大統領とその軍隊が国民を救おうとしている。
少年達は内心複雑な思いを感じざるを得なかった。
└───────────────―――───────────────────―┘
∧ ∧ ∧_∧ ・・・
(;″゚Д) ( -_) (;`−)
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★皿 | | ____________________
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★☆ ☆ P| |Pγ ヽ| |ガッツクート__________<==>
○ ○ ^i^i^i^i || |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
| | アンジェリカ
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | ____________________
→ →→→→→→★☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→ →→→→→→★☆ ‡○ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡○∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★:敵 ☆:軍隊(各大隊) HQ:前線司令部 Ω:避難民
- 569: act86 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第八市街区:ペト・エデン ┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃□□┃
┃×■┃
┗━━┛
"8th dust. Peto Eden"
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/ _ / ̄ ̄ ̄ ̄\
/ __--ーーー ̄ ● ●
/ __-ー ̄ Y Y \
_ _ー ̄~~ | ̄| | | ▼ |
l_l∧∧lニ∧∧ | | ヽ,/ _人__|
ー_( ゚Д)( ゚Д)| | /
( )∪∪ |J| | /
| |[]| |]]  ̄ー---,,_ノ二二 ̄ヽ―
∪∪ ∪`J  ̄ー--,,_
 ̄
┌―────────────────────────────────────―┐
第八市街区ペト・エデンは鉄道線が通っていて、ギコ地区への流入者が
希望をもって最初にこの地を踏む、「天国に近い」という意味を表す地名だが、
今やこの地から多くの人が逃れようとしていた。
└───────────────―――───────────────────―┘
┏TIME━━━┓
┃20:45┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ペト・エデン停車場の戦い ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
/⌒ゝ、 落ち着け /⌒ゝ
// ヾ \ 女子どもが先だ! // ヾ \
ニ/ /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
|;;| __ ___ ___ ___ ___ ___ __ |;;| ___ __ __ _
|;;| |∧∧| ∧∧ ∧∧ ∧∧ |@@@ | |[]| |;;| |[]| | | | | |
|;;⊂( *゚Д)__(゚Д゚,)_(,,;゚Д)_(,,゚Д)__|(;゚д)∧ ∧ |;;| | | |__| |__| |_
|;;| / つ ⊂ ) / つつ / つ / つ ( ゚d) |;;| | |
|;;/ / __/ /_〜/ つ_〜/ ノつ_ (_⌒ヽ_( つ_|;;|__二_________
―(/(/―――∠/)ノ――(/――――(/―――― )ノ`J―JJ――――――――――――――――
___ イワナ・
/__8⊥ ドルルルルルルルルル!!!!! レチコフ中佐
∠=√`Д´)___。 \从/ _ _ _
ミ(☆ つ【〔ロ=:(∈(二(@ > ‐― ‐ ― _
人 ヽノ B ̄゛ /W'ヽ
(__(__) B 、、、 ,,,
__
γ_7⊥
\从/ 〓〓Д゚ ∪)))―――,
====二二二_☆ヾつ_)))
/W'ヽ ∪)))  ̄ ̄
ダンッ
┌―────────────────────────────────────―┐
最初の激戦区となったこの地を戦ったのはイワナ・レチコフ中佐である。
彼らはタタラーレンを撤退した第七大隊と合流し、
できるだけ多くの市民を逃がせるよう必死になって闘った。
”捨て石”とは俺達のことだ。そんな共通意識があったのか。
大統領下の軍隊では種族によって、軍籍を分けることは無かったが、
両種族の彼らはごく自然に、一体感を持って戦った。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act87 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|しっかし、こんなに街を壊してくれて、|
|建て直すにゃー骨が折れるな。 |
\___ ______________/
\|
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
___ ___
| ∧∧ ∧∧ |
___| (,,゚Д) (゚Д゚,) |_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____ / つ ⊂ ) __< もう再建することを考えてるんですか?
―――――/ / / / ――― \___________________
(/ (/ ∠/)ノ
__/|______________
/ \
|当り前だろ。どうやって生きてくんだ? |
|俺らの故郷はここだぜ。 |
l| / /
l| / /
l| / / /
l| / / /
l| ┌ナ|:| ̄/ /
l| / |:|/ /
l| / |:| /
l| / /|:|/
l|_____________/____/_|:|
| `丶 、/ / / /|:|
ありがとう! | ____/___`_メ_、/__/ |:|
\ / |-''" ̄ / / / ̄ |:|
| / ||/ / |:|
/ ̄ ̄ ̄\ / ||/ |:|
| ● ● || |:|
| Y \ || |:|
| | ▼ | || |:|
.rロ、. |/ _人_ | || |:| _,;;-''
-v''ヘ-、__,,、___ ゙コビ. ゙\_____/__,,_||_,、_____,、,|:|ノ-''=''" ::::::
 ̄ !-|-!~゙''"`'' ̄`''ノ二二ヽ" :::!!::::::::::::::::::::::!:!::::
! _,, ='' 三三三 ''= .,,_ :::::::::::::::::::::::::
_,, =''  ̄三三三三三三三  ̄''= ,,__ :::::::::::::::::::::::
- 569: act88 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
最後の列車が離れたとき、列車の乗客から大きな歓声が起こった。
└───────────────―――───────────────────―┘
| 行ったな。 |
\___ _/
| |\ | /l_ /,;; / / / /
| | \| / / /l __ /,;; /===/ /===/
| | l/ / γ_7⊥ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | / l ̄l (Д゚ ) < 中佐。あなた、ギコ族のために?
| | / ( ☆) \_______________
| | / | |〜 /,;; / / / /
| | / ___ U U /,;; / / / /
| |/ ⊥___8i /,;; /===/ /===/
|_| (`Д´i \ /,;; / / / /
/ (☆ ;,) ̄ /,;; / / / /
/ ノ 人 ヽ /,;; /===/ /===/
/ (__)(__) /,;; / / / /
/ /,;; / / / /
/ /,;; /===/ /===/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;; / / / /
| |; / / / /
| | /===/ /===/
| __/| | / / / /
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| バカが。任務後の一服が楽しみだっただけだ。
\________________________
| |
| | ___
| | |___|
| |_______ / _/|________
/ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ __ |
/ γ7_7⊥ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ (Д゚;) < イワナ中佐!
/ ___ ( ☆) \_____
/ ⊥___8i____ | |〜
/ ⊂(Д==i \☆__つつ U U
/  ̄;;,
/_____________________________
|
|
|
|_____________________________
;;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;
;;// // // // // // // // // // // // // // // // // // // // /
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;
/;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;//;;
- 569: act89 2012/1/7(Sau) 00:00
-
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
( #;゚Д) ペト・エデン列車避難作戦完了!
指揮官イワナ中佐戦死!
ペト・エデンにいる残存隊はゴルア高原に撤退させます。
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★皿 | | ____________________
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ [HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★☆ ☆ P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__________<==>
○ ○ ^i^i^i^i ||★★ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ○○ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
★ | | アンジェリカ
★☆ ☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ↑ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴|∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | | ____________________
★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡||∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
||
○
○
★:敵 ☆:軍隊(各大隊) HQ:前線司令部 Ω:避難民
∧仝∧
(川 ´ ) 任務を果たせたのだな。
- 569: act90 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏LOCATION━━━━━━━┓
┃「モナギコブリッジ」 ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
"Monagiko Bridge"
__ __
/ ヽ / ヽ
( ´∀`) (゚Д゚ )
\ / \ /
| |___(⌒)___(⌒)___(⌒)___(⌒)___(⌒)___(⌒)___| |
| |___| ̄|___| ̄|___| ̄|___| ̄|___| ̄|___| ̄|___| |
| | | | | | | | | | | | | | | |
<=@=フ <=@=フ 荷物は捨ててください!
( ;`Д)ノつ (Д´ ;)ノつ
( =Y -ノ ( =Y -ノ
∧ ∧∧ ∧ ∧ ∧∧ ∧∧ ∧ ∧ ∧∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ 押すなよ ∧ ∧∧ ∧ ∧∧
∧ ∧ ∧ ∧_ ∧ ∧ /ヽ∧ ∧∧ ∧( ,゚Д)∧ ∧( ,゚Д)__ ∧_∧ ∧ ∧∧ ∧
∧ ∧∧ ∧|( ゚Д゚)∠ヽ,゚Д)∧ ∧ O( つ-、__/|__・ ヽ つ∧ ∧(゚Д゚;) ∧ ∧
∧ ∧∧ ∧_|ヘつ∧ ∧ つ∧ヘ (,゚Д)/∧ ∧ 口 )コ ̄ ^ー_^/\ ∠゚Д)_ ∧_ヘ
∧ ∧∧ ∧( ゚Д)□(,゚Д)U ) ゚Д /(____)___/ノU∞)(,゚Д) ∧ ∧
∧ ∧ □ / つ□∧ ∧/ つ /二]ヘ ヽ∧ ∧ ) > ∧ ∧) ∧ ∧ヘ ヽ||ヘ つ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄\ / ̄ ̄\ / ̄ ̄\ / ̄ ̄\
| | | | | | | | │ │
| | | | | | | | │ │
|;;;;;;| |;;;;;;;| |;;;;;;;| |;;;;;;;| │;;;;;;;;│
┌―────────────────────────────────────―┐
一方、モナギコブリッジを渡って、避難民をモナー地区に誘導が始まっていた。
警官隊の誘導は適切で迅速だった。
だが、避難予定区域で問題が起こった。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act91 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃20:50┃
┗━━━━━┛
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★皿 | | ____________________
★☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
○ ○ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ [HQ] | | _ ___ ラスターマイル ∧
★☆ ☆ P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__コルホネン _____<==>
○ ○ ^i^i^i^i ||★★ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ○○ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
★ | | アンジェリカ
★☆ ☆ ☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
|| | | ____________________
|| | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡||∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
||
★:敵 ☆:軍隊(各大隊) HQ:前線司令部 Ω:避難民
<=@=フ
(┻´;) アンジェリカ公園がHNの木で溢れかえってます。
警官隊で抑えようとしていますが、避難に間に合うか。
∧仝∧
(川 ´ ) なに?
しまった、あそこは草木が多い。
ギコ地区と同じようにHNの木が暴走したのか。
避難場所として確保せよ!
- 569: act92 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃20:55┃
┗━━━━━┛
┏LOCATION━━━━━━━━━┓
┃「アンジェリカ国立公園」 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
从从从从 从从从从
从从从从从 , ,、 /@ @\ 从从从从从从
从从从从 // ヽ \ / | | \ 从从从从从从
从从从 / 〈_ 〉 ヽ / ヽ / \ 从从从从从
从从从 l / V ヽ | / / /|\ \ 从从从
|i| | 〈 〃 ω 〉 | / | V レ | \ |i|
|i| | ヽ⊃ψ/ | / 丶|≡⊂ノ \ |i|
|i| | / | |ヽ | |/ / /ヽ \| |i|
\ / | │ ヽ / |/ / 人 ヽ \|
/ | │ ヽ |/ ノ_( ヽヽ V\|\|
〜〜〜〜〜〜 ∠」 |_\
;.;. * ;.;. *
* :,∵,: * :,∵,: *
Y人Y* Y人Y
从 从
<=@=フ <=@=フ
(ДT;) <=@=フ (;`Д)
(=Y -) (;`Д) ( -Y -)
|=◎=| ( =Y -) |=◎=|
(_)`J |=◎=| (__)_)
(__)_)
;.;. * ;.;. *
* :,∵,: * :,∵,: *
Y人Y* Y人Y
从 从
- 569: act93 2012/1/7(Sau) 00:00
-
γ ̄ ̄ ̄ヽ
从从从从 (枯れろ!) 从从从从
从从从从从 , ,、 ヽ___ノ /@ @\ 从从从从从从
从从从从 // ヽ \ γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | \ 从从从从从从
从从从 / 〈_ 〉 ヽ |『グリーン・ディステニー』| / \ 从从从从从
从从从 l / V ヽ | ヽ____________ノ /|\ \ 从从从
|i| | 〈 〃 ω 〉 | / | V レ | \ |i|
|i| | ヽ⊃ψ/ | / 丶|≡⊂ノ \ |i|
|i| | / | |ヽ | / |/ / /ヽ \| |i|
\ / | │ ヽ / / |/ / 人 ヽ \|
/ | │ ヽ / \ |/ ノ_( ヽヽ V\|\|
〜〜〜〜〜〜 / \ ∠」 |_\
/ \
;.;. * ___/ \__ ;.;. *
* :,∵,:____/ \\__ * :,∵,: *
Y人Y* \\ Y人Y
从 从
<=@=フ! ! ! <=@=フ
(Д´;) <=@=フ (;`Д)
(=Y -) (;`Д) ( -Y -)
|=◎=| ( =Y -) |=◎=|
(_)`J |=◎=| (__)_)
(__)_)
;.;. * / \_ ;.;. *
* :,∵,:/ \* :,∵,: *
Y人Y*/ \Y人Y
从 从
- 569: act94 2012/1/7(Sau) 00:00
-
从从从从 从从从从
从从从从从 , ,、 /@ @\ 从从从从从从
从从从从 // ヽ \ / | | \ 从从从从从从
从从从 / 〈_ 〉 ヽ / ヽ / \ 从从从从从
从从从 l / V ヽ | / / /|\ \ 从从从
|i| | 〈 〃 ω 〉 | / | V レ | \ |i|
|i| | ヽ⊃ψ/ | / 丶|≡⊂ノ \ |i|
|i| | / | |ヽ | |/ / /ヽ \| |i|
\ / | │ ヽ / |/ / 人 ヽ \|
/ | │ ヽ |/ ノ_( ヽヽ V\|\|
〜〜〜〜〜〜 ∠」 |_\ キ ー ン
≪ ≪ ≪ ≪
ノノノノノ シワシワ ≪ ≪ ノノノノ ≪ ≪
ノノ∵ノノ: ≪ ≪ ノノ∵ノノ シワシワ ≪ ≪
Y人Y ≪ ≪ Y人Y ≪ ≪
从 ≪ ≪ 从 ≪ ≪
?<=@=フ ≪ ? <=@=フ ≪ ≪
(Д´;) ≪ <=@=フ (;`Д)? ≪ ≪
(=Y -) (;`Д) ( -Y -) ≪ ≪
≪ |=◎=| ( =Y -) |=◎=| ≪ ≪
≪ (_)`J |=◎=| (__)_) ≪ ≪
≪ ≪ (__)_) ≪ ≪
≪ ≪ ノノノ≪ ≪
≪ ≪ノノ: γ ̄ ̄ ̄ヽ ノノ≪ノノ ≪
≪ ≪ Y人Y ( 砕けろ ) ≪人Y ≪
≪ ≪ 从 ヽ__ノ γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ≪ 从≪
≪ ≪ (『スティング』)≪ ≪
≪ ≪ ヽ______ノ ≪
- 569: act95 2012/1/7(Sau) 00:00
-
从从从从 从从从从
从从从从从 , ,、 /@ @\ 从从从从从从
从从从从 // ヽ \ / | | \ 从从从从从从
从从从 / 〈_ 〉 ヽ / ヽ / \ 从从从从从
从从从 l / V ヽ | / / /|\ \ 从从从
|i| | 〈 〃 ω 〉 | / | V レ | \ |i|
|i| | ヽ⊃ψ/ | / 丶|≡⊂ノ \ |i|
|i| | / | |ヽ | |/ / /ヽ \| |i|
\ / | │ ヽ / |/ / 人 ヽ \|
/ | │ ヽ |/ ノ_( ヽヽ V\|\|
〜〜〜〜〜〜 ∠」 |_\ ザザーン
ノ ノ ノ パリーン( ヽ三三三三三三三三三三三 ノパリン( ヽ三三三三三
ノノ ノ ノ: ( ヽ三三三三三三三三三三三三三 ノ ノ ノ( ヽ三三三三三
Y 人Y ( ヽ三三三三三三三三三三三三三三 Y 人Y ( ヽ三三三三三
从 ( ヽ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三( ヽ三三三三三
<=@=フ! ! !<=@=フ γ ̄ ̄ ̄ヽ
(Д´;) <=@=フ (;`Д) ( 流れろ!) γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
(=Y -) (;`Д) ( -Y -) ヽ___ノ ( 『レインマン』 )
|=◎=| ( =Y -) |=◎=| ヽ______ノ
(_)`J |=◎=| (__)_)
(__)_) ザザーン
ノノノ ノノ ( ヽ三三三三三三三三三三三三三 ノノノノ 三三三三三三三三三三三三
ノノ ノノ: ( ヽ三三三三三三三三三三三三三 ノノ ノノ三三三三三三三三三三三三三
Y Y パリン ( ヽ三三三三三三三三三三三三Y Y パリン 三三三三三三三三三
从 ( ヽ三三三三( ヽ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
- 569: act96 2012/1/7(Sau) 00:00
-
从从从从 从从从从
从从从从从 , ,、 /@ @\ 从从从从从从
从从从从 // ヽ \ / | | \ 从从从从从从
从从从 / 〈_ 〉 ヽ / ヽ / \ 从从从从从
从从从 l / V ヽ | ∧ ∧ / / /|\ \ 从从从
|i| | 〈 〃 ω 〉 | (∀・ ) / | V レ | \ |i|
|i| | ヽ⊃ψ/ | (|:|[) / 丶|≡⊂ノ \ |i|
|i| | / | |ヽ | ノ|:|_ゝ |/ / /ヽ \| |i|
\ / | │ ヽ / |/ / 人 ヽ \|
/ | │ ヽ |/ ノ_( ヽヽ V\|\| ∧_∧
〜〜〜〜〜〜 ∠」 |_\ (<_` )
> ⌒ヽ
/ へ \
/ / / /
/ ノ/ /
<=@=フ! <=@=フ / /(_/~
(Д´;) <=@=フ (;`Д)! / /|
(=Y -) (;`Д)! ( -Y -) ( ( |
|=◎=| ( =Y -) |=◎=| | |、 \
(_)`J |=◎=| (__)_) | / \ ⌒l
(__)_) | | ) /
__ ノ ) し'
_<___>_ (_/ミ
| ( -Д)
||つ )
||| |
||| |
,,,,,∪ ∪
∧_∧
(<_` ) 国に裏切られたこの俺が国に手を貸すとはな。
- 569: act97 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃『アンジェリカ掃討戦』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
彡 _ i バチッ!
彡 __ ノ ) -i-
彡 ∧_∧ _ // i
バチッ! i ,--、 (<_` ) __/ / 彡 ____
-i- (iii ̄ ̄ ̄ ̄⌒ ⌒ / 彡 ____
i  ̄ ̄ ̄ ̄| ノー―" 彡
| / _  ̄ ̄____ __
| |_ ___ _<___>_
/ `  ̄丶 (-Дl⊆⊇___
∧ ∧ ド ン ! / _ノー―-( // (⊃σ/――――'
(∀・ ) / // | // | |
(|:|[) (⌒;ヽ/ // (ヽ:)| /_ (ヽ:) | |
ノ|:|_ゝ (´\从(⌒)人ヽ) (从 (__)从从 ∪ ∪
从从从 从从从 从从从 从从从
从从从从从 从从从 从从从从从 从从从从从
从从从从从 从从从从 从从从从从 从从从从从
从从从从从 从从从 从从从从从 从从从从
从从从 从从从 ( \)彡⊃⊂ミ(/ ) ( \)彡⊃⊂ミ(/ ) 从从从从 从从从从
|i| |i| \\) ノ人 (// \\) ノ人 (// |i| |i|
|i| |i| \)ノ人ヽ(/ \)ノ人ヽ(/ |i| |i|
=============||| |||===============
@|i| @ |i|@ @ ||| ||| @ @ |i|@ @|i| @
_|__|__|__|__||| |||_|__|__|__|__|_
 ̄ |  ̄ |  ̄ |  ̄ | ||| |||| ̄ |  ̄ |  ̄ |  ̄ | |
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ||| ||| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌―────────────────────────────────────―┐
しかし、間もなく遊兵として作戦に参加していた『アンダー・サーベイ』によって、
アンジェリカは制圧された。
これにより、避難区域は確保された。
この小規模だが意義ある戦いによって、彼らは裏の世界から初めて表舞台に立った。
今夜の作戦の始まりの地アンジェリカで彼らは新しいスタートを切った。
└───────────────―――───────────────────―┘
〃ノ^ヾ
「「リ´ール ドクトリン・・・!
三三三ミ
(;●ー) ・・・
- 569: act98 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏Location━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「PIZA広場巨大テレビジョン前」 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━┓
┌──┐┃┌───────┐┃┌───┐
│\800│┃│LIVE;;;;;;;;;;│┃│TRUTH?│
│////├┨│;;;;;;/|丶∧/|│┠┤ГГГ│ _ノノ
├──┤┃│ \\((|_|_|))|┃│ГГГ│ (/~\ノ
├──┤┃│;\\6 ロ-)_│┠┤ГГГ│ (Д` )
│гг│┃│\ \ ヽ −ノ/│┃│ГГГ│ ( )
│гг│┃└───────┘┃│ГГГ│ !! ∧_∧ / /〉 〉
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧∧∧ (`∀´ )(__)(__) 。。。
/(Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )゚Д)゚Д) ゚Д) ゚Д)!(⌒) (⌒)) ∧巛∧
/∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ | | |(゚ω゚= ミ
/(Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )Д゚ )゚Д゚)゚Д゚) ゚Д) ゚Д) ゚Д) (_(__)( つ'
//| || || || || || || || || || || |\\ (_(_)。。。。
※旧モナディアンエンジェルス
┌―────────────────────────────────────―┐
避難地域では、避難してきたギコ市民に対して、
ボランティアに訪れる若者たちが早くも集まってきていた。
その時点では誰も分からないことだったが、新しい何かの芽生えは訪れていた。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act99 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
だが、ここが転換点だった。
攻勢を支えきれず、各々の部隊は敗退・撤退していく。。。
└───────────────―――───────────────────―┘
┏TIME━━━┓
┃21:00┃
┗━━━━━┛
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第五市街区:カメラート・クート┃┃□□┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃□□┃
┃■□┃
┃××┃
┗━━┛
;.;. *;.;. *;.;. *∴;.;.* ∵/ / ;.;. *∵∴∴∵∴∵ _______________∴∴∵∴∵∴∴
Y人Y*Y人Y*Y人Y∴* :,∵,: / /* :,∵,: *∴∴∵∴∵/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/|∴∴∵∴∵∴∴
∴从从从从从从∴∵ Y人Y*/ /∴ Y人Y *Y人Y**∴ /イ イ/ |∴∴∵∴∵∴∴∵
∴∴∵∴∵∴∴∵∴ 从/ *Y人Y* Y人Y**Y人Y* Y人Y*∴∴从 ∴/イ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬イ/ |∴∴∴∴∴∴∵/
;.;. *;.;. *;.;. * / *Y人Y* Y人Y*/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄┌──────────────┐ |∴∴∴∴∴∴/
Y人Y*Y人Y*Y人Y*Y* / 从 从 / / |(株)ハシ袋製造ヌマタ m9('-')| |∴∴∴∴∴/
Y人Y*Y人Y*Y人Y*Yへ へ / / |_品質第一___世界へハバタケ!| |∴∴∴∴/
∴从从从从从从へ\\ // | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└──────────────┘ |∴∴∴/
∴∴∵∴∴∴/\\\// ;.;.| _ _ || _ _ || 水もはじく! | |∴∴/
* ;.;. * * ;.*\\/\ :,∵,:| |_|_| || |_|_| || | ̄| ̄| | |∴/
:,∵,:*:, *:,∵,/\\\> /Y人Y| |_|_| || |_|_| || | ̄| ̄| |三王三| | |/
Y人Y*Y人Y*Y人/</ \> /∵ 从 | __ ||γ_5⊥ ||  ̄  ̄ |三王三| | /
从 从 从 /∵∵∴∵|__γ_5⊥__||(Д゚ )___||_______| |____|_/
;.;. * ;.;. * ;. * ,へ へ (Д゚ )===二て ノ )
:,∵,:*:, * :,∵,:* へ\\ //==二て ノ ) | | __
Y人Y*Y人Y* Y人Y* \\\// \ ヽ〜 U U γ_5⊥
从 从 从 へ \\ へ __U_⊃ _ (Д゚ )
へ \\ // γ_5⊥ γ_5⊥==て )
;.;. * ;.;. * ;. * \\\// (゚Д゚ ) (Д゚ ) | |〜
:,∵,:*:, * :,∵,:* \\/\ ===二て ノ ☆) ===二て ノ ) U U
Y人Y*Y人Y* Y人Y* /\\\> | |〜 | |〜
从 从 从 </ \> U U U U
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∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∴シャバル・ ∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
ハートウェイ中佐
__
γ_5⊥
(Д゚;) 押されています。
て ) 撤退しますか。
__
γ_5⊥
(Д゚ ) 死守命令は出ていない。撤退しても構わないが・・・
て ☆)
だが、ここで稼ぐ一分一秒が、市民を守ることに繋がる!
__
γ_5⊥
( ゚Д)∩ii
て ☆)ノ ギコ猫魂見せてやろうじゃないか。
俺達は英雄ガッツクートの子孫だ!
- 569: act100 2012/1/7(Sau) 00:00
-
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___ ∴ 。
γ__| _,,, ..* ;:・,,_ ビシュッ
= /」゚Д) γ__・∵∴
/5つ≠∩ヨ===┯ = /」Д∵:
/~'/_,つ  ̄ ̄ /5つ≠∩ヨ===┯
(ミ/' ___ = /~'/_,,つ
γ__⊥ (ミ/'
wWmM /」゚Д゚)
/5つ≠∩ヨ===┯
/~'/_,,つ  ̄ ̄ __
(ミ/' wWmMw ___γ___⊥
(_[_⌒5つ*Д;:;:・
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シャバル第五連隊は、三倍もの敵を相手にし、粘り強く戦い、
連隊長以下多数の死傷者を出し、壊滅した。
└───────────────―――───────────────────―┘
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
( #;゚Д) シャバル・ハートウェイ中佐戦死。惜しい男でした。。
カメラート・クート地区担当、第五連隊は壊滅。
残兵を収容し、戦線を下げます。
∧仝∧
(川 ´;) 粘りすぎだ。今は一兵でも惜しいのに。
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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★☆ ☆ P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__________<==>
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[5]カメラート・クート [6]ゴルア ○○ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
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→→→→★ | | アンジェリカ
→→→→→→→★ →→→☆☆☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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- 569: act101 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃21:05┃
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┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第一市街区:エレファンバイン ┃┃■□┃
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\\ ゴ
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\ \ \ \ 中佐!あぶない!
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|  ̄ ̄| | | /(y) )つ |  ̄ ̄| | |
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- 569: act102 2012/1/7(Sau) 00:00
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エレファンバイン高射砲塔では、最前線で指揮を取っていた
ローザライン・アハト・アハト中佐に流れ弾が当った。彼女の肉体は四散した。
彼女の物語はここで終わった。
以下、高射砲塔は精神的な支えを失い、あっという間に抵抗力を失った。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act103 2012/1/7(Sau) 00:00
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/ノ 0ヽ
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(#;゚Д゚) エレファンバイン高射砲塔陥落!
ローザライン・アハト・アハト中佐戦死!軍の至宝が・・・。
首都の守りの要が崩れました。
戦線を下げるしかありません。
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ [HQ]☆☆ | | _ ___ ラスターマイル ∧
★☆ ☆ ○ ○P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__________<==>
○ ○ ^i^i^i^i ||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
→→→→→→→→★ ☆ | | アンジェリカ
→→→→→→→→→→→★ ☆☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→→→→★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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- 569: act104 2012/1/7(Sau) 00:00
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┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第二市街区:ノルメルブルグ ┃┃×■┃
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とある殺人鬼の生家も飲み込まれていく。
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| ̄同 ̄同 ̄| |=|+||+||+|| |[]_[]_| /二二ニ,ハ /=‐::::::∧ ]皿皿[
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┌―────────────────────────────────────―┐
美しき街並みノルメルブルグが浸食されていく。
この歴史ある街を再建するにはどれだけの時間がかかるのだろうか。
積み重なった時間と同じだけの時間がかかるのだろうか。
二度と戻らないのだろうか。
└───────────────―――───────────────────―┘
__r───‐、 「 ̄|____________「 ̄| , ───ー_
| | -、, -、 |ヽ n | |n '| -、, -、 | |
| | |王| |王| |:| u | | u || |王| |王| | |
| | |土| |土| |:| n |三三三三三三三三三三| n || |土| |土| | |
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| | |王| |王| |:| n| ,- 、 ,- 、 ,- 、 |n || |王| |王| | |
| | |土| |土| |:| u| ム二ハ ム二ハ. ム二ハ |u || |土| |土| | |
| | | |:| n||土土| |土土| |土土||n || | | |
| | |王| |王| |:| u|| | | | | ||u || |王| |王| | |
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;.;.;.;.ミ爻メ爻爻ミ_' |_|__|_|__L!_Ll_|_||_|_|_|_|_ヽ.|___x爻ミXx爻
;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;..;.;.´ `< 爻彡ミ爻ミ
;.;.;.;.;.;.ミ爻彡ミ>'´ <爻ミ彡彡爻
;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
┌―────────────────────────────────────―┐
もう避難民はノルメルブルグに残っていないはずだったが、
最長老の美術館の館長は街といっしょに飲み込まれた。
復興の為に、街の設計図を金庫から、取りに行ったらしい。
作戦後、探索すると金庫の中身はすでに失われていた。
残すべきなのは、彼の頭の中の古い街並みだったのかもしれない。
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- 569: act105 2012/1/7(Sau) 00:00
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[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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→→→→→→→→→ ★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→★ → ☆ [HQ]| | _ ___ ラスターマイル ∧
→→→★ →→☆☆ P| |Pγ ヽ|○○ |ガッツクート__________<==>
→→→★ → ☆ ○○ ^i^i^i^i ○||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ☆☆☆ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
→→→→→→→→★ ☆ | | アンジェリカ
→→→→→→→→→→→★ ☆☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→→→→★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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- 569: act106 2012/1/7(Sau) 00:00
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┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第三市街区:イミグラ・カブル ┃┃××┃
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┃×□┃
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___________ / ☆ / |∴∵∴∵∴∵∴∵/
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/ \ /\ |∧ ∧ 、〃 、 、〃 、 ∧ ∧ │ |∴∵∴∵∴∵/
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|└ ※;;;;;※R=GICO!┌──┘ |∴∵∴/
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| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| | |∴/
| | ̄| ̄| || | ̄| ̄| || | ̄| ̄| |三王三| | |/
|  ̄  ̄ ||  ̄  ̄ ||  ̄  ̄ |三王三| | /
∵∵∴| || || | |___ |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧
∧ ∧ (;・Д)
(ш゚;)┏━━ ( つ
/ つ | | |
(_∪) (_(__)
;.;.
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∴∴∵ ;.;. ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵ ;.;. ∴∵∴∴ ∴ Y人Y ∴∴
∴∴ :,∵,:∵∴:,∵,:∴∵ ;.;. ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵ :,∵,: ∴∵∴∴∴;;从;;∴
∴∴∵ Y人Y ∵∴∵∴∵∴ :,∵,: ∵∴∵∴∵∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵ Y人Y ∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵
∴∴∵ 从 ∴∵∴∵∴∵∴ Y人Y ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ 从 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
∧ ∧
(;゚ш) よし、避難したな。わしらもモナギコブブリッジから避難するぞ。
∧_∧
(Д・;) 僕も戦いたいです。
∧ ∧
(;゚ш) 人には為すべきことと為さざるべきことがある。
ここは引くんじゃ。
オー
∩ ∩ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(゚Д゚ `) (・Д・ `) (冊 `) △ (゚Д゚ `)つ
⊂ ⊂ヽ ( つ ( つ| ( )
| | | | | | | | | | | |
┌―────────────────────────────────────―┐
イミグラ・カブルで急遽、集った自警団は、勇戦したが、
まともな装備も用意できず、多数の死傷者を出した。
その勇気は喝采を浴び、みなは彼らは賛美したが、それだけで、
自ら志願したものとして補償の対象とはならなかった。
『なぜ、勇気を示したのに償われないのか?』と遺族から不満が噴出し、
これも大きな問題として残っていく。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act107 2012/1/7(Sau) 00:00
-
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
皿→→→→→→→→→→→ | | ____________________
→→→→→→→→→↓↓ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→ ★★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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→→→→→→→★ ☆☆○ ○P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__________<==>
→→→→→→→★ ○ ○ ^i^i^i^i ||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
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→→→→→→→→→→★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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- 569: act108 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃21:10┃
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┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第六市街区:ゴルア ┃┃××┃
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┃ゴルア高原撤退戦 ┃
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wWwWwvVWwwWwwVWVwMwwWwWwvVWwwWwwVWVwMwwWwWwwWwwWwwWwWww
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__
__ γ_6⊥ __
/ ̄ ̄ ̄~\ γ_6⊥ (Д゚ ) γ_6⊥ タロナーク・スズキ中佐
;.;. * / ┌ \ (Д゚ )==二て ノ ) (Д゚;)
* :,∵,: / ===二て ノ ) | |〜 ( ☆)
Y人Y / ┌ \ | |〜 U U | |
从 / ┌ \U U U U。。。
wWwWwvVWwwWwwVWVwMwwWwWwvVWwwWwwVWVwMwwWWwVWVwMwwWWwVWVwMwM
__
γ_6⊥
(Д゚;) 陣地を下がるぞ。
__
γ_6⊥ エッ
( ゚Д) しかし!?
__
γ_6⊥
(Д゚;) こんなところで兵を無駄死にさせてたまるか。
ジャスミン・ハイムが最後の陣地だ。
まともな司令部ならそう判断するだろうよ。
┌―────────────────────────────────────―┐
純軍事的に正しい判断だったが越権行為だったとして
作戦終了後、タロナーク中佐は批判を受ける。
└───────────────―――───────────────────―┘
_____|| | | | | ||_____
| | || ┌─―─| | | |─――┐ || | |
| | || ├―┬―| i-∩┐┌∩-i |―┬―┤ || | |
| | || | | |二二二二二二二| | | || | |
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/ /| |_ γ___⊥ _| |\ \
/____/ | ( ) | \____\
| | | ┌―-( ) ―┐ | | |
| | / ├―-| |-―┤ \ | |
| | | |
| ∪ ∪ |
┌―────────────────────────────────────―┐
そればかりでなく、探索したにも関わらず、避難民が数人残っていたのが問題となり、
裁判にかけられ、十年の懲役刑を受けることになった。
その後、なにを言っても言い訳になると、
彼は黙して語らなかった。
部下との手紙にもその件に関して触れられていない。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act109 2012/1/7(Sau) 00:00
-
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
皿→→→→→→→→→→→ | | ____________________
→→→→→→→→→↓↓ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→ ★★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→★ [HQ]| | _ ___ ラスターマイル ∧
→→→→→→→★ ☆☆○ ○P| |Pγ ヽ|P |ガッツクート__________<==>
→→→→→→→★ ○ ○ ^i^i^i^i ||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
→→→→→→→→★ ☆ | | アンジェリカ
→→→→→→→→→→→★ ☆☆ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
→→→→→→→→→→★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ ∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡||∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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/ノ 0ヽ
_|___|_
(#;゚Д゚) 戦線を撤退し、ジャスミン・ハイムまで下がり、
つ 残余舞台は連携して収容陣地を作り、そこを最終防衛ラインとせよ。
∧仝∧
(川 ´;) 次から次に。早過ぎる。
戦線を縮小すれば、兵は密となり、守り易くなるはずだ。
そこがギコ地区最後の砦だ。
食い縛れよ。
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
皿 | | ____________________
| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴★★★∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ☆☆ | | _ ___ ラスターマイル ∧
★ ☆[HQ] P| |Pγ ヽ| |ガッツクート__________<==>
★ ☆ ○○ ^i^i^i^i○○||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ☆ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
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★ ☆☆ | | アンジェリカ
★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
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- 569: act110 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃21:15┃
┗━━━━━┛
┏Location━━━━━━━━━━━┓┏Area┓
┃第四市街区:ジャスミン・ハイム┃┃××┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛┃×■┃
┃××┃
┃××┃
┗━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ジャスミン・ハイム包囲戦 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
|こんな急ごしらえの陣地でどこまで耐えられるんだ。 |
\___ ___________________/
\|
__ __ __
γ_4⊥ γ_4⊥ γ_4⊥
(゚Д゚;) (゚Д゚;) (゚Д゚;)
===二て ノ ===二て ノ ===二て ノ
| |〜 | |〜 | |〜
U U U U U U
_ _ _
___γ_ヽ ___γ_ヽ ___γ_ヽ
〇_))_)_) ̄~ヽ_ 〇_))_)_) ̄~ヽ_ 〇_))_)_) ̄~ヽ_
// ̄ ̄ ̄ ̄\\ // ̄ ̄ ̄ ̄\\ // ̄ ̄ ̄ ̄\\
|__|γγ γγ| | |__|γγ γγ| | |__|γγ γγ| |
(三(§册册册§)三) (三(§册册册§)三) (三(§册册册§)三)
|=|――――――|=| |=|――――――|=| |=|――――――|=|
~ ~ ~ ~ ~ ~
―*――*―□―*――*―□―*――*―□―*――*―□―*――*―□―*――*―□―*――*―
――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*
―*――*―||―*――*―||―*――*―||―*――*―||―*――*―||―*――*―||―*――*―
――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*||――*――*
;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;.
:,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,:
ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y
|| 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从
;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;.
:,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,:
ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y
|| 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从
;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;. ;.;.
:,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,: :,∵,:
ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y ii Y人Y
|| 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从 || 从
- 569: act111 2012/1/7(Sau) 00:00
-
├─┤
|| ◎ ||
___┬┬┬┬┬┬┬|| == ||┬┬┬┬┬┬┬_
|二二二二二二二二|| 田 ||二二二二二二二二|
| 田 田 || 田 田 || || || 田 田 || 田 田 |
|――――――――|| 田 ||――――――――|
| ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ || ||  ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||
:(:::)| 田 田 || 田 田 ||=||=|| 田 田 || 田 田||::(::)::):::
:::|| |――――――――|| 田 ||――――――――|:::||::||:::
┌―────────────────────────────────────―┐
司令部のあるジャスミン・ハイムにて、史上最大の攻囲戦が展開された。
ギコ地区、首都防衛軍『最後の戦い』である。
ここの守りが突破されれば、被害はモナー地区全土に及ぶ。
└───────────────―――───────────────────―┘
第一、第五、第八連隊長は戦死された。
これほどの将官を失わせたことを指揮官として恥じる!
もう後が無い。
残った我らで戦おう!!君らの命、貸してくれ!
__
/ノ0ヽ
_|___|_ __ __
(; ゚Д) γ_2⊥ γ_3⊥
/ (y))つ (―´ ) (Д゚ )
|=☆=| ( (y) ) ( (y) )
∪⌒∪ 第二連隊長 第三連隊長
マゴン ロッソー
__ __
γ_6⊥ γ_7⊥
(Д゚; ) (ДT )
/ (y) ) / (y) )
第六連隊長 第七連隊長
タロナーク シノゲ―ル
∧ ∧
(・ω・´)
∧ ∧ __∧ ∧)
( `・ω) ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ω・´ )
| つ、_ Σ ⊂
∧ ∧ゝ -/ / / _─\ノ
( `・ω)/_  ̄ \ \∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| つ/ / ⊂(ω・`;)< 兵士が悪夢にうなされております!
ゝ/  ̄= o ⊂二ノ ) \________________
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
__
/ノ 0ヽ
_|___|_
( #;゚Д) 景気のいい報告は無いのか。
- 569: act112 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
ジャスミン私立小学校は臨時の野戦病院となった。
└───────────────―――───────────────────―┘
|::| /| /
|::| |/ /
|::| /
________ ________ |::| /:::
|| __ || || __ || |::| ./:::
||γ1_⊥ || ||/γ4_⊥ || |::| ./:::
/ (´Д`ノ __)||__ / (-Д-; )____||_|::| /:::
/`⌒⊂[l´ )ヽ / || /`⌒⊂[l´ )ヽ / || |::| ./::: ___
/ ⌒⌒ヽ, ´/ / / ⌒⌒ヽ, ´/ / |::l /::: [___]
|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||/ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||/ |::| /::: (Д・ 川
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ |::l ./::: ( つ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |::l /::: | | |
|::| /::: (_(__)
|_l,/::: :;;;;;;;::
/ /
/ /
/ /
┌―────────────────────────────────────―┐
ビアンカ・ウェルウイッチアは船の事故から人を救おうと医者になったが
あまりの治療の難しい患者相手に絶望することになった。
└───────────────―――───────────────────―┘
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐ ̄ ―‐―― ___ ̄ ̄――― ___
―― ̄ ̄__ - ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――
__―_ __
_γ_3⊥
(゚Д゚;|) うわ!!?
┯==E∩≠J? ∴ 。
~ )/ )〜 __ ..* ;:・
し´J γ_6⊥< ∵∴・
__ べふ! (゚Д∵:ビシュッ ___―==
γ_3⊥ ⊂ ―‐―― _ _
\M (゚Д゚;|) うわああああ!  ̄―‐―― ___
= ┯==E∩≠J? ___――― =
__ ̄ ̄‐ /W ~ )/ )〜 ____――_━ ̄ ̄ ―
―===━ ── ̄― し´J__── ̄ ̄
―‐―
- 569: act113 2012/1/7(Sau) 00:00
-
___
/☆__/
/_ノ ∧_∧
(; ´д)
━━┓ ( つ
( ○(⌒)
(_)  ̄
┌―────────────────────────────────────―┐
不名誉だとして、あまり歴史で語られない話だが、脱走兵士が続出していた。
言葉のまるで通じない相手との戦いは、予想以上に神経をすり減らすものだったのだ。
倒せないHNの木は倒せないだけでなく 彼は与えた痛みを反射させるため、
まったく不気味で、彼らは多大なトラウマを遺した。
帰還兵士の間でPTSD患者が増大し、その後大きな社会問題と化すことになった。
└───────────────―――───────────────────―┘
___
/___⊥ ∧◎∧
_ ∠=√;´Д) (・∀・ ) _
| )( <V>)_ _( Ω/( |
| 丶┐ヽ ヽ ヽ | |/⌒/⌒/__ノ| |
| |(_)__)| (_(_)| | ※16話登場
┌―────────────────────────────────────―┐
この動乱後の精神病患者は25倍にも達し、翌年度の自殺者数は10倍にも達した。
カウンセラーのフランク氏は未知の病識への『想像力』の無さが彼らを追い詰める
要因となっていると指摘する。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act114 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
この『三月危機』・・・
『三・一九公都動乱』とも称される事件を物語るエピソードは多い。
全市民の共通体験であるため,ありとあらゆる記録が残り、後代に伝えられている。
それをここではすべて描ききれない。
└───────────────―――───────────────────―┘
∧_∧ クカー
___________ (−∀−) ___________
/ / / ⊂ つ / / /
__/__/__/__/(__ /_/ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌―────────────────────────────────────―┐
たとえば、ある男は、同じ時、酔っていて、偶然側溝に落ちて寝てしまった。
街が混乱している間、ずっと寝ていてなにが起こったのか知らなかったのだという。
〜「溝にハマった男」〜
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act115 2012/1/7(Sau) 00:00
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|⌒\_
|⌒\・\
____ 彡 ⌒ ̄⌒
|××××| ∧ ∧ 彡
|××× |( )
|××× |⊂
〜〜 |⌒\_
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〜〜 |⌒\_ ⌒ ̄⌒
〜〜 |⌒\・\
|⌒\_ ⌒ ̄⌒
〜〜 |⌒\・\
〜〜 ⌒ ̄⌒
∧ ∧ ∧ ∧
( ) ) きっと、あっちだ!
つ
┌―────────────────────────────────────―┐
ある男は避難する前に飼っていた鳩を離した。
道に迷った市民は、その鳩を勘で追い、その鳩が安全な区域にたまたま飛び込んで、
みんな誘導されて助かったのだという。〜「幸運を告げる伝書鳩」〜
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act116 2012/1/7(Sau) 00:00
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┘
\ ☆
| ☆
(⌒ ⌒ヽ /
\ (´⌒ ⌒ ⌒ヾ / ☆
(' ::⌒ )
アナタ! (´ )::: ) / __
∧ ∧_、 ☆─ (´⌒;: ::⌒`) :; ) |_⊥_
(*゚Д) ) (⌒:: :: (;;::)Д゚:⌒ ) ⊂⌒ (´・ω(;;;)
U( (U_つ / ( ゝヾ 丶 ソ ─ し' `J
┌―────────────────────────────────────―┐
ある若い夫婦の間を隔てるように爆発が起こった。
これはもうお互いだめだと思っていたが、二人は三日後、奇跡の再会を果たした。
このエピソードは、『72時間の別れ』として、小説化、映画化もされている。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act117 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
勿論、多くの悲劇があった。
農作物を見に行こうとして、襲われる市民は後を絶たなかった。
今まで丹精込めて作ってきたものに襲われるのは耐え難かっただろう。
送電線が切断され、市街の一部での情報が断たれ、
混乱をますます招くこととなった。
└───────────────―――───────────────────―┘
________________________________
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____ ΛΛ__________/ ;・ ヽ;)___________
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___ / ;:/ つ__________ V V___Λ Λ_________
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__________ .( ゚Д゚) _______/ : )〜________
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※逃げ遅れたギコ地区市民達
┌―────────────────────────────────────―┐
放送が繋がらなくて死んだ人々。地下壕。老人ホームの人びと・・・・
語りたがらない兵士は多かった。
『我々は多くの愚行を犯した。多くの人を助けらなかった。
それ以上なにか言う事があるのか?』
それを直視するのが困難だからこそ、こうした小話が持て囃されたのかもしれない。
人びとは辛い記憶を口当たりの良いエピソードとして、記憶しようとしたのだ。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act118 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
ある種の『温度差』とも言えるものが街を支配した。
CMT付近の市民にとっては惨状を間近に見ることが出来たが、
モナー地区の多くのものにとって、被害は
ギコ地区の惨事はテレビで見る映像に過ぎなかったのである。
反応は幾つかに分かれた。
└───────────────―――───────────────────―┘
___________
/|:┌──────┐:|
/ |:| |:| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|....|:| |:| | おい!そっち大丈夫なのかよ!?
|....|:| |:| \____ ___________
|....|:└──────┘:| ∨
\_| ┌────┐ | ∧∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∬ ( _) i
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_ つ[]
/ \ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/
 ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄
┌―────────────────┐
家族・友人・知人の安否を気遣う者。
└───────────────――┘
∧_∧
( Д )
_____(つ日_と)__
/ \ ___\
.<\※ \______|i\__ヽ
ヽ\ ※ ※ ※|ii|.=B|i.ヽ
\`ー──-.|\.|_◎_|_‐>
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄|
\|____|〜
┌―────────┐
事態を傍観する者。
└─────────┘
____________
| __________ |
| | | |
| | |> OFF | |
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (-∀- )しらねー
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
┌―────────―┐
考えるのを辞める者。
└──────────┘
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
\______ ____
∨ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ( Д ) < 〜〜〜!?
( Д ) ( ∧ ∧\______
( つ/ ̄ ̄ ̄ ̄(Д ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( / /⊂ )o < ・・・!
/_______//(__) \_____
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/
|| ||
_______
/ /||
/______/ ||
| | ||
┌―────────―┐
事態を語り合う者。
└──────────┘
___ ∧ ∧
__ ( Д)
__ / つ
__ / /
__ / ∪
∪
┌―────────────────―┐
いても立ってもいられず、街に出る者。
└──────────────────┘
- 569: act119 2012/1/7(Sau) 00:00
-
[二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]
|| \、 :.. ゚ ..:: :/ .||
|| ||:: ... . . ... .|| ||
|| ||'゙ .... . ... ...|| .||
|| ||.... :::... .... ..:|| .||
|| ||. .. . . . . .. . || :||
||====|| / ̄ ̄ ̄\ . ||====||
|| || /:::::::: \ || ||
|| || /::::::::::::: \ || ||
|| || |:::::::::::::::: | || ||
|| || \::::::::::::::/ || :||
|| / (⌒ :::::::::: ⌒ヽ \.:||
[ニ二二二| :::::::::::::: |ニニニニ]
┌―────────────────────────────────────―┐
一般人は、軍隊や警察に任せて見守るしかない。
実害というよりも、目に見えない『動揺』『感情の高ぶり』が街の空気を支配した。
└───────────────―――───────────────────―┘
- 569: act120 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┌―────────────────────────────────────―┐
そんな中である雰囲気が醸成される。
ギコ地区の市民が大量に避難してくるという報道がなされたとき、
多くの人間は歓迎的だったし、緊急時なら致し方ないことだと思ったが、
『大量にギコ族が避難してきたら混乱が起こるのではないか?』
これはむしろモナー市民にとって慎重で『保守的』な意見だった。
法律的な差別は撤廃されているとはいえ、
モナギコシティではこれまで両種族に別れて暮らしてきた。
『避難』という大移動が起これば、なんらかの混乱が起きるのではないか?
それはむしろ常識的な見解であったのかもしれない。
└───────────────―――───────────────────―┘
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
(; Д) ( 『混乱が起こるのではないか?』 )
( )
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
( もしかしたら『ギコ達が暴動が起こすんじゃないか?』 ) (Д ;)
( )
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
(; ∀) ( 『暴動が起きるかもしれない。』 )
( )
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
・
・
・
・
・
(; Д) (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒) (Д )
( ∀) ( 『暴動が起きるにちがいない!!』 ) (− ;)
(; Д) ( ) (0 ;)
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
- 569: act121 2012/1/7(Sau) 00:00
-
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . | | |__________|
| . | | |
| . | | |
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| | ̄|
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. │ │ | | | ̄ ̄ ̄ ̄|
. └─┘ | | | |
□ | ̄ ̄ ̄ ̄| | | | |
| | |_________| /| |____|
| | ! | |_______
| ̄ ̄| . |____| |/
|__| | ̄ ̄| □ | ̄ ̄| .
┌┐ |__| ̄ ̄| _|__|
└┘ ロ |___| ┌┐ |_|
|\ | ̄ ̄| └┘□
| | |__| □ | ̄|
\| .  ̄ ロ
□ /|
□ |/ □ /|
ロ □ ロ ロ . |/
ロ ロ □
・ ロ ロ □
. ・ ロ . ・ 。 . ロ
┌―───────────────────────────┐
不安・動揺・緊張・疑念・疑惑・不信・・・・
言葉が街を駆け巡っていった・・
それらは、急速にエスカレートしていき、
その膨大なエネルギーは出口を求めていた・・・。
└───────────────―――──────────┘
- 569: act122 2012/1/7(Sau) 00:00
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┌―────────────────────────────────────―┐
徐々に各隊は撤退し、包囲されるようになった。
HNの木は『倒せない』・・・根本的な対抗手段はない。
その原理を知っていればこうなることは予測が付いた。
このままでは為す術がないのは誰に目にも明らかだった。
└───────────────―――───────────────────―┘
[1]エレファンバイン [2]ノルメルブルグ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
皿 | | ____________________
| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[3]イミグラ・カブル [4]ジャスミン・ハイム | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴★★★∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★ ☆☆ | | _ ___ ラスターマイル ∧
★ ☆[HQ] P| |Pγ ヽ| |ガッツクート__________<==>
★ ☆ ○○ ^i^i^i^i○○||○○ |二二二β__△__凹____||
[5]カメラート・クート [6]ゴルア ☆ ^^^^^^^ヽ_ノ| | ハードラック コルホネン パンドラ CMT
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴☆∴∵∴∵| | PIZA  ̄ ̄ ̄ P P
★ ☆☆ | | アンジェリカ
★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
★★★ | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
[7]タタラーレン [8]ペト・エデン | | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
| | ____________________
| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
‡ | |
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵‡∵∴∵| | ГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГГ
- 569: act123 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃21:20┃
┗━━━━━┛
┌―───────────────────────―┐
その時、傍観していたように見えた博士が口を開いた。
└───────────────―――───────┘
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( =Y -)
/ [二|| | |発言してもいいですかな。| |=◎=|
==・---- \_ _________/ (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ \| 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (ー● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
〃ノ^ヾ |__⊂ ) ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
∧仝∧
(川 ´ ) その前に陛下。撮るのは構わんが全国に流すのはそろそろ止めてくれんかな。
今までは士気を上げ、国民を統制せんがための放送だったが、
ここからは本題に入ろう。
∧仝∧
(;‘Д) ・・・いいでしょう。放送を切ってください。
∧ ∧ OK!
((@;゚Д) 放送を中断します!
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| _______
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
|| |;;;;;;;;;;;;;;| ザッ
|| |;;;;;;;;;;;;;;| ザ ザ―・・・
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
三三三ミ
( ●−) ・・・率直に言います。
___________
三三三ミ / \
( ●−) < 現作戦は『無駄』です。 |
\___________/
∧仝∧
(川 ´ )!
∧仝∧
(;‘Д)!
( †)
- 569: act124 2012/1/7(Sau) 00:00
-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
現在流されている血の犠牲も、
これから積み上げられる骸の山もすべて無駄です。
悲劇も喜劇も惨劇も大活劇も何の意味もない。
友誼も忠義も勇気も愛国心も無駄となる。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/) 二二二二二二ヽヽヽ
///) 二二二二二二人\\\
/ /;=゙'/ / __ __ |
/ i:fr='"つ | /:::ヽ /:::ヽ
/ /:::::| |-(:::::)―(:::::)
/ i::::::二ニ⊃ | ヽ::ノ ヽ::ノ
/ ノ:::::::フ |  ̄ ム  ̄ |
イ「ト、:::::| | / ̄/ |
/ iトヾヽ_/ィ ヽ_  ̄ _ノ
/;;;ヽ\__//;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
我々は何一つ守れやしないのです。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
Λ_Λ 人
(;`Д) て
( :)
- 569: act125 2012/1/7(Sau) 00:00
-
<=@=フ
(Д´ ;) 大変です!モナー地区の国会議事堂が炎上していると報告がありました!
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃『国会議事堂”偽”炎上事件』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
n (( ) ))
/__\ (( ) ))
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,.;;:。 ;ソ ┴ ┴┴ ヒニ三三三三三三三ニヨ┴┴;、;l。';;;;;;;;;
_,,.-‐''";;;;;;;;/: : : : i : : :`゙、_';;;;;;;;;;;;;;;;;
┌―────────────────────────────────────――――┐
同時刻、モナー地区の国会議事堂が炎上したとの報告が為される。
実際はこれは誤報であり、本堂は無傷であり、近辺の茂みがボヤを犯したに過ぎないのだが、
デマが流れたことが、
ある種の街全体の雰囲気―――――その”予兆”を表す意味で重要だったのである。
└──────────―――─────―――───────────────────―┘
- 569: act126 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´;) モナー地区でも混乱は続いているな。
<=@=フ
(┻´;) 事態は予想以上に悪化しています。そして収拾のめどもつかない。
敵軍なら降伏することもできましょうが。だが自然現象相手では、その手段も使えません。
三三三ミ
( ●ー) もともと『ジャマロ』によって、この街の農業は発展し、工業も牽引してきた。
貴方が訓示した復興も”一時の繁栄”だったのですよ。
一夜で滅び去るのもまた一興です。
∧仝∧
(川 ´;) 高説はいい。
我々は全力を尽くし、可能な対策をするしかないのだ!!
HNの木相手では負けない戦いは出来るが、倒すことは出来ない。
最終的に事態を収拾するにはどうしたらいいのだ?
三三三ミ
( ●−) 追い払ったり、一時的に枯らしたりすることならできるかもしれない。
それも一晩経って日光を一斉に浴びれば、大惨事ですべては終わりです。
- 569: act127 2012/1/7(Sau) 00:00
-
=============================================
____________________________
/***** ******** ***\
/***** ******** ****\
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******* ****** **********
******* ****** **********
******* ****** ********
******* ***** ******** ゴオォォォォォ
****** ****;;;,,;サ, ********
****** _****__,;;,,キi ********* ゴオォォォォォ
****** /;****/|二/ ********
***,―、//\***; /~ヽ *******
***:○/|\\__//|:::ヽ******* ゴオォォォォォ
/:::※|\_\/_/|:::::ヽ********
/:::::::|※※__//|::::※:ヽ*****
/:::::::::※※__//::※::::::ヽ ゴオォォォォォ
/::::※::::|;; | | ※|:::::::::::ヽ
/:::::::::/;;_|_|_;;;\::::::::::ヽ ,;;;;;;;
//V ̄ ̄~|;┌-┘└-┐;;;|~~ ̄ ̄V\ヽ ,;;;;;;;;;;;; 从从/
从乂从从 _/,;;  ̄;;;;,, シューーー
___/ _;;________ \___ 从从从
从乂从从 / \[::] [::] [::]/ \ /二○:
从从从从从从乂从从从从从从从从从从从乂从从从从从从从从从从从乂从从从从从
=============================================
三三三ミ
( ●−) 結局のところ、地下で常に『記憶』が漏れ続けているのですから、
今、HNの木化しているのを「除去」しようと植物はずっとHNの木化し続けるわけです。
もうすぐ首都とこの近辺はあと数十年は人の住めない地区になるでしょう。
∧仝∧
(;‘Д) ・・・数十年。
三三三ミ
( ●ー) 数万年になるかもしれませんよ。
そうならないようにするなら植物をすべて焼き払い、
首都をもう一度焼け野原にでもするしかない。
三三三ミ
( ●∀) 政府機能を残したいならシェルターでも作って首脳陣だけ集めて引き籠もるのが最善です。
We'll Meet Again
”またお会いしましょう”と唄って、国民が死に絶えた後、出てくればいい。
∧仝∧
(川 ´ ) 笑えない冗談だ。我が軍と市民を死なすわけにはいかない。
今、口を開いたという事は、千分の一だとしても対策があるのだろう。
そのために博士、君に時間を与えた。
そう、君には金も時間も与えてきた。惜しみない協力をしてきたはずだ。
今こそその恩に報いるべきだと思うがね?
- 569: act128 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ
( ●−) 万の一つの可能性ですが。
∧仝∧
(川 ´;) なんでもいい。専門家の君の思い付きならそれ以上の策は無い。
友誼を結んだとは言えんかもしれんが、
私はいつだって君の仕事を信じてきたつもりだぞ!
////////////////////////////////////////////////
;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;∧仝∧ | ̄ ̄ ̄ ̄
___________;;;;;;( `川)_|====
;;;;;/( ) |____
;;;;/ | | |
;;∠_(__)_)
三三三ミ
「「(;●−)・・・
| |(┓ )
| |__ヽ ヽ
| エ__| | |
 ̄◎(__)_)
///////////////////////////////////////////////
三三三ミ
(;●−) 案なら一つだけあります。
あの死んでしまったジャマロ。これを直す手段はない。
ならば新たに別の『合流』させた生き物をその場に据えるしかありません。
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|
||
||
||
⊂ニ⊃
||
| |
ハーイ | | ハーイ
, , , , , , , , | | , , , , , , , ,
;∵; ;∵; ;∵; ;∵; | | ;∵; ;∵; ;∵; ;∵;
Y人Y Y人Y Y人Y Y人Y | | Y人Y Y人Y Y人Y Y人Y
__∴__∴__∴__∴__|___|__∴__∴__∴__∴___
\** ** ** || **** ** ** /
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\**\\** \** || **/_ **// /** ゴー
\**\\** ̄ ̄\** ||**_/ ̄ // /**
 ̄ ̄\\\**_\**|| /_**/// ̄ ̄** ゴー
 ̄\\\ ̄**||** ̄/// ̄**
 ̄\\**_土_**// ̄** ゴー
 ̄\<王>/ ̄
 ̄ ̄
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- 569: act129 2012/1/7(Sau) 00:00
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\ \\\ /|∧/|// / / / / ┌i i┐
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\\\ \\(ロ-@6/ / / /// | |
\\\ \ヽヒ− ノノ// /// | |
γ王ヽ({##}γ⌒γ王ヽi ┌―| |―┐
/ヽ王ノ/Y><YYヘ ++ヘ王ノ\ |_ _|
/ へ // fjY><Y/ > > \ \ |_] [二ニ二] [_|
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/ / /YY| (YYヽ |_ _|
/ | /yyyl iyyヽ |_] [二ニ二] [_|
// )yy/ ヽyyi |_ _|
/ーノ ゝー丶 |_] [二ニ二] [_|
`´ `ー´ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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\_______________________________
|_ ____ _|
三三三ミ
( ●−) あの『蝶』を倒すか無力化するかして、あの地下の場所に据えるのです。
木に竹を接ぐようにね。
それで、『ジャマロ』と同じ働きをするかは分かりません。
はっきりした理論があるわけでもない。
現実的にも上手くいくとは思えない。
荒唐無稽な案ですがね。
∧仝∧
(川 ´ ) ・・・それで、あの『蝶』をどう倒すのだ?
- 569: act130 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ
(;●−) それは・・・
∧_∧
(;`−) !
∧仝∧
(川 ´ ) 実はあの蝶を倒そうとすでに空戦部隊を動かしている。
∧_∧
(;`−) そんな!奴は軍隊では勝てない!
∧仝∧
(川 ´ ) この国の守備を任された者として最初から諦めることは許されない。
最善で無かろうが、あらゆる手を撃つ必要がある。
RAS空戦部隊に命令発動。
アタック・ザ・バタフライ
『あの蝶を撃て』
三三三ミ
( ●−) 『ラス』の名を冠する部隊か。。。
- 569: act131 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃21:30┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━━━┓
┃「決死の勅命」 ┃
┗━━━━━━━━┛
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( =Y -)
/ [二|| | |待ってください。作戦があります。| |=◎=|
==・---- \_ _____________/ (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ |/ 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (Д● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
〃ノ^ヾ |__⊂ ) ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
∧仝∧
(川 ´ ) なんだと!
∧仝∧
(;‘Д) 言ってみなさい!
( †)
- 569: act132 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧_∧
(;`−) まず、ヤツは火力といった通常の攻撃は通用しません。
あらゆる攻撃を防がれてしまう。
そして、どんな作戦も「蝶」に読まれてしまって意味が無い。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
/| /| /|
/|∧/|// / / / /
((|_|_|)/ / // //|
_(ロ-@6/\/ / ///
γ二 \ ヒ冊 ノノノ // /// 二ヽφ
( ( γ王ヽ({##}γ⌒γ王ヽi ) )
φヽ二 /ヽ王ノ/Y><YYヘ ++ヘ王ノ\ 二ノ
ピチュン\;;;; / へ // fjY><Y/ > > \ \
―――――――――――;;;; // / / // /|Y><Y\ / / \\\i
/;;;; i/ / / // / <YYYYYY(_)\\\\ i
ジュゥ\ ;;;; ///^ /YY|YY| \\\\i
――- γXX;;;; / / /YY/ \YY\  ̄ ̄ ̄
――- (XXXX;;; / / /YY| (YYヽ
――- ヽXX;;;; / | /yyyl iyyヽ
/ γ二二 // )yy/ ヽyyi
( (;; /ーノ ゝー丶
ヽ二二 `´ `ー´
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
怯ませることは出来るかもしれませんが、それで倒すことは出来ない。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
∧仝∧
(川 ´ ) うむ。
∧_∧
(;`−) それに、近付けば近付くほど『記憶』を読まれてしまうので攻撃することは難しくなる。
∧_∧ミ Ш
(;`−)Ж
つ三| そこで、このHNの木を使います。
これを持って近付く。HN木の自動ガードで、
『記憶』を読まれることは無くなるので、どうにか近付くことは出来るはずです。
これにはみなさんの援護が必要です。
∧仝∧
(川 ´ ) ふむ。
そうやって、近付くのを我等は火力で援護すればいのだな。
ヘリも手配させよう。
しかし、肝心の「倒す」のはどうするのだ?
∧_∧
(;`−) ヤツを倒す唯一の策があります。ランデヴー作戦の最後の策です。
おそらくこれがヤツを倒すたった一つの道です。
『HNの木はHNの木でしか倒せない』よって・・・
- 569: act133 2012/1/7(Sau) 00:00
-
===========================
ランデブー
僕がHNの木と『合体』して、ヤツを倒します!
===========================
/~ヽ /~ヽ
/ | / |
/ ヽ_____ |
/ ヽ
/ ○ \ ヽ
| |
| ○ ――|
| | _
ヽ 0 ノ γ ヽ
> < ノ) ヽ)
γ ヽノ ノ
| ノ
- 569: act134 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧ !
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ!
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)!
\// || ̄l ( =Y -)
/ [二|| | |=◎=|
==・---- (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ 三三三ミ ! <=@=フ!
[二|| | (;`Д) (Д● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ ! U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ ) < なんだと!?
( †) / /_/_△/ / ( ) \_______
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
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|\Π\
| \ \ ∩_∩!
\| ̄ ̄|(ー` )
! 〃ノ^ヾ |__⊂ ) ∧ ∧! (_- )!
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧! \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
∧ ∧
(Д゚"#;)おい、死ぬってことかよ!
∧_∧
(;`−) 殺人鬼と僕は『同類』。
『HNの木』と『合体』できる適性はある。
それは博士も言っていた事です。
そして、やつと同等となって、決着を付ける。
三三三ミ
(;●Д) うむ・・・。だがそれはつまり君は一度死ぬということなんだぞ。
分かっているのか。
∧_∧
(;`−) 夜明け前、いやヤツの能力が最大になる22時。
それまでにケリをつけるにはこれしかない。
- 569: act135 2012/1/7(Sau) 00:00
-
(_-#) いい加減にするんだ!
君は、自分を犠牲にすることばかり!
∧ ∧
(Д゚"# )いいか!確かに俺達は今まで命懸けで何度も戦ってきた!
けどな!
最初から死ぬって決まってる作戦なんてダメに決まってるだろ!
良くも悪くもおめーはネオむぎ茶に縛られ過ぎなんだよ。
(_-#)(僕が感じたのは失望だった。
こんなにまで言っても君は自己犠牲に殉じようとしている。
僕らの闘いは何だったの?)
(_-#) 僕は何度も君に憧れてきた。
君の勇気と決断に。だからこそここまで来れた。
どこまでは君は悩める君でしかなかった。
自分のやったこと、
過去に囚われないで!!!
∧_∧
(;`−) !
- 569: act136 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(;‘Д) いけません!それは死ぬのが前提の作戦ではないですか!
∧仝∧
(川 ´ ) 陛下こそ、ご自分が指導者であることを忘れておいではないか?
一人の命で、街全体が救われる。こんな割りの良い取引は無い。
∧仝∧
(;‘Д) !
∧仝∧
(川 ´ ) 指導者の仕事は聖堂の中で平和を祈ることではないのだよ。
戦火に立ち、友軍を効率的に死なせ被害を最小限に抑えることだ。
∧仝∧
(川 ´#) それとも国民感情が気になりますかな?
少年の命を犠牲にしたと?
∧仝∧
(川 ´#) 覚悟の伴わない政治家ほど『人心に問う』などと言う。
『自ら手を汚す』ことを嫌うのだ。
どうした、さうへ特攻の任務は下せないか。
ならば、私に命令させるか?
「死んでこい」と。
いいだろう、私は進んでそれを下すぞ。
∧仝∧
(; Д)(真にこの国のためになる決断をしなければ・・・
(つ†⊂) 私は・・・罪を背負う。)
∧仝∧
(;‘Д) 彼は、軍に属してはいない。貴方には命令する権利はありません。
∧仝∧
(川 ´ ) うむ。
- 569: act137 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧ ロイヤルサーヴァント
(;‘Д) さう、貴方を王宮勅任官と任命します。
┌―───────────────────―――――┐
公皇直属の勅令を受け取る時に、仮に与えられる地位。
市民権などの身分保障、死後の遺族補償等が附与される。
└──────────―――─────―――───―┘
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (∀・;)
\// || ̄l そして、命令します。 ( =Y -)
/ [二|| | あの『蝶』を倒すのです。 |=◎=|
==・----\ ______________ (_ (_)
|| ̄l。」L。 | / Λ_Λ 三三三ミ <=@=フ
[二|| | |/ (Д´;) (Д● ) (┻´;)
==・--- (: ) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ
(;‘Д) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
〃ノ^ヾ |__⊂ ) ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
∧ ∧
((@;゚Д)『勅命』が降りた。もうこの決定は公皇以外、覆せない。
∧仝∧
(川 ´ ) 命令を下した者も大問題となる。陛下にはその覚悟があるのだな。
┌―────────────────────────────────────――――┐
前線での特攻などではない、この作戦唯一の決死命令である。
└──────────―――─────―――───────────────────―┘
(-_-;) そんな!
- 569: act138 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) そのような決死作戦が必要な時は、ジエーンにやらせようと思って連れて来ていたが…。
君自身がケリを付けようとするとはな。
<=@=フ
(∀・;) えっ
∧仝∧
(川 ´ ) さう、よ。君の決死の覚悟は称賛に値する。
がっ、結局、同じことになったな、少年よ。
私は『モナギコブリッジ』の時、ネオむぎ茶一人の犠牲で、国民の不満を抑え、暴動を防ごうとした。
今また、君一人を犠牲にして、国を救おうとしている。
∧_∧
(;`−) 違うぞ!
あの時、お前は真相『隠そうとした』・・・
ネオむぎ茶に不満をぶつけることで、
人々の暴走を打ち消そうとした。
∧_∧
(;`Д) 俺はあんたの策謀も明かした。明らかになるべきことは明らかになっている。
そして、今は民衆は半狂乱に陥っていないなどない!
避難し、協力してくれている。
なにも変わっていないように見えて、進歩しているんだ!
- 569: act139 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(川 ´ ) 楽観的な見方だな。民衆はそうは急に変わらんよ。
∧仝∧
(川 ´ ) 貴様はあの時、『復讐、それよりも守らなければいけないものがある』と語っていた。
////////////////////////////////////////////
∬ ∬
∧仝∧
∧_∧ (`川 ´#)
( `−) /:(つ )\
///////////////////////////////////////////
∧仝∧
(川 ´ ) なにを『守れたか』・・・「結末」がすべてを語るだろう!
最大限、協力してやる!お前になにができるか見せてみろ!
- 569: act140 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ
(;●ー)(そうか・・・なるほど・・)
,―、 __|ニ:ニ| //
|:●二二二二|日\≡≡ //
 ̄ /~\\_\/ //
/:::|\\_ // / ̄ ̄\ Λ
人人人人人 /::::|\_\ // (((|_|_|))│)\
<おおおお!> /::::::|\\_ // (ロ-ロ 6|│) |
|/γγγγ /::::::::\\_ // ΛΛ- ヽ ∀ ノ│)/
三三三彡 /:::::::::|\ |;; // (。 。)ニ つ||
ミ(;#●Д) /:::::::::/\_|;; // ∧_∧ ∪∪| / /| |  ̄
(つ つ //V ̄ ̄~| ┌-┘ // (;`Д) |;|(__)(__)
−=≡Ξ人 γヽ _/ ̄ // =( :) |・|
−=≡Ξ(__人_ノ / // −=U ̄U ∪∪
私にとっての『ジャマロ』のように仇であり・・・・
| // / ̄ ̄\
| γi〜γi // (((|_|_|))
| (vVVヽノv) iii // (-ロ ;6)
| ゞ −Д) ミ三三三 || // ∧_∧ ヽー ノ
\(ii;;;i| (Д●;) // (;#`Д) / _)
|=@=|∪ ノ ) ドタッ // ( :ヽ ⊂_/ | _ )
ヽ⊃ ⊃ ⊂ノ(_(__) // ⊂ ̄⊂ヽ⊃ (_)―J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
『ラス』のようにかばわれた相手でもあり・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 // (;;;;;;;;;;;;;;;;;
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 // ・・・ヽД;;;ノ;;;;;;;;;
〜;;;;;;;;;;;;;;;;;; ┃ 〜〜 // (;;;;;;);;;;;;;;;'
〜;;;;;;;;;;;i三三ミ ・ ∧_∧ 〜 // ヽ;;;;;;;;;;;;;;;'
〜;;;;;;「「([]●Д) __ (Д× ) 三=− 〜 // ∧_∧ シュワーー
〜;;;;;;| |(┛ [:]つ|/―゜ ([:] ) 三=− 〜 // (;#`Д)
〜;;;;;;| |__ヽ ヽ | | |三=− 〜 // ( :ヽ
〜;;;;;;| エ__| | | (_(__) 〜〜// ⊂ ̄⊂ヽ⊃
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
『ファータイル』のように先に死なれた相手でもある…
三三三ミ
(;●ー)(そんなやつと決着を付けようというのか、少年よ。)
三三三ミ
(;●∀)(面白いぞ、少年よ。
今ようやく気付いたが、我々はよく似ている。)
- 569: act141 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|| _______
|| |;.;. 人Y ∧ ∧|
|| |,∵,:从 ( ゚Д|
|| |Y人Y キャー∧ ∧|
|| | 从 ( *゚Д)|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( =Y -)
/ [二|| | |私も連れて行け。| |=◎=|
==・---- \__ ____/ (_ (_)
|| ̄l。」L。 Λ_Λ \| 三三三ミ <=@=フ
[二|| | (;`Д) (∀● ) (┻´;)
==・--- ( :) ( ) (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ U ̄U | | |___|=◎=|_ Λ凸Λ!
!(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
〃ノ^ヾ ! |__⊂ ) ∧ ∧ (_- )
γ> >__ 「「リ´−ル∧ ∧ \|/ ||| (゚Д゚″) ( )
( −д);;/\ | |(つ;+>(,,゚−) (||) (_(_) | \ ∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ | |_ヽ::ヽ@_) UU__)
| | | | エ__| | |
|_____|/  ̄◎(ノJ
三三三ミ
(∀● ) 共にケジメを付けに行こう、少年。
私がヘリを運転する。君を運んでやる。
∧_∧
(;`−) モナレンジラブ博士。
いつも影で動き、自ら危険を犯すことのなかったあんたが、
決死作戦だと?
三三三ミ
(∀● ) 最後まで私の作ったモノを見届けたいのでね。
クラスター・ワン
私が産みの親であるし、あの蝶と同根の『能力』も持っている。
適任のはずだ。
Λ凸Λ
(川 ´ ) 博士も同行か。適任ではあるが、なにか変わったのか。
〃ノ^ヾ
リ´−ル フレンデル。あなたは・・・
- 569: act142 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃21:32┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「RAS空線部隊攻撃中止命令」 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
7 ̄「
/´ ̄ヽ、 / |
<<´ L ヽ / |
\ 、 ,-‐ヾヽ / |
\'γ´l ヽ 〉 / |
/⌒ヽヽ ` ー--、 ______ノ |
_∠ ____li、 」  ̄  ̄`ー、|]
_,-‐ニ´  ̄ ̄ ̄ ̄ _,--──'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¬、-、
_,――< l「 ::ヽ =___l_l__}____ ____
─<:::::) l|__ノ ─────---------------------`ー───'
ー─────┬┬─┬┬┬_´二二二_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\、「 ̄l ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
叮」 || `]] l|
》[ γ:< γL∧
((0)ヾ_ソ ____ ____ ヾヾ_ソ ___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__RAS⊥ ̄⊥__RASi ̄ ̄ ̄⊥__RASi ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∠=√´Д´) (`Д´i \ (`Д´i \
(i☆ii_] (i☆ii_] (i☆ii_]
|=@=| |=@=| |=@=|
(_(__) (_(__) (_(__)
┌―───────────────────────────────────────―┐
そして、一方でRAS空戦部隊への攻撃命令は中止された。
彼らは活躍の舞台を失って、悔しがったが、出撃していれば戦死は免れなかっただろう。
少なくとも彼らの犠牲は防がれたことになる。
└───────────────―――───────────────────────┘
- 569: act143 2012/1/7(Sau) 00:00
-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
バタバタバタ )))))
_____⊥ ___ _ ))))
 ̄ ̄ _干 ̄ ̄ ̄ ̄ _/ フフ
/|:□[] ̄ ̄ ̄ ̄_/ ̄ ))))
( ̄~| __// ̄ ̄
 ̄/ ̄\
______ ______
|. : . : . : |\ |. : . : . : |\
|. : . : . : | \ |. : . : . : |: |\
|. : . : . : | | ̄ ̄ ̄|. : . : . : |: | |\
|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
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|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
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|. : . : . : | |三三三|. : . : . : |: | | |
|. : . : . : | | _ _|. : . : . : |: | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|. : . : . : | |i i |. : . : . : |: | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'
|. : _: . : | |i\i\|. : . : . : |: |;;;;;;;;;;;;;;;;'
____________| | ̄| | |i\i\| | ̄|二|_____________________
____________| | | | |i______________________
____________| | | | |i______________________
______ /\/了__| | | | |i_∧_∧__________________
______/ ∠/_ >_| | | | |i(−´:)__________________
_____ (/ (,;゚−) |_|/ |_|i( )__________________
ι ⊃\ ┼| | |─―
(_)_) (_(__)
/\/了
/ ∠/_ >
(/ (,;゚−) 作戦は順調にいっているようです。
モナワード。少年達が心配のようですが、
今は我々の任務に集中しましょう。
∧_∧
(−´:) ああ、そうだな。我々にできることはそれぐらいだ。
( )
┼| | |─―
- 569: act144 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|. : _: . : | |i\i\|. : . : . : |: |;;;;;;;;;;;;;;;;'
____________| | ̄| | |i\i\| | ̄|二|_____________________
____________| | | | |i______________________
____________| | | | |i______________________
______ /\/了__| | | | |i_∧_∧?!________________
______/ ∠/_ >!? | | | |i(−´:)__________________
_____ (/ (゚−゚;) |_|/ |_|i( )__________________
ι ⊃\ ┼| | |─―
(_)_) (_(__)
∧_∧
(;´Д)
と 丿つ
===== 人 γヽ
=====(__人__ノ
∧_∧
(−´:) どうしたのだ?
( )
┼| | |─―
∧_∧
(;´Д) ここが総司令部なのだろう!?
と 丿つ 陛下と閣下にお伝えしたいことが!
- 569: act145 2012/1/7(Sau) 00:00
-
:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;
;;;;;::::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;::::::::::::::::_―――__ ::::::::::::::::::;;;;
;;;::::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::;;;;;;
;;;;::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::/ ヽ::::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;::::::::::::| |:::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;::::::::::::| |:::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;::::::::::::| |:::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::ヽ /.::::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::::::\ /:::::::::::::::::;;;;;
;;;;::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::::::::: ̄――― ̄::::::::::::::::::::;;;;;
;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
バタバタバタバタバタバタバタバタバタ
∩
=======[二]======= _ _
___||_____ / ///
___(ヘ)) = ) / //
___∠ _|二二二二((二二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \
/  ̄| || ∧仝∧  ̄ ̄\ / /\ \
/ | || (`llll ´) \ / / \ \
/ ̄ ̄ ̄へ_____| || /:(つ )\  ̄ ̄\ / /  ̄
/ / ヽ=======|| /:/| | |┳┳  ̄ ̄ /
| l==|| 三三三ミ/Monatrar┃┃ /
ヽ ヽ__ノゝ_ (;●−) ┻┻ _______ノ
ヘ_ ( つ _______/ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) )/ / ̄ ̄ ̄\ \________
/ /_) / \ \ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(_)/ / \ \ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
〃ノ^ヾ Λ_Λ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「「リ´−ル ∧ ∧ (−´;) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| |(つ;+> ∧ ∧ (;"゚Д) (: ) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| |_ヽ::ヽ (,,゚−) / | U ̄U \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄◎(ノJ 。。。@_) (__UU ( -_) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
_________ ( ) \;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ∪∪ \;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ \;;;;;;;;;;;;;
- 569: act146 2012/1/7(Sau) 00:00
-
三三三ミ ハァハァ
(;●−) 『ラスアル』やら彼らにとっちめられて、
( つ さすがに体にガタがきてるな。
∧ ∧
(;"゚Д)『公皇様』と『大統領』が協力して、
『モナレンジラブ』と一緒に、『ネオむぎ茶』を倒しに行く、か。
〃ノ^ヾ
「「リ´−ル ねぇ、フレンデル。なにか言いたいことはないの?
三三三ミ
(ー● ) 特にないな。
( つ
三三三ミ
(∀● ) 二十年前からの我が計画を完遂し、最後まで成り行きを見守ることができる。
( つ 私の人生に後悔などなにひとつ無いぞ。
〃ノ^ヾ
「「;´−ル バカだバカだと思ってたけど、あんたってホントにバカなのね。
三三三ミ
(ー● ) 私は恥じ入ることなどなにもない。
( つ もう策謀も必要ないから、知っていることすべて公表していいぞ。
〃ノ^ヾ
「「;´−ル 『アンダー・サーベイ』はどうするの?
三三三ミ
( ●∀) それはあいつら自身の人生だろう。
( つ ・
君も含めてな。
〃ノ^ヾ
「「リ´−ル(バカ・・・。)
- 569: act147 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧ ∧
(;"゚Д)なぁ、俺達も・・・
Λ_Λ
(−´;) ダメだ。これは俺の闘いだ!
∧ ∧
(,,゚−) ねぇ、お兄ちゃんを。
Λ_Λ
(−´;) ああ、分かってる。奴の望む決着を付けてやる。
( -_)ミ
( つ▽『聖杯』を。僕らも共に戦っているという証だ。
Λ_Λ
(−´;)
▽⊂: )
( -_) 僕には夢があるんだ。
僕は引き籠った後は、大学を出ようと思ったんだ。
∧ ∧
(;"゚Д)!?
Λ_Λ
(−´;) !
- 569: act148 2012/1/7(Sau) 00:00
-
//////////////////////////////////////////////////////////
いつも思っていた。今はいっしょにいるけど、
これからどうなるんだろうって。
//////////////////////////////////////////////////////////
∧ ∧ Zzz____/
(^Д^″) Λ_\□□ \ ___
| \ (-∀- /◇ \ | ◇| (-_-)・・・
/ ̄/(UU _) ( / || | (∩∩)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\ |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
//////////////////////////////////////////////////////////
僕らはいずれバラバラになるだろう。
でも十年後、
またどこかで僕らの冒険が語り合えたらいいなと思ってたんだ。
//////////////////////////////////////////////////////////
_
_|
_| ___
_| |◎< |
_| ||/) |
_|  ̄ ̄ ̄
|______________________\ ヽ ∧ ∧日
\ \(^шメ ) M
\ \ | = []
∧ ∧\ \ | = 0
Λ_Λ (Д^" ) \ \∧_∧= II
( ´∀)⊂ニ ) \ (・∀・ )
( :) ┌ /iつ \ \ )=
( -_) U ̄U ( / /━┳ \ ∇\ | =
( ) (_/ ┻ ━┳━\| \
∪∪ \ ┃ \ \
///////////////////////////////////////////////////////////
僕の小さな夢さ。
//////////////////////////////////////////////////////////
- 569: act149 2012/1/7(Sau) 00:00
-
( -_) 誓って。
生きて、十年後、今日のことを話せるようになるために。
過去を償うためではなく。。。。
今を過去にするために。。。。
未来のために、戦って。。
( -_) 生き延びる方法がどこかにあるはずだよ。
君ならできる。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
Λ_Λ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
∧ ∧ (−⊂ヽ) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(" ;Д) (: ) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ ,;| U ̄U \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(__UU ( /_) \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
( )
∪∪
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
//////////////////////////////////////////////////////////////
夜でお互いの顔がよく見えないのが嬉しかった。
よく見えたら、きっともっといろんな感情が溢れて動けなくなる。
/////////////////////////////////////////////////////////////
- 569: act150 2012/1/7(Sau) 00:00
-
|| _______
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
|| |;;;;;;;;;;;;;;|ザ―
|| |;;;;;;;;;;;;;;| ザ―
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ミ∧ ∧
__|| (Д゚;@)) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U
∧ ∧
(Д゚;@))『放送』はどうしましょうか?
現在、中止したままですが。
∧仝∧ !
(;‘−)
∧仝∧
(;‘Д) 士気を鼓舞する時期は過ぎました。
このリスクの高い作戦に、市民の生命も懸かっています。
街が混乱している中で、さらに人心を乱したくありません。
放送はしない、ままにおいて下さい。
∧ ∧
((@;゚Д) OK!
|| _______
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
|| |;;;;;;;;;;;;;;|
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| ∧ ∧
__|| ((@;゚Д) _T <=@=フ
//\|| ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ノ / 二つ[]  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/(−´ ;)
//\/|| / ̄/ ̄/ ̄/⊂ノ| / / ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ (=Y=)
//\//|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |=◎=|
//\// || U U (_ (_) <=@=フ
//\// (∀・;)
\// || ̄l ( =Y -)
/ [二|| | |=◎=|
==・---- (_ (_)
|| ̄l。」L。 <=@=フ
[二|| | (┻´;)
==・--- (=Y=)
。」L。 ∧仝∧ ___|=◎=|_ Λ凸Λ
!(;‘−) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄/ 川 ´ )・・・
( †) / /_/_△/ / ( )
| | |/ _ _ / | | |
(__)_) ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ (_(__)
\ /
__
|\Π\
| \ \ ∩_∩
\| ̄ ̄|(ー` )
|__⊂ )
γ> >__ \|/ |||
( −д);;/\ (||) (_(_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/
| | |
|_____|/
Λ凸Λ
(川 ´ )(兵器も効かぬ敵に、子ども一人と科学者一人か。)
∧仝∧
(川 ´ ) 陛下。 DEFRAG DRIVE BAY
念のため、『要塞デフラグ』の主砲ミサイル『ドライブベイ』で、
首都、CMTを狙っておくよう指示したいのだが。
┌―───────────────────────────────────────―┐
※大陸間弾道ミサイル(ICBM)
ドライブ ベイ
海洋の「対岸まで届く」の意。
└───────────────―――───────────────────────┘
- 569: act151 2012/1/7(Sau) 00:00
-
∧仝∧
(;‘Д) !
∧仝∧
(川 ´;) 最後の最後の策だ。
・・・
彼の作戦が失敗すれば、モナギコシティは終わりだ。
夜明けの前に、全市民をモナギコシティから緊急避難させる。
日の出とともに爆撃し、これ以上の被害の拡大を防ぐために、
街の上にあるものをすべて焼き払う。
この国を救うには、そうするしかないだろう。。。
自国を焦土と化して、
貴方が歴史上どんな『大統領』として評されることになるかは分からないが。
∧仝∧
(;‘−) ・・・許可します。
- 569: act152 2012/1/7(Sau) 00:00
-
┏TIME━━━┓
┃21:35┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━┓
┃「首都爆撃準備命令」 ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
......................................................................................
.............................._____________..............................
............................/△△△△△△△△△△△△△|.............................
........................../ △※△[凸]△|.............................
......................../ ++ 木木 △△ △△|.............................
....................../ 木木 △ ┌──────┐..................
..................../ △△△△ 品|要塞デフラグ|..................
....................| △─┐△△△ △ └─∨────┘..................
....................| △┗┓△△ △△△ #### \.....................
....................| ─ ─ ─ ─−(´∀`゚Д゚)━━┓#### ─|.....................
....................| △△△△ △△△ ┃ ### △|....┌──┐..........
....................| △ ┃ △ |....│√]│..........
....................| △ M┃∵∵∵ /.....└──┘..........
....................| △ Ψ∵┃∵∵□」.........................
....................| [凸] △ ∵┗━━/...........................
....................| △ ∵∵/.............................
....................\ △△ 仝 △ /................................
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- 569: act153 2012/1/7(Sau) 00:00
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┃対空防護要塞『デフラグ』DEFRAG ┃"Defence East FortRess Aerial Guard"
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- 569: act154 2012/1/7(Sau) 00:00
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:田:| i─i |;:::::;;,.| 田田 田田 田田 ||| □|□ |田田 田田|
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- 569: act155 2012/1/7(Sau) 00:00
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- 569: act156 2012/1/7(Sau) 00:00
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- 569: act157 2012/1/7(Sau) 00:00
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|| あの星に願いよ。あの星に住む人々に希望を。 ||
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,‐ュ . o  ̄
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γ´ ̄`ヽ __
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- 569: act158 2012/1/7(Sau) 00:00
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- 569: act159 2012/1/7(Sau) 00:00
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||\\ AA FANTASY
|| || ランデヴー編 第十四夜「ザ・シティ・オブ・ランデヴー」完
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||\\ (*゚ー゚) 第十五夜『最後の闘い』へ続く
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To Be Continued...
『最後の闘い』
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